「地方へ移住」は考えたことがありますか?

2015年10月時点の内閣府が統計したデータによると、「都内在住の方の、約50%弱の方が一度は地方への移住を検討したことがある」と答えています。

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出展:内閣府「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」結果概要

「一度は地方への移住を検討したことがある」と答えたことがある人のうち、約25%が具体的にいつ頃移住するか目途を立てているそう。

田舎出身か都内出身かで多少の違いはありますが、やはり田舎の魅力に興味を持っている人が年々増えてきているようですね。

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出展:内閣府「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」結果概要

以前は、50代~60代のセミリタイアした世代の移住率が大半を占めていたそうですが、今は30代~40代の働き盛りの世代の移住が増えているそうです。

  

では、実際に「検討している」状態の人はどんな理由で検討しているのでしょう?

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 出展:内閣府「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」結果概要

年代や性別によって理由は様々ですが。。

要は、上記の条件が満たせる見込みが十分に感じれれば移住に踏み出せれるということ。

 

UIターンしている人って増えてるの?

都会から生まれ故郷に戻ることを「Uターン」、都会から出身地とは縁のない地方に引越すことを「Iターン」といいますが、このUターンとIターンを実践して田舎暮らしを始める人が、ここ4年で3倍近くに増えているのです。

出展:http://www.athome.co.jp/vox/town/33478/

 

そこで、移住後の働き方をまとめました。

特に、山形県へ移住して「自分らしさ」を発揮している方の事例をまとめました。

 

県外で培った経験を「日本初・山形初」として持ち帰り創業

前職で培った「スキル」×「やまがた」=「やまがた初」として自身の仕事を確立し、移住に成功された佐竹さん。

▽詳しくはこちらの記事

https://mirailab.info/column/12295

チョコレートラボ

仕事を「探す」ではなく「作る」という観点

とはいえ、すべてご自身で準備したわけではなく創業支援のサポートもうまく活用して取引先を紹介してもらったそうです。

【参考】独立:フリーランスの記事:https://mirailab.info/column/work-type/freelance

 

 

 

地域おこし協力隊という働き方

地域おこし協力隊とは、都市住民など地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域力の維持・強化を図る活動です。(リンク:山形県の地域おこし協力隊

地域おこし協力隊になるきっかけは本当に様々。

「起業するなんてハードルが高い、、、でも地元を盛り上げたい」「こんな仕事あったなんて知らなかった、、面白そうだから移住しちゃった」など、都会の仕事では感じられないやりがいや楽しさを求めて始めた人や、地方の豊かさを無くさないために地域おこし協力隊になる方が多いようです。

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◯スーツ姿からゆるキャラに!笑 業務委託と副業をこなしてフリーランススキルを伸ばしている事例

▽詳しくはこちらの記事

山形朝日町着ぐるみをまとった楽しくおかしな活動の日々(現在は地域おこし協力隊の任期を終了し、起業されています)

 

◯「地域おこしも実は岡山へ行きたかった、待っていた山形」海外へのハードルがどんどん下がっていく中でこそ、日本の伝統文化に目を付けた事例 

▽詳しくはこちらの記事

メーカー勤務で海外志向から一転、地域おこし協力隊へ(現在は、任期を終了し、フリーランスとして活動されています)

 

地域おこし協力隊の記事:https://mirailab.info/column/work-type/revitalization

 

 

半農半X(エックス)でプチ起業

半農半Xとは、

「半農半X」というライフスタイルが、近年注目されています。これは、京都府綾部市在住の塩見直紀氏が1990年代半ば頃から提唱してきたライフスタイルで、自分や家族が食べる分の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は「X」、つまり自分のやりたいこと(ミッション)に費やすという生き方です。農のある暮らしをしながら、自分が大切だと思うこと、大好きな仕事をすることで、精神的に満たされるというこの半農半Xという暮らし方は、収入が減少しても心豊かな暮らしをしたいという人たちから共感を集めています。特に20代〜40代が関心を示しているといわれています。

出展:http://ishes.org/cases/2011/cas_id000025.html

企業に就職して給料をもらうのではなく、農業を主軸にしながら5個から10個の小さい仕事を兼任して掛け持ちするパターン。例えば、「農業」×「ライター」×「WEB制作」で独自のライフスタイルの実現をされている方も多いそうです。

「失敗が怖い」 という人は、こういった形で「必要最低限の収入は農業で賄い、プラスアルファの部分は都会で培ったスキルや起業セミナーで出たビジネスモデルをそのままプチ起業」してみてはいかがでしょうか?

 同じような考え方として、「ナリワイ」という考え方もあります。

【参考】ナリワイ・2枚目の名刺記事:https://mirailab.info/column/work-type/livelihood

 

会社員+α(副業・複業・ナリワイ・2枚目の名刺)=お金とやりたいことの二兎を得る

山形でも自分らしく生きたいなら、「おもしろい事は自分で作る」という気の持ちようだと、自分らしく生きられます。欲しいものを与えられるのを待つだけの側だと、山形では望みは叶いにくいです。(山形だから、という土地の問題だけではないけれど、、、)

「会社員としての仕事」だけで、自分のやりたいことを実現することが出来ればそれが一番良いことだと思いますが、もしそれが実現できなければ、「会社員として仕事する+α」でそれを実現するという手もあります。

▽2枚目の名刺

本業とは別に、自分の興味のあることなどで「2枚目」の名刺を持ち、活動すること。自分のやりたいことを新しく作るのにチャレンジするのもよし、誰かを手伝うこともよし。

【参考】【2枚目の名刺】会社員・営業職×2枚目の名刺「seed Design」seataさん

【参考】【2枚目の名刺】「正社員」+「ものづくり作家の活動支援プロモーター」

2枚目の名刺が、本業をリンクして相乗効果を発揮している方もいますよ。【参考】山形でリノベーション vol.1 空き家オーナーになってシェアハウス「つぶ亭」を作ってみた。

 

▽ナリワイ

ナリワイとは、仕事づくりレーベル ナリワイの伊藤洋志さんが命名した働き方。気になる人は、こちらで詳細を。月3万円ビジネスとも考え方が同じです。


「個人で元手が少なく多少の特訓ではじめられて、やればやるほど頭と体が鍛えられて技が身につき、ついでに仲間が増える仕事のことです。 いちおう仕事なんですが労務か、と言われればやればやるほど仕事自体が生活の充実に直結するので、労務ではありません。(「ナリワイをつくる」の紹介文より抜粋)

nariwai

「楽しく支出を減らし生活を豊かにする」という観点が、ナリワイという定義には含まれています。

 

安定を確保しながらも、プライベートな時間にナリワイ活動すれば、副収入にもなるし、お金だけじゃなくて、好きな仕事も出来る、仲間が出来ます。

【参考】鶴岡ナリワイプロジェクト

【参考】山形県に関わって働く人の記事:山形仕事図鑑

 

 

  

まとめ 

「自分らしさ」を発揮する働き方は、いろいろありますよ。

移住してみたら、こんなはずじゃなかった。都会の方が良かったかも、、、なんて思わないようにしっかりと事前準備、情報を集めることが大切です。

どうしようかな?とモヤモヤ考え始めたら、専門のプロにぜひ相談してください。

関連記事:山形への移住・UIターン就職転職を考えたら、やまがたハッピーライフ情報センターへ!

 

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