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2016年度、山形市の創業応援プランでは、受講すると、株式会社設立時の登録免許税が軽減されるなどの特典が受けれられる「創業ゼミ」や、事業での失敗を経験しドン底を味わったこともある経営塾の講師による「創業セミナー」を実施している。

今回、県外からUIターンして山形県内で独立も視野に入れている方に向けて、「”最近山形市で創業・独立した”ということだけ共通しているけれど、創業・独立スタイルや形態(ジャンル)はバラバラな3人”の、ぶっちゃけ、”山形市で独立・創業する”って、実際のところどうなの?という、独立・創業体験談をお伝えする。

3人の取材を通して見えてきたのは、人が多い都会と違う山形市で独立・創業して成功・継続するために特に必要な視点は、『わざわざ、その場所(お店)に来てもらうだけの魅力・ウリをつくる』ことではないか、という、実は都会でも田舎でも変わらない普遍的なことだった。

山形市での独立には、どんな心構えが必要なのかー。その「リアル」を伝える仕事図鑑の、第3弾。

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山形市と上山市の境目、蔵王温泉の麓にある「ぐっと山形」は、旧・山形県観光物産会館がリニューアルした観光施設。

リニューアルを機に、入口を入って左手の団体客用の食堂だったスペースが、フードコートに生まれ変わりました。

そのフードコートの一角に店舗を構えるのが「Amabile(アマービレ)」

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アメリカ発祥のデザート「ポップオーバー」や、県内では導入しているお店はあまりないという「エスプーマ」という泡を作る機械を使ったデザートなどを提供しています。

このお店を切り盛りするのは、阪(ばん)さん(26)。仙台でのカフェスタッフ、インテリアショップスタッフを経て、1年前にUターンして、お母様と共にお店を立ち上げ、学生時代の同級生たちと一緒にお店を運営しています。

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オープンして約半年。やってみてどうですか?と伺うと、「お店を経営するのは、思った以上に大変だなと思いました。なんとかなる、させるという気持ちでやってる 」と、阪さんは言いますが、その表情はとても明るい。

「大変さはお客さんに伝わると、お店の愛嬌がなくなりますからね。愛嬌が大事」と、ニコニコしていて、楽しい雰囲気がこちらまで伝わってきました。

「お店の名前の「amabile」はイタリア語で「愛嬌」という意味ですからね」と、阪さんから店名の由来を聞いて、なるほど、名は体を表すものだなぁと感じます。

開業にあたっては、創業ゼミに参加。

「当初、お店の名前を、自分の名前にちなんで、”バンカフェ”にしようかとも思っていたんです。でも実は”店名が破裂音で始まる”のは、お客様への印象があまり良くない”と業界では言われているらしい、という話を教えてもらって、今の店名にしたんです。」

店名についてのアドバイスだけでなく、仕入先や会計事務所、司法書士なども紹介してもらったとのこと。

「そもそも、どのくらいお金が必要とか、どこに行けばいいかとか。開業に関しては、何もわからなかったので、基礎的なところから、どんどん教えてもらいました。何も聞いても恥ずかしくなく聞けましたよ。」

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お店がスタートした当初は、売り上げが伸び悩み、試行錯誤を繰り返したそう。

「この施設に来るお客さんの多くは、”たまたま寄った”というような流れ客が多いんです。店の両隣は、うちと同様にも甘いものを売るお店で、ソフトクリームなどお客の列が並んでもすぐ出てくるメニューを置いていて、手軽に食べたいお客さんはどうしてもそちらに流れる。という事が続いていました。

どうしたら選ばれるか、と考え続け、当初は、自分で考えていましたが、相談しないでやってたら、寝れなくなってしまって。それを境に、いろんな人に相談しまくりました。」

 

そして、ある方針に行き着く。

「自分のお店は、隣のお店以上に早く出せるメニューはない。だから「早く出せるメニュー」で競ってもかなわない。だから逆に、うちのお店は”ゆっくりしたい人”をターゲットにしよう、と決めたんです。

お客さんが目的もって、時間をかけてうちにわざわざ来るお店にしようと、メニュー写真を全部撮影し直し、 メニューのバックを白から暗い色に変更し、表示するメニューを増やしました。

 そうしたら、売り上げ倍になったんです。メニュー写真がこんな重要だと思いませんでしたね。

それまでは、平日は人が「さーっ」て店の前を通り過ぎていくことが多かったんですが、今は仙台から来てくれるリピーターのお客さんもいます。

「エスプーマ」という泡を作る機械を使ったかき氷を日本全国食べ歩いているという人から、”山形でこの味食べれると思わなかった。この味は日本で5本指に入る”と言われたこともありましたよ。」

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取材したこの日は平日でしたがお店は忙しく、阪さんは「平日にこんなに忙しいのは初めて!」と学生時代からの友達でもある同僚と、嬉しい悲鳴をあげていました。

 

県外からお客さんを呼べるお店になり、今後は、路面店のcaféも出したいと、目標を語る阪さん。

山形で創業・独立するのに大事なことって何だと思いますか?と伺うと、

「食べて美味しいはどこでも一緒。大事なのはやっぱり接客。”集客どうしよう”と心配しがちですが、結局大事なのは、1人1人にどれだけちゃんと接客できるか、だと思います。

そして、お金も。本に書いてあった一般的な創業資金を見て想定したより、実際はお金がかかりました。」

と答えてくれました。

 

▽詳しいお店情報はこちらから

amabile(アマービレ)

 

 

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