高円寺駅北口から徒歩7~8分。
純情商店街を抜けて、庚申通り商店街にある「ンメンモンラボ」。

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オーナーの深瀬さんは酒田市出身。高校の卒業式の3日後には東京にいたそうです。高円寺に住んで20数年。2017/12/23「ンメンモンラボ」をオープン。もうすぐ一周年を迎えます。

「ンメンモンラボ」はオーナーが酒田市出身の方であり、芋煮が美味しい、と聞いていたので伺いました。

深瀬さんは開口一番、「ご期待に沿えるようなお話はできないと思います。」とおっしゃいました。

その理由とは?

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山形に対する愛着や、執着はない。

『こっち(東京)に住んで20数年で、山形に住んでいた期間よりも東京に住んでいる期間の方が長くなってるし、山形のことはそんなに詳しくないんですよね』と、話す深瀬さん。奥さんと二人でできる範囲内でお店を出すことになり、住み慣れた高円寺にお店を出すことに。ご両親も東京に来ていることもあり、酒田へ帰っても泊まる場所もないため、帰省もほとんどしていないとのこと。全面的に郷土愛や、山形アピールしない深瀬さんはとても正直で、誠実な印象でした。

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カウンター席には12~13人位がゆったり座れます

 

山形料理“芋煮”や“むきそば”が絶品

「ンメンモンラボ」では、豚肉味噌味の庄内芋煮と、牛肉醤油味の芋煮を週替わりで味わうことができます。いつでも芋煮が食べたくなったら「ンメンモンラボ」へ行けば間違いありません。山形料理である、芋煮、シソ巻き、玉こんにゃく、だし豆腐など、“んめもん”ばかり。特に今回、晩酌セットの「むきそば」が絶品でした。ちなみに、晩酌セットのメニューは2日に1回くらいで変わるそうです。その理由は、“週に何度か訪れても毎回違うものを食べられるお店でありたいから”とのこと。

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本日の晩酌セットの「山形肉そば風むきそば」山盛り食べたいくらいの美味しさ

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晩酌セットのお通し 「自家製長芋の醤油漬け」サクサク食感で美味しかった

 

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味が染みていた 玉こんにゃく

 

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庄内芋煮 是非とも食べて欲しい一品です

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自家製しそ巻き 揚げたてのしそ巻きを初めて食べました。新しい美味しさを発見。味噌も甘すぎず、「ンメンモンラボ」オリジナル

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塩納豆もありました

 

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お米は話題の雪若丸

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上喜元 翁 生詰(山形限定品) かなりの飲みやすさでした

 

毎週、違う種類の日本酒が楽しめる

日本酒のラインナップは最大で約18種類。

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今週のラインナップ

 

日本酒のラインナップは、1週間で半分は入れ替わるとのこと。なぜなら、“いつ開けたのかわからない日本酒を提供せず、いつでもフレッシュな日本酒を味わって欲しいから”というところに深瀬さんのポリシーを感じました。また、日本酒はほとんどが山形のものです。山形のお酒は美味しいと、お客様は口をそろえておっしゃるそうです。

 

 

仕事帰りに気兼ねなく立ち寄れる店に

高円寺界隈では、食事は食事として楽しみ、2軒目、3軒目でお酒を楽しむ方が多いとのこと。「ンメンモンラボ」はまさに2軒目のお店として近所の方に愛されている様子でした。

なぜなら、お客様の約9割は、徒歩5分圏内に住んでいる方がほとんどだそうです。お客様の生活リズムや流動性を考えると勤務時間が不規則な方も多いため、ランチ営業をやめて、夜の営業時間を延ばすことに。深夜に帰宅するお客様にも時間を気にせずゆっくり立ち寄ってもらえることが良かったとのこと。

 

週に2回行っても楽しめる

なぜなら、「ンメンモンラボ」は週に2回、3回訪れても、違うものが食べることができるからです。また、山形出身の方との出会いがあったりするかもしれません。ちなみに、先日伺った際、長井市出身のご夫婦との出会いがありました。そしてなにより、正直で、飾らない、ありのままの深瀬さんに出会えます。芋煮が恋しくなった夜は「ンメンモンラボ」へ行ってみましょう。

店内禁煙です。

 

ンメモンラボ

住所
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-41-15

営業時間
18:00~26:00
ラストオーダー:Food 25:00 drink 25:30

電話番号
090-8304-8616

平均予算
¥2500~¥3000

貸し切りやイベントでのご利用も相談承ります

定休日
日曜日