先日、2022年10月24日に第4回放課後トークが開催されました。
その様子のレポートです。
■放課後トークってなに?
放課後トークは山形県が開校している“ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス”で開かれているイベントで、若手社会人と学生同士がフリートークをしながら、自分のキャリアについて考える場です。
第1回目の様子【やまらぼインターンレポ】第1回放課後トークが開催!@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス
第2回目の様子【イベントレポート】第2回放課後トーク@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス
第3回目の様子【イベントレポート】第3回放課後トーク@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス
放課後トークの第4回目では、3人の素敵な若手社会人の方がゲストで来て下さいました。
鈴木 沙耶さん 株式会社高研
山形県鶴岡市出身。大学で米沢市に6年間住んでいましたが、就職を機に大好きな鶴岡市に戻ってきました。業務は入社してからずっと医療機器の開発を行っていてメインは気管切開カニューレというものを作っています。
趣味は、舞台やライブを見に行くことです。休日はキャンプに行ったり、裁縫やお菓子作りをしています。トマトが大好きで永遠に食べ続ける事が出来ます。
高橋 佳吾さん 株式会社平田牧場
趣味はスキューバダイビングで、地元山形の自然を満喫しています。平田牧場グループ全体の品質管理を担っている部署で仕事をしています。無添加という製品の製造に、品質管理という立場から関われることにやりがいを感じています。関東の大学に進学して、地元に帰って働きたいと思ったので、Uターンすることに決めました。
真柳 俊介さん 株式会社ジョイン
宮城県出身。ウェディングプランナーとして日々、様々なカップルの不安を解決し夢を叶えるお手伝いをしております。プライベートではお客さんがおすすめしていたお店や場所をめぐり山形県生活を満喫しております。
ラウンドトーク 鈴木 沙耶さん
>学生
なぜ鶴岡に戻り、地元で働くことを選んだのですか?
>鈴木さん
自分の人間性を形成したのが鶴岡だったからです。
鶴岡の人は人当りが柔らかく、自分の性格にもマッチしていました。身も心もつかまれた場所が鶴岡、だから戻ってきました。海も綺麗で、ストレスがたまった時はフラット行くことができる、リフレッシュができる場所です。
大学で1人暮らしをして家族と離れたことで、大切な存在であることを再認識しました。
>学生
休日に趣味を満喫したいと思っています・実際にはどのくらい趣味に時間をかけているのですか?
>鈴木さん
会社の福利厚生がしっかりしているため、自分のペースで仕事ができます。もちろん休日もしっかり取れるため、趣味の時間が取れます、その分仕事のモチベーションが上がって…というサイクルができているんです。
OB・OG訪問をして、会社の良い点、悪い点を聞き出しておくと良いかもしれません。
ラウンドトーク 高橋 佳吾さん
>学生
大学時代に紅花の代謝の研究を学んだとのことですが、今の勤務先とのつながりは何ですか?
>高橋さん
大学では紅花の化合物をどのように食品に生かすかについて研究していました。。その経験を活かしたいと就活の企業を食品企業に絞りました。今の勤務先とは、自分自身とやりたいことが一致したため就職を決めました。
>学生
「山形の魅力が県外に行って初めて分かった」ということですがは、何かきっかけがあったのですか?
>高橋さん
県外出身の大学生に「山形なんてどうせ田舎でしょ」と言われたのがきっかけです。
張り合って山形の魅力を並べたら、あまりの多さに自分自身が驚いたんです。
ラウンドトーク 真柳 俊介さん
>学生
職業としてウェディングプランナーを選んだ理由は何ですか?
>真柳さん
大学生時代に企画を学んだ時、企画をクライアントにプレゼンして終わりということにジレンマを感じていました。ウェディングプランナーという仕事は、企画の段階から、結婚式という消費の段階まで携われることが選んだ理由です。
>学生
大学生4年生、就活も終わり、残り短い学生期間で、やっておけばよかったことは何ですか?
>真柳さん
仕事によりますが、教授全員の連絡先を聞いておけばよかったです。
ウェディングプランナーをしている中で、たくさん仕事で悩むことがあります。その際、大学の教授や友達に聞ける。呑んだり、大学時代の思い出話をするなどして、ストレス発散できる。そのネットワークをつくっておくと、心の支えになります。横・縦のつながりを深く出来たらよかったですね。いろいろな情報を取り入れる事が大事。名刺をもらったらもらいっぱなしにするのではなく、連絡をとってご飯に行ってみるとか動いてみるといいですよ。
■学生からの感想
実際にUターン就職を考えている私にとって、非常に有意義な回だった。地元を離れたことで気づいた山形の良さ、特に人の温かさと、気晴らしをできる場所が近くにあり、行きやすいという点に私も県外に進学した身として共感した。
また、ゲストの方々のお話に共通していた点は、何事にも挑戦してみる、という点だった。3人とも職種・業界は異なるが、日々の業務の中で、様々なことに挑戦・失敗を繰り返して会社・社会に貢献している事を学んだ。また、同時に、挑戦できる環境が山形にはある、ということが分かった。人と人の距離が近いからこそ、「失敗を成功に変える応援」をしてくれる仲間・上司・企業・地域の人達がいること、これこそが山形の魅力であると今回の放課後トークを通して感じた。
放課後トークはまだまだ続きます。
次回は、11月17日です。
11/17 学んだことを活かして地方企業で働くって無理だと思ってる?
「第5回放課後トーク」@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス