先日、2022年9月28日に第3回放課後トークが開催されました。
その様子のレポートです。

■放課後トークってなに?

放課後トークは山形県が開校している“ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス”で開かれているイベントで、若手社会人と学生同士がフリートークをしながら、自分のキャリアについて考える場です。

第1回目の様子【やまらぼインターンレポ】第1回放課後トークが開催!@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス

第2回目の様子【イベントレポート】第2回放課後トーク@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス

放課後トークの第3回目では、3人の素敵な若手社会人の方がゲストで来て下さいました。

小池 拓矢さん 株式会社鈴木建築設計事務所

青森県八戸市出身。仕事では保育園、福祉施設などの建物の設計に携わり、休日はアウトドア全般を楽しんでいます。 燃えるようなキャンプをし、自作のカヌーをつくり、家をリノベーションしながら、山形でたくさんの人との出会いを楽しんでいます。これまでの人生で、青森⇒仙台⇒ちょびっと海外⇒山形へと渡り歩き、最近は山形と暮らす自分ルールを見つけました。

鈴木 郁哉さん 株式会社ホリエ

岐阜県出身。主に新規事業や人事、「働くを最高にする」社内取組の運営などをしています。プライベートでは DJ として活動する傍ら、山形市内や首都圏で音楽イベントを主催しています。 関わる全ての人へ彩りに満ちた時間を提供することをビジョンとして掲げています!

佐藤夏美さん 株式会社アサヒマーケティング

東北芸術工科大学を卒業後、2019 年に入社しました。ホームページのディレクターとして 、その会社の魅力や「らしさ」が伝わるようなホームページづくりを行っています。趣味 はラーメンを食べること、読書、メルカリ販売、手芸、アニメなど。やりたいことがたくさんあるので、数ヶ月単位で趣味がローテーションします。

■ラウンドトーク 小池拓矢さん

>学生
青森出身ということですが将来、地元に戻るというキャリア形成はありますか?

>小池さん
就活では、山形県外での就職も考え、首都圏の企業のインターンにも参加したことがあります。将来は東北で自分の会社を持ちたいと思っていて、そのために東北での就職がいいのではと考えました。
青森に戻らなくてもいいが、いつでも戻れる距離間のところ(東北)で働いていきたいです。

>学生
シェアハウスに住んでいるとのことですが、どんな点が良いですか?また選ぶポイントは?

>小池さん
住んでいる人とは家事を分担せずに、「気づいた人がやる」ようにしています。
いつの間にかお皿が洗ってあるのに気づいた時などはとても温かい気持ちになりますね。選ぶポイントは、「人を見ること」です。シェアハウスは場所によって個性がキッパリと分かれます。
入居を決める前に実際にシェアハウスに何日か通うなど体験して、一緒に住む人の相性を確かめることがオススメです。
またいろんな人と交流できるという面ではゲストハウスもオススメですよ。

■ラウンドトーク    鈴木 郁哉さん

>学生
大学生活で経験した中で今に生きていると感じることはどんなことですか?

大学ではマーケティングや広告という、相手がいるからこそ成り立つものを専門に学びました。
その中で大人の人との付き合い方や、自分の言葉で人を動かすことについて知ることができたのが今でも活きていると感じます。学校の先生だけでなく、何かを教えてくれた人、助けてくれた人全員が「先生」だと思って敬意を示すようにしています。

>学生
その行動力はどこから湧いてくるんですか?

>鈴木さん
高校生の時に参加した「地方創生フェス」の会場にいた大人の人が、まるで子供のように楽しんでいたんです。それを見て「自分も山形で楽しく仕事がしたい」という気持ちが大きくなりました。
故郷の岐阜へ戻る選択肢もありましたが、大学時代を過ごした山形で、クールローカルを体現する立場になりたいと思っています。

■ラウンドトーク  佐藤夏美さん

>学生
就活はどのように進めていきましたか?またどのような想いで就活を進めていましたか?

>佐藤さん
山形出身で、山形の大学に通っていたので、わざわざ東京に足を運んでまで都会で職に就くという考えはなかったです。就活は、自分がどんな仕事をして、5年後10年後どういう自分になりたいか想像しながらしていました。単なる物売りをするのではなく、お客様のためになるものを仕事にしたいと思っていました。

>学生
広告やデザイン関係の仕事に就きたいと考えています。スキルが不足しているので希望の仕事に就けるか不安です。

>佐藤さん
会社にはチームがあります。自分でゼロから作り上げなくても、それぞれの得意不得意を補いつつ仕事ができると思います。最初は他の職種に就きたいと思っていましたが、結果マーケテイング職を選びました。現在はどの仕事にも違った面白みがあると感じています。会社によってはスキルを学びつつ仕事ができる場所もあるはずです。

■学生からの感想
山形で職に就くことで発見できる山形の魅力がたくさんあると感じた。地元にいつでも帰れる距離間で、山形で働いて企業さんとの繋がりの中で山形の魅力を知ることができるという話から、キャリア形成や魅力発見の観点で色々な価値観があるのだと思った。将来山形で働くというイメージがしやすくなった。3名のお話を聞いていて、場所やものというよりは山形での人との繋がりを大切にしていて、人に重心を置いて将来を考えてみるのもありなのだと感じた。

3人のゲストの方がそれぞれの価値観に基づいて現在の職業についているが、共通していることは自分がやりたいこと、楽しいと思えることを仕事にしている点であると思った。やはりどこで就職するのか、就職した後はどのようなキャリアを描くのかといった不安があると気づいた。最終的に自分自身がやりたいこと、楽しいと思えることを軸にして現在の職業に至っていることが大きな参考になると感じた。就職活動にはいつも不安が付きまとうものであるが、自分がやりたいことをまず明確にすることが重要だと思った。

まず行動してみることの大切さを追体験した会だと思う。全員過去に、一度行動を起こして失敗してもそこで諦めるのではなく、違う方向から挑戦したり、気づきを得たりしながら次に進んだ経験があった。また、ゲストの3人とも楽しいというワードが出て来ていて、参加している学生もつられて何かに挑戦したいという気持ちになった。実際に話を聞いたからこそ、たくさん行動をすればするほど話に厚みが出て、人を巻き込む力や、人の心を動かす力が言葉に宿るのだと体感できたと思う。

放課後トークはまだまだ続きます。
次回は、10月24日です。
10/24 地方企業で働くリアルが聞ける「第4回放課後トーク」@ヤマガタ未来デザインオンラインキャンパス

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