これをご覧頂いている皆さんはどこにお住まいかわかりませんので、勝手に日本だと仮定させていただきますが、寒いですね〜。
今シーズンは爆弾低気圧のツートップが暴れまくるという、気象予報士も「こんな天気図見たことがない」とコメントするほどの天気で大雪になったり、寒波がまさに波状攻撃したりと、ま〜山形もずいぶん雪が降っております。

こうなると日本酒がおいしい季節です。
→え?日本酒苦手ですか?そんなあなたにこそ、山形の日本酒をオススメします。

→え?あなたも日本酒が大好きですか!!ですよね〜。山形の日本酒の良さを再確認しましょ!!

 


食べ物を選ばない、日本酒

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皆さんが一番飲むお酒というのはなんでしょうか?ビールですか?焼酎ですか?私は日本酒です。乾杯から日本酒です(私、「日本酒で乾杯推進会議」の会員でもありますがw)。

そう書くとただ単に日本酒が好きなだけじゃないの?と言われるかも知れませんが、そうじゃないんです(いや、好きなのは事実ですが)。

お酒をいただく時って、おいしい料理を食べますよね?

私の経験上、普段行く飲食店でメニューに掲載しているだいたいのお料理(香辛料のガッツリ効いたカレーやアジア料理以外)は日本酒と相性がよく、料理をより一層楽しませてくれます。

特に魚介系では並ぶ物がいないほどで、フランス料理では「生牡蠣に合うのは、辛口白ワインのシャブリ」と言われますが、私は断然日本酒の方が合うと感じます。

特に冬場は野菜にしても海産物にしても、旨みが濃い素材がたくさん!!アミノ酸が豊富で、旨みが特徴である日本酒の独壇場です!!

 


まもなくやってくる新酒の季節

冬場の食べ物は旨みが多いので、同じく旨みが豊富な日本酒と合うと書きましたが、日本酒の旬っていつなんでしょう?
もしそれが「新酒が造られる時」と定義するならば、それはまもなくやってきます。
そもそも日本酒が仕込まれるのは、11〜3月の冬ですが、大きな理由は2つ。

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1つは原材料となる米の収穫が秋だから。
もう1つは冬は、醗酵に向いているからです。

実は日本酒は、水、米、麹からだけ作られる、超自然食品。麹菌など微生物の働きによってお米のデンプンがお酒へと変わっていくのですが、温度が高いと雑菌が繁殖してうまく発酵が進みません。その為空気がキレイで雑菌の繁殖がおさえられる冬場に仕込まれ、低温でゆっくりと時間をかけて発酵させると、質の良いうまい酒になります。

寒さが厳しくて水が綺麗で米所である東北・北陸などに酒蔵が多い理由でもあります。

あ・・・ちなみに今は、サーマルタンクという温度管理できるタンクで仕込むので、温度だけの点を考えれば一年中いつでもお酒を造れるそうです。

 


プロも大注目の、山形の日本酒

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「酒所」というとどこを思い浮かべますか?

一時期一世を風靡した「越乃寒梅」に代表される「新潟」と答える人も多いと思います。

新潟県や兵庫県などに比べ酒蔵数が少ないながらも、全国新酒鑑評会で全国有数の金賞受賞数を誇る山形県。山形県の酒蔵はいろんなコンテストなどでも「常勝」の、精鋭ぞろいです。

以前株式会社フルネットが行った「東京都内の名酒居酒屋に聞く、日本酒に関しての好感度No.1都道府県調査」においては、アンケートに答えた半数以上のお店が山形県をあげ1位となっています。
日本全国の酒を扱う居酒屋というプロ中のプロがオススメする山形の日本酒。

他の地域と大きく違うのは、若手が非常に頑張っている地域だということでしょう。

まあ詳細を書いちゃうといくら文字数があっても足りないのですが、日本で最も入手困難な日本酒の一つ「十四代」(山形県村山市・高木酒造)の杜氏、高木顕統(あきつな)氏は、以前お話を伺った時に「作り方は一切隠したりしない。若手が勉強したいと言ったら何でも教える」と話されていた。

またそれは上喜元で知られる酒田酒造の社長兼杜氏佐藤正一氏も同様のことをおっしゃっていた(ちなみに酒田酒造には、そうやって教えを請いに来た方が泊まるための合宿部屋もあるそうだ)。

お互いが技術を惜しみなく教え、切磋琢磨していった結果、このような精鋭揃いの日本酒天国になったのではないかと思う。

参考記事:地域性へのこだわりから国境を越える日本酒造り。東光醸造元・小嶋総本店【山形の攻めの会社】

地域性へのこだわりから国境を越える日本酒造り。東光醸造元・小嶋総本店【山形の攻めの会社】

 

オススメは、720ml(四号瓶)1,500円ぐらいのものから

もしあなたが「日本酒なんて・・・」と敬遠してきた方ならば、山形の日本酒で、720ml(四号瓶)1,500円ぐらいのものを手にとっていただければ、きっとこれまでと違った印象を持たれると思う。

それぐらい「大手の日本酒」と「小さいながらも一生懸命作っている山形の酒蔵」の日本酒は違う。

ぜひ喰わず・・・もとい、飲まず嫌いせず、一度試してみてはもらえないだろうか?
特にお刺身や鍋といった、これからの肴にはぴったりのハズだから。

そしてそれを作った、山形の若手の作り手達を応援して欲しい。

 

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