【2016/03/12 最新情報更新!】
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「東京から出張で山形に来たけど、仕事ができるちょっとしたスペースないかなあ・・・」
「山形でフリーランスとして仕事したいんだけど、自宅やカフェじゃちょっと集中できないしなあ・・・」
「山形で起業したいんだけど、もっと地元の人のアイディアが欲しいなあ・・・」

そんな人におすすめなのがコワーキングスペース!

「え、でもコワーキングスペースって都会にしかないんじゃないの・・・?」

そんなことはありません!実は最近、地方でもコワーキングスペースが増えているんです。

コワーキングスペースは、県外からの出張時、ちょっとした仕事場として利用したり、フリーランスのライターやデザイナー、スタートアップの起業家などが一時的なオフィスとして利用することができます。たまたま居合わせた、世代や業種などが全く違う人との出会いにより新たなアイディアや事業が生まれることもあるため、「人」と「人」とがつながる場、地域社会の新たな可能性を引き出す場として全国的にも近ごろ注目を集めるように。山形でも昨年あたりからコワーキングスペースがどんどん増え始めています。

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県外在住の人はもちろん、県内在住の人もコワーキングスペースを利用してみませんか?仕事場としての機能だけでなく、施設ごとに様々なイベントも行われているということで、特に仕事をする用事がない人も足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと新たな出会いや気付きがあるかもしれませんよ?

そんなあなたのために、今回は山形県内にあるコワーキングスペースをまとめてみました。

 

▼庄内地域

 

コワーキングスペースUNDERBAR(酒田市)

「UNDERBAR」は酒田市にある東北公益文科大学内の「公益ホール」2Fにて2015年9月にオープンしました。大学内にあるということで、学生の利用もあり毎日活気に溢れています。昼時にはランチ会、夜には様々な切り口でイベントを開催しているため、イベントに参加するだけでも新たな発見があるかもしれません。

例えば、ワードやエクセルを使っていて、ファイル名を決める時、「20150908_underbarMTG.doc」みたいな感じで、「_(アンダーバー)」を使うことがあります。(中略)それを見て気が付きました。「_」には、「スペースを可視化する力」と「言葉と言葉を繋ぐ力」があります。

コワーキングスペースも、確かに「スペース」だから、本当は「空白」です。でもそれを、アンダーバーの力で「可視化」すれば、幾つもの繋がりが、実は存在していることに気がつけます。人と人、アイデアと行動力、イメージとサービス、過去と未来、失敗と夢。アンダーバーは、様々なポテンシャルや可能性をどんどん繋ぎます。

色んなものが沢山の出会いと交流を重ねた果てに、新しい価値や化学反応が溢れだす。アンダーバーは、そんな素敵な繋がりに満ちたスペースです。

名前の由来にはこんな想いがあるそうです(公式Facebookページより引用)。とっても素敵ですね!

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【基本情報】

■場所:山形県酒田市飯森山3-5-1(東北公益文科大学 公益ホール2F)
■開館時間:(平日)9:00-20:00/(土曜日)10:00-17:00 ※日祝は閉館
■料金:(月額)一般2,000円・学生500円/(日額)一般500円・学生100円
■基本設備:(電源)○/(Wi-Fi)○
■公式HP:http://underbar-cowork.com/
■公式Facebookページ:https://www.facebook.com/co.underbar
(※画像は上記「コワーキングスペース_UNDERBAR公式Facebookページ」より引用)

 

エキイチ(鶴岡市)

以前、当編集部も取材(記事は【コチラ】)させていただいた「エキイチ」は鶴岡駅前から徒歩1分「マリカ」の西館2Fにあります。オープンワークスペースやパーソナルワークスペースの他にミーティングスペースも併設されているため、フリーランスや起業家の人も様々なシーンで利用することができます。

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【基本情報】

■場所:山形県鶴岡市末広町5-22-201(JR鶴岡駅前マリカ西館2F 庄内産業振興センター起業家育成施設内)
■開館時間:10:00-19:00 ※土日祝は閉館
■料金:(月額)2,000円/(日額)1時間未満500円、1時間以上1,000円
■基本設備:(電源)○/(Wi-Fi)○
■公式ホームページ:http://ekiichi.wix.com/ekiichi
■公式Facebookページ:https://www.facebook.com/ekiichi
(※画像は上記「エキイチ公式Facebookページ」より引用)

 

みどりまち文庫(鶴岡市)

東京に本社があるIT企業(地域医療・介護)「㈱ストローハット」が運営する「みどりまち文庫」はヘルスケアとまちづくりに特化したコワーキングスペースとなっています。医療や介護、まちづくりに関する資料が豊富で、イベントもそのようなテーマのものが盛りだくさんとなっています。会員になるとスペース貸しが可能になり、また会員専用のページを見ることができるため会員同士で深い交流ができるそうですよ。

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【基本情報】

■場所:山形県鶴岡市みどり町17-15(㈱ストローハット鶴岡営業所内)
■開館時間:10:00-19:00 ※土日祝は閉館
■料金:(入会金)1,080円/(一般会員)月額1,080円/(プレミアム会員)月額3,240円 ※年会費一括契約特別割引あり/(非会員)2時間500円/※法人会員もあり
■基本設備:(電源)○/(Wi-Fi)○
■公式Facebookページ:https://www.facebook.com/midorimachi.bunko
(※画像は上記「みどりまち文庫公式Facebookページ」より引用)

 

 

▼最上地域

 

【2016/03/12更新!】GOSALOn(新庄市)

2016年1月、新庄駅から徒歩2分、駅前交差点である五叉路の一角に、最上地域で初めてのコワーキングスペースがオープンしました。立ち上げに携わった新庄市の地域おこし協力隊の吉野さんは、「新庄・最上地域を中心とした観光情報・暮らしに寄り添った情報を集め発信していく場所として活用して頂ければと思っています。」と話します。

一般的なコワーキングスペースとしての利用はもちろん、市民大学イベントを行ったり、高校生が将来を考えるイベントを行ったりと、新庄・もがみをおもしろくする、新庄・もがみでおもしろく暮らすためのヒントやきっかけがたくさん集まりそうな予感です!

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【基本情報】

■場所:山形県新庄市沖の町4-3 ※駐車場はございません。新庄駅東口駐車場をご利用下さい。
■開館時間:10:00-17:00(月~金) ※イベント時変動あり
■料金:
■基本設備:(電源)○/(Wi-Fi)○
■問い合わせ先:shinjo.gosalon@gmail.com
■公式Facebookページ:https://www.facebook.com/shinjo.gosalon/

 

 

▼村山地域

 

なれあい(山形市)

※こちらの「なれあい」も以前、当編集部が取材させていただきました(記事は【コチラ】)
「なれあい」とは「Knowledge and Idea」に由来するもので、起業家一人ひとりが持っている知識(knowledge)を共有し、次のアイディア(idea)とつなげ、新しいコラボレーションが起こることを希望する(公式HPより引用)とのこと。県庁前ということで、仙台方面からバス・車で出張で来る際には立地的にもかなり便利ですね!

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【基本情報】

■場所:山形県山形市松波4-2-11
■TEL:023-616-4649
■開館時間:10:00-18:00 ※土日祝は閉館/※土日祝含め時間外利用は要相談
■料金:(日額)1,000円、3時間以内500円 ※延長1時間毎+200円/(貸切)1時間2,160円~/(年間会員)個人10,800円、法人32,400円 ※利用料がすべて半額になります
※会員制(会員になるにはfacebookなれあいグループに参加することが必要)
■基本設備:(電源)○/(Wi-Fi)○
■ホームページ:http://www.nareai.jp
■Facebookページ:https://www.facebook.com/nareai.yamagata
(※画像は上記「なれあい公式Facebookページ」より引用)

 

Coworking space too(山形市)

山形市の中心市街地七日町にある「Coworking space too」はまるでカフェのような雰囲気で、とってもおしゃれ!固定席やフリー席はもちろん、仕事終わりの夕方からのみ利用できるプランもあるため、自分に合った利用方法を選ぶことができます。

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【基本情報】

■場所:山形県山形市七日町2-7-38(カジュアルSプラザ2F)
■TEL:023-673-0802
■MAIL:info.asworks@gmail.com
■開館時間:10:00-18:00 ※土日祝は閉館/※土日祝含め時間外利用は要相談
■料金:(日額)1,000円、2時間以内500円 ※延長1時間毎+200円/※その他月額の会員制度に関しては【コチラ】をご覧下さい
■基本設備:(電源)○/(Wi-Fi)○
■ホームページ:http://www.coworking-too.com
■Facebookページ:https://www.facebook.com/as.works.2015
(※画像は上記「Coworking space too公式Facebookページ」より引用)

 

 

▼置賜地域

 

スタジオ八百萬(米沢市)

山形県初のコワーキングスペースとしてオープンした「スタジオ八百萬」は、昭和の頃に八百屋だったお店を改装して作られました。名前の由来は、あらゆるものに神様が宿るという「八百万の神々」の言葉にあやかり、たくさんの人の才能がつながる場所にしたいという思いによるものだそうです(公式HPより引用)。ワークスペースの他にもペレットストーブがあるリラックススペースやキッチン、会議用の和室などもあり、様々な用途で活用することができます。

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【基本情報】

■場所:山形県米沢市信夫町3-1
■TEL:0238-20-6430
■開館時間:10:00-21:00 ※チェックインは20:00まで/※木日祝は閉館
■料金:(日額)1,000円、2時間以内500円/(月額)個人10,000円、(法人)30,000円 ※左記はオープニングサービスの料金になり、初期費用が無料になっております(オープニングサービスの期間は未定)/※その他月額の会員制度に関しては【コチラ】をご覧下さい
■基本設備:(電源)○/(Wi-Fi)○
■ホームページ:http://studio800man.com
■Facebookページ:https://www.facebook.com/studio800man
(※画像は上記「スタジオ八百萬公式Facebookページ」より引用)

 

たのし荘(米沢市)

山形大学工学部のキャンパスからほど近い場所にある一軒家を貸しきってオープンした「たのし荘」は学生をはじめとする若者により設立に至ったコワーキングスペース。3つのL(Learn:新しい知識との出会い、Link:新しい仲間との出会い、Leap:新しい自分との出合い)を理念とし、学生と地域を結びつけ、人口流出に歯止めをかけたいという想いのもとスタートしました。ものづくりで有名な米沢だからこそ、起業家育成という点でも、地域と学生をつなぐ拠点として今後ますます目が離せません!

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【基本情報】

■場所:米沢市林泉寺1丁目2-29-1
■開館時間:9:00-21:00
■基本設備:(電源)○/(Wi-Fi)○
■Facebookページ:https://www.facebook.com/%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%97%E8%8D%98-1600704100200366/
(※画像は上記「たのし荘公式Facebookページ」より引用)

 

 

「人」と「人」のつながりを生みだし、地域の可能性を引き出すコワーキングスペース

いかがだったでしょうか?

まだまだ社会的には知名度の低いコワーキングスペースですが、「時間や場所にとらわれない働き方」が注目されている昨今において、コワーキングスペースは単なるテレワークの拠点や個人の仕事場としてだけでなく、そこにいる「人」と「人」のつながりを生み出し、地域の潜在的なパワーを引き出す可能性のある施設として今後、地域の拠点となることでしょう。業種や世代、立場などが全く違う人たちがつながることで、1+1が2にも3にもかる可能性を秘めたコワーキングスペース。山形でも今後もっと増えていくということを聞いていますので、こちらのページも随時更新していきます◎

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