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ゆくゆく山形就職(運営:キャリアクリエイト)
\山形を知りたい学生のための案内所/
山形のキャリアアドバイザーが案内人です。五感を使ってより気軽に山形を知れるプログラムが充実。お...
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2023年4月4日
こんにちは。やまラボインターン生の荒川です。
山形大学の大学院生で観光をテーマに研究しています。
日頃から山形の観光について知りたいと考えている私ですが、今回は「古窯グループ」の人事で働く佐藤さんに
1対1の企業説明会というような形でお話を伺ってきました。
佐藤さやかさん
山形県東根市出身。
県内の高校から東北芸術工科大学のコミュニティデザイン学科に進学し「まちづくり」を専攻。
古窯グループに就職してから3年目の佐藤さんは、最初の1年半は接客を担当し、現在は古窯グループの人事採用担当として働いています。
まず、働く場所については、もともと家族が好きなので近い所に居たい、だけど同時に親離れして自立もしたいと考えていたので、両親との丁度良い距離感でいられる山形県内での就職を希望していました。
大学では、地域の課題解決を目指した「まちづくり」を芸工大のコミュニティデザイン学科で学び、地元の山形で地域住民の助けになりたいという気持ち、非日常を提供できる職に就きたいという気持ちがありました。
そこで、宿泊業やブライダル業の会社を見ていたのですが、コロナのタイミングと重なってしまって。。今までの就活に加えてインフラとか他の業界も視野に入れて活動していました。
就職を決めた大きい理由は古窯のグループの「今日、この瞬間に、最高の山形を。」という経営理念が自分にとって一番わかりやすくて、共感できたことです。
実は古窯グループに就職をする前にグループの施設に宿泊した経験があって、その1泊がすごく素敵な思い出になったんです。そこで自分が改めて山形のファン、古窯のファンになって、自分が感じた素晴らしい時間を宿泊者にも提供したいと思うようになりました。
入社当初は接客を担当し、今は人事採用担当に配属されています。
そこでは、主に①求人作成、②24卒者向けイベントの実施、③先輩社員へのインタビューを行っています。
インタビューしているときは決まりきった質問だけでなくて、自分が気になったことを聞くことを意識しています。
難しさを感じている所は「伝え方」です。企業説明会でするプレゼンも、インタビュー記事もそうなんですが、伝えたいこと、伝えなきゃいけないことに対して、自分の「伝えるスキル」に不安を感じます。
この仕事のやりがいは、接客をしていた時はお客様が笑顔になることでした。
今は、人事採用担当なので、すこしでも会社の環境を整えて、他の社員が働きやすくなって、それが間接的にお客様の笑顔に繋がれば良いなと考えています。
グループの特徴は3つあります。1つ目が、日本の文化「おもてなし」の提供。
2つ目が、県内の地元食材のリブランディング。
3つ目が、多角化経営で、最近15年で7つの事業を新たにスタートしています。
特に多角化経営については、この後のおふろcafé yusaの話にも繋がるのですが、ここ15年間で宿泊、飲食、ECサイト関連で合計7つの事業を行っています。70周年を迎えた歴史あるグループなんですが、時代に合わせて色んなアイデアを出し合うことができますし、若い人にも挑戦、活躍できるチャンスがあります。
2019年に始まった「フレッシャーズ・キャンプ」は挙手制で、入社1年〜4年(参加する社歴は目安)の社員が経営やマーケティングを学び、事業プロジェクトの企画と提案などを行います。ここで生まれたアイデアが、「おふろcafé yusa」などの新規事業に繋がっていますし、若い人のチャレンジの場でもあります。私もこの研修に参加していて、事業提案をすることになっているんです。
「おふろcafé yusa」は「果樹園×クラフト×カフェ」をコンセプトにしています。この施設のねらいは、温泉の良さを新しいスタイルで伝えることです。
「おふろcafé yusa」には普通の日帰り温泉や宿泊施設だと中々ない、無料の雑誌、コミック、ワーキングスペース、ボードゲーム、サウナ設備などがあります。お洒落な空間で山形県の食材を使った料理やスイーツも楽しめるので、お風呂に入るだけでなく思い思いの時間を過ごせる施設になっていますよ。是非荒川さんも来てくださいね。
今回の取材を通して地元だけど意外と知らない、古窯グループという会社についてよく知ることができましたし、新しい発想を生み出す熱意に溢れた人たちが集まっているんだな、と感じました。
佐藤さんには大変丁寧な説明をして下さり、就職活動が本格的に始まる忙しい中で、ここまで長時間ありがとうございました。次は個人的におふろcaféや古窯に泊まってみたいと思います。
改めて感謝します。ありがとうございました!
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