「ゲストハウス(※)」最近よく聞かれるようになったと思いませんか?

東京や京都などの観光地では若い世代の方や外国人観光客の方や中心に宿泊施設として、利用されています。

まだ山形には馴染みのない宿泊施設に思えますが、徐々に増えてきていて、ついに長井にも置賜初となるゲストハウス「Art Hostel Senn」が誕生しました!

そこで今回は月に数回ビジネスホテルに宿泊するビジホマニアの筆者が実際に宿泊してリポートしたいと思います。

(※)ゲストハウスとは、基本的には相部屋宿泊で、キッチン・バス・トイレが共同になっていることが多い、安価で宿泊できる宿のことです。

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長井に誕生!置賜初のゲストハウス「Art Hostel Senn」

フラワー長井線「南長井駅」から徒歩1分(近い!!)

木を基調としたオシャレな外観が現れます。全体的に温もりが感じられるデザインです。

駐車場もあるので、車でもお越しいただけます。

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中に入ると、1階はカフェスペース「café dining SENN

日中はカフェ/夜はパーティスペースとして利用可能です。

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ゲストハウスAtoZ、「Art Hostel Senn」宿泊の楽しみ方

2階の宿泊スペースへ。お部屋の中にはなんと、壁一面にダイナミックな絵画が!!さながら宿泊できる美術館の様です。

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清潔な共用宿泊スペース。宿泊に向けテンションが上がります!!でも泊まる時って何が必要だろう?お店の方に直接聞いてみました。

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マネジャーの船山さん(左)

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筆)こんにちは、今回宿泊させていただくのですが、ゲストハウスに宿泊するのが初めてなので宿泊時は何が必要か教えていただけますか?

船)こんにちは。ご来店いただき、ありがとうございます。当ホテルではバスタオルや歯ブラシ(有料)及びお食事はご希望あればこちらでご用意させていただきます。シャワー、トイレは共用でご利用いただけます。

筆)ありがとうございます。手ぶらでも宿泊可能ですね!また、ドミトリー(共用宿泊スペース)に宿泊する時は貴重品が心配なのですが、どうすればよいでしょうか。

船)コインロッカーがありますので、財布等の貴重品はそちらに預けてください。

筆)なるほど、それは安心ですね。他に宿泊する上での注意点はありますか?

船)宿泊いただく際は周辺に住宅もございますので、朝や深夜などはなるべくお静かにお過ごしください。

筆)わかりました。ちなみに2階の素敵な壁画はどなたが描かれたのでしょうか。

船)2階には複数の作家さんが描かれています。廊下はフランスのアーティストLoushka(ルシカ)さん、部屋の中はアメリカのアーティスト Ten Hundredさん、また、大友昇平さんが描かれた絵もあります。皆さん、宿泊されて描かれたいきました。

筆)凄い方々ですね!!迫力が違います。建物の様々な場所に絵画がありますよね。

船)そうです。まだ描かれたいない箇所もたくさんあるので、まだまだ増える予定です。

筆)ホテル全体が美術館のような感じですね!私がルパン三世ならまるごといただきたいところです(笑)

船)それは勘弁してください(笑)。これらの絵は実際に宿泊しないと見られないので、ぜひ宿泊いただいてご覧いただければと思います。

筆)ありがとうございます。私もアートを堪能しながら、宿泊させていただきます。

 

 

「Art Hostel Senn」の想いに触れる

カフェスペースからはフラワー長井線の電車が見える。

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元々は高校生向けの下宿として使われていた建物をリノベーションした建物だそうです。

高校生の電車待ち、親御さんの迎え待ちの時間にもご利用いただけます。

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1冊250円で購入できるノート。宿泊者・カフェ利用者が想い想いの言葉を書いてホテルに置いていく。これを訪れた高校生が無料で使用して、想いを繋ぐ仕組みになっています。

 

 

おわりに

ノートを購入し、自分の言葉を記載していた時にノートを受け取った高校生はどう感じるか考えてみました。彼、彼女らからすれば見ず知らずの他人から貰ったノートです。

しかしノートを受け取ったという体験そのものが、彼・彼女らと「Art Hostel Senn」及び長井という場所が紐づく行為になるのではないか、と。

すると当初ゲストハウスへの宿泊体験記として、考えていた筆者ですがそれだけではなかったことに気付きます。「Art Hostel Senn」への宿泊は宿泊者(筆者含む)と高校生達の想いを繋ぐシステムに主体的に組み込まれていったということになります。

それに対して、今まで宿泊してきたビジネスホテルは快適かつ便利ですが、何か大きなシステムに受動的に飲み込まれていたということに遅ればせながら気付かされました。

一度、宿泊すれば「宿泊」という概念を覆されること間違いなしです。

言葉にすると難しいですが、ぜひ一度宿泊いただき「Art Hostel Senn」しかできない

特別な体験をしてみてはいかがですか。

 

 

「Art Hostel Senn」基本情報

住所:山形県長井市台町2-1(駐車場有)

アクセス:フラワー長井線「南長井駅」徒歩1分

TEL:0238‐87‐1414

HP: http://fujimi-ya.jp/senn/

宿泊料金(税別):共用スペース(ドミトリー)1泊3,000円~ ツイン1泊3,500円~、アート部屋1泊7,000円(2名宿泊可)

 

この記事を書いた人:「おきたま元気創造ラボ」メンバー

okirabo

おきたま元気創造ラボは、置賜地域で活躍する若者と県・市町行政の若手職員で構成する官民参加型組織で平成29年4月に設立されました。若者ならではの視点で地域の魅力を発掘し磨き上げ、その魅力を広く発信することにより、置賜地域の活性化を図る活動を展開しています。(Facebookページ

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