先日、2022年8月23日に第2回放課後トークが開催されました。
その様子のレポートです。

■放課後トークってなに?

放課後トークは山形県が開校している“ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス”で開かれているイベントで、若手社会人と学生同士がフリートークをしながら、自分のキャリアについて考える場です。

第1回目の様子【やまらぼインターンレポ】第1回放課後トークが開催!@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス


放課後トークの第2回目では、3人の素敵な若手社会人の方がゲストで来て下さいました。


熊谷崇史さん   株式会社山本製作所

趣味は、大学生の時から始めたパラグライダー。モノづくりメーカーにとって技術者は要(かなめ)の存在です。責任ある仕事ですが、アイディアひとつで人を幸せにできるためやり がいを感じています。県内には良いフライトエリアがあり、県内就職を決めた一つの理由でもあります。

五十嵐有佳さん 株式会社小嶋総本店

主に米沢、飯豊町、福島県喜多方市(地元)で行動しています。緑に囲まれた場所が好きで、時々飯豊町白川湖でカヌーガイドをしています。食と癒し、健康に関することに興味があり、仕事は創業400年の老舗酒蔵・小嶋総本店で心と体に寄り添う無添加の栄養食『商品名: 米糀のあまさけ』に関する商品開発・ブランドづくりを行っています。

鈴木愛海さん  株式会社山形銀行

山形県山形市出身。趣味はヨガ、アウトドア、旅行。最近は休日に、友人とキャンプをしたり、マリンスポーツを楽しんだりと、自然を楽しみながらリフレッシュしています。仕事は、株式会社山形銀行で人事の仕事をしています。大学時代は、関東で過したのち、生まれ育った山形に恩返しがしたいとの思いで、Uターン就職しました。

■ラウンドトーク   熊谷崇史さん

> 学生
学生時代に産官学連携の研究に取り組んでいたとのことですが、その頃のお話をもう少し詳しく教えてください。

>熊谷さん
当時、飯豊町から私の在籍していた大学に、ペレットストーブに関する相談があったんです。ただ、大学だけではその問題を解決することが難しかったため、地元の企業などとも連携して取り組むことになりました。
そのなかで、現在務めている企業と関わるようになって、一緒に製品の試験などを進めているうちに、関係が深まったんです。ちょっと就職の話になるのですが、現在務めている企業の社員さんから、ある日「よかったらウチに来れば?」と声をかけていただいて、現在の企業に務めることになりました。本当に縁だなあと感じましたね。

>学生
ずっと山形で過ごされている熊谷さんですが、都会に憧れたことはありましたか?

>熊谷さん
自分はあまり人の多い場所が好きではないので(笑)、あまり憧れを抱いたことはなかったですね。大人になってからは、「お店がいっぱいある場所は良いな」と思うことはありますが、都会がいいなと思うことはあまりなくて。山形は自分が自分らしくいられる場所だと思えています。
また、山形の人は比較的おっとりしていることが多いなと感じていて、人間関係で悩んだりすることはあまりないんです。そういう点も、山形の良いところだと思いますね。

■ラウンドトーク  五十嵐有佳さん

>学生
どうして山形を選んだんですか?


>五十嵐さん
挑戦できる場所と一緒に働くイメージができる人がいたことです。食文化があることも大きいです。

>学生
カヌーの活動に取り組むきっかけ、その魅力は何ですか?

>五十嵐さん
きっかけとしては、「将来は自分で稼ぎたい」という思いがあって、事業のリーダー的立ち位置の方がどのような考え方をしているのかを知りたいという思いでした。
白川湖でのカヌー事業と関わるようになった当初は、事業運営に必要なアルバイト人材を、自分の知り合いの大学生に声をかけて集めたりしてました。やがて米沢で就職することが決まって、就職後もカヌー事業のお手伝いを続けることになり、現在はガイドなどを担当しています。
魅力としては、やはり自然ですね。私は飯豊町にある白川湖でカヌーガイドをしているのですが、現地は雪深い地域で、人間が入っていけるギリギリの場所です。そういった場所で活動できているのが大きいです。

 

■ラウンドトーク  鈴木愛海さん

>学生 
「山形を元気にしたい」という思いがあると聞きましたが、なぜ就職先として銀行を選んだんですか?

>鈴木さん
「山形を元気にしたい」って、すごいザックリとした思いですよね(笑)。ただ、自分の中には「山形で一番大きな企業に入れば、山形に大きな影響を与えられるんじゃないか」と考えて、当時自分が知っていた山形で一番大きい企業であった現在の勤務先に就職することにしました。

なぜ銀行なのか、という点ですが、銀行で働くことは“自分自身が商材になること”で、だからこそ自分の成長に繋がるんじゃないかと思ったからです。銀行では転勤もあり、そのたびに異なる地域や立場の方々と関わることになります。そんな環境で働くことで、自分の価値観や考え方をアップデートしていって、魅力ある自分に成長していけると思っています。そして、自分の成長がひいては山形の発展にも繋がるとも考えています。

 

>学生
旅行が趣味ということですが、そのなかで見つけた山形の魅力みたいなものはありますか?

>鈴木さん
私は海が好きなんですが、山形は日本海に面していて、海の綺麗な場所があるところですかね。
個人的にオススメしたいスポットは、酒田市の宮海というところです。日本海に沈んでいく夕日がとても綺麗で、人もあまり多くない穴場スポットなので、ぜひ見に行ってみてほしいと思います。

■学生からの感想

山形で生活するメリットとしては親戚・家族・友人が山形にいるということも大きいと感じました。
首都圏は、空港も新幹線もあるし、案外近いというのも新たな気付きでした。

また、ネットがあるから世界の人とも誰とでも仕事ができる。という部分に、納得しました。

仕事だけじゃない。どこで働くか生活するのかが大事だなと感じました。

3人のゲストの皆様、貴重なお話ありがとうございました!!

放課後トークはまだまだ続きます。
次回は、9月28日です。
9/28 地方企業で働くリアルが聞ける「第3回放課後トーク」@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス

 

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