山形で働く20代のリアルな姿を伝える新コーナー!
みんな、どんな仕事をして、どんなことで悩んで、どんな夢を持っているの?
社会人としてのこれからが楽しみな20代に、突撃インタビュー!!

ヤマガタ未来ラボ編集部では、山形で働く20代を“ミライさん”と呼んで、応援していきます!

 

今月のミライさん★

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古山 遥(ふるやま はるか)さん

職業:県庁職員
年齢:23歳
出身:高畠町
社会人歴:1年目
好きな言葉:「live a life you will remember」(記憶に残る人生を生きろ)

魚まつりの企画から漁師さんとの会議まで、幅広い水産のお仕事

ーー県庁の何課で働いているの?

水産振興課で技師として働いています。

ーー水産振興課って、具体的にはどんな仕事をするの?

水産加工・流通担当なんですが、漁業調整や魚まつりなどのイベントの企画、水産庁へ提出する書類の作成、漁師さんたちとの会議など、仕事は幅広いですね。でも、メインは“内陸で庄内の魚を流行らせる”ことです。

ーーお魚が好きじゃないとできない仕事だね。

祖母が気仙沼出身なので父も海が好きで…。子どもの頃から海で遊ぶことが多かったせいか、私も昔から海が大好きなんです。

大学は岩手だったのですが、学生時代は三陸沿岸に住んでヒラメの研究をしていました。魚のお腹の中のプランクトンを顕微鏡を見たり…。

魚や海の仕事をしたいというのが昔からの夢だったんです。

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▲三陸の海にて

ウミガメに夢中になりすぎて就活時期を逃す

ーーどうして県庁に?

大学3年のとき小笠原諸島にウミガメのボランティアに行っていたら就活時期を逃してしまって…。先生からすすめられて県庁を受けることに。

ーーまだ1年目だけど、仕事はどう?

1年目からいろいろな仕事を任されるので、びっくりしました。東京に出張したとき、てっきり私は上司が話すのを後ろで聞いているだけかと思ったら、私が前に出てしゃべらなくてはいけなくて…。緊張でぶるぶる震えながら自分の父親ぐらいの年齢の人たちに向かって山形県の要望を言ったのですが、けっこうなプレッシャーでしたね。

あと、最初は、電話がすごく苦手でした。相手の顔がわからない状態で話すのが怖くて…。知らない漁師さんに電話しなければいけなかったときは、どんな人かわからないから、とりあえず行ってみようと思って会いに行きました。

ーーすごい行動力!

それだけが取り柄なんで(笑)。

ーー社会人になって戸惑ったことはある?

入ったばかりの頃は、職場の人との距離感というか、付き合い方がわからなくて…。飲み会でもすごく小さくなってました。猫をかぶってたというか。今はだいぶ打ち解けて、自分を出せるようになりました。

『魚まつり』という大きなイベントがあったのですが、それが終わってようやく職場のみんなと打ち解けられた気がします。前日は、あまりのプレッシャーで全身蕁麻疹が出ましたが(笑)、大きなイベントをやり遂げたという達成感はすごくありましたね。

ーー大好きな海や魚に関する仕事だから楽しい?

実は「もっと海の近くで働きたかった」という気持ちが強くて、仕事をはじめて数ヶ月は「内陸で何すればいいの?」と思って、不満だらけでした。でも、漁師さんと仲良くなってからはすごく楽しくて。今は「漁師さんのために頑張ろう!」と思えます。“庄内おばこサワラ”を作った方もすごく面白い人なんですよ。あと、イベント系は好きなので、企画やポスターを考えたりするのも楽しいですね。

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相談できずに一人で抱え込んでしまったことも

ーー仕事で大変だったり辛いことはない?

あるとき、上の人たちを集めて会議をしないといけなかったのですが、みんなすごく忙しそうだったので「集まってください」と言いづらくて、どうしようどうしようと思いながら先延ばしになっていたんです。

本当はそのとき「どう進めればいいかわからない」って、誰かに相談すれば良かったのですが、みんなあまりにも忙しそうだったので、相談したら迷惑なんじゃないかとか、私が担当なんだから自分で頑張ってやらなければいけないと思い込んでいたんです。なんとか打ち合わせができたのですが、途中で泣いてしまって…。

 ーーそれは辛かったね…。

たぶん、自分の中でいっぱいいっぱいになっていたんでしょうね。勝手にいろいろ背負いすぎたり考えすぎていたのかな。でも、今思うと、仕事中に泣いたのは失敗だったなと反省してます。

ーー辞めたいって思ったりした?

5,6月あたりは、もう辞めたいって思ってました(笑)。でも、それは仕事が嫌っていうより、社会人になりきれていなかったんだと思います。学生時代とのギャップが大きかったというか。大学生の頃は何も気にせずただ好きなことをしていればよかったけど、社会人になって自分のすること全てに責任が伴う感じが辛くて…。今はようやく現実を受け入れられるようになってきました(笑)。

 

頑張っている漁師さんのためにも、もっと魚の価値を上げたい

ーー趣味や息抜きは?

冬になる前までは、海が見たくて毎週のように庄内に行ってました。10月頃まではダイビングしたり…。海の中にいると、飛んでるような気分になれるし、潜ってるだけで幸せ。山形の海、すごくキレイだし面白いですよ。

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▲セブ島にて

冬は海で遊べないので、家で魚の標本を作ってるときが一番楽しいですね(笑)。あとは、ジムに通ったりボルダリングに行ったり…。とにかく何かしてないとダメなんです。友達からはよく「マグロみたい」って言われます。止まると死んじゃうので(笑)。

ーー仕事の目標や将来の夢は?

上司がすごく仕事のできるカッコイイ女性で。漁師さんからの信頼も厚いので、私も早くそういう風になりたいなと思います。

それから、漁師さんが頑張っている分、魚の価値をもっと上げたい。最近は少子化で漁師になる人も減っているので、漁師のカッコよさをもっとみんなにわかってもらって、この人の獲った魚だから食べたいと思ってもらえるような宣伝をしたいです。

プライベートでの夢は、海の側に住むことですね。早く漁師さんと結婚したいな〜(笑)。

仕事も人生も楽しんでね、ミライさん!
ヤマガタ未来ラボは、山形のミライさんを応援しています!

 

【お知らせ】
古山さんが部長を務める『ヤマガタ魚部』が発足しました! ただいま部員募集中です。詳しくはこちらから!

 

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