【イベント名】 山形県新規漁業就業希望者向けオンラインセミナー2021
【開催日時】  2021年10月9日(土)13:30~15:35
【会 場】   オンライン形式(Zoom)
【参加費】   無料
【参加人数】  10組10名
【主 催】   山形県

■なぜこのイベントを開催したのですか?

山形県内の漁業者の減少及び後継者不足への対策の一つとして、山形県内外の新たな漁業就業に関心を持つ方をはじめ、漠然と興味がある段階の方まで幅広い層を対象に、山形県庄内浜の漁業や生活、体験漁業事業や国内有数の新規漁業者への支援策の紹介、そして漁業者のトークセッションなどにより、庄内浜での漁業就業へのきっかけづくりや漁業への理解や関心を深める機会の一助となることを目的に開催しました。

■当日はどんな人たちが集まりましたか?

漁業就業に関心のある方をはじめ、水産高校の教師、庄内地方の地域振興に関わっている大学教授、庄内浜で事業展開を予定している企業関係者など首都圏・県内それぞれからの参加があったところです。

■どこから来た人が多かったですか?

首都圏(千葉県・神奈川県・東京)及び近畿地方からの参加が7名、その他山形県内から3名(3団体)でしたが、漁業就業を検討されている方は全て県外からの参加者でした。

■イベントではどんなことをしましたか?

次のプログラムにより、漁業者のトーク、資料(画面共有)による説明。さらにチャットによる質問と応答を行いました。
①(山形県庄内総合支庁水産振興課から)山形県庄内地方の暮らし、漁業の魅力の話
②先輩漁業者2名、移住・転職した新規漁業者の方2名によるトークセッション
③(山形県農林水産部水産振興課職員から)支援制度、漁業就業までのステップの説明
④庄内浜の3市町の特徴及びくらすべ山形からのお知らせ
⑤参加者の皆さんからの質問、漁業者によるフリートーク

■盛り上がったシーン、印象に残ったことは?

トークセッションでの漁業者4名のお話は、底びき網漁などの漁法・四季ごとに漁獲できる魚種の違いだけでなく、雇用により就業する場合の給与や保障・休みの過ごし方、独立して漁業を行う場合の初期投資・借入金・その返済についてもユーモアを交えながら実体験を話して頂くことができ、漁業を行う喜び・楽しさ(厳しさも)が伝わったと思われます。

■参加者の様子、反応はどうでしたか?

チャットにて質問を随時受け付けましたが、漁業者に対して6次産業への取組みや庄内浜の特徴的な魚種など質問を多く頂き、フリートークの時間が足りなくなるほどでした。
また、当初2時間のプログラムが間延びしないか心配でしたが、終了後のアンケートでは時間に関し「適当」又は「足りない」がほとんどで、「長すぎる」は皆無だったことから、興味深く聞いていただけたのではないかと感じています。

■イベントをやってみてどうでしたか?

漁業就業に関するオンラインセミナーは、山形県としては初めてで、会場設営・ゲスト選定・山形県の支援制度を含めた庄内浜の漁業の特徴の出し方など試行錯誤の面がありましたが、漁業者の積極的な協力や山形県職員の個性とユーモアあふれる司会進行などにより、参加者の反応が大変良好であったことに安堵するとともに、今後につながるものとなったと思います。

■次回開催など今後の予定について

終了後のアンケートでは、今後も漁業就業の情報提供を求める回答があるなど、一定の成果があり、主催者の山形県では今後もオンラインセミナーを検討されています。

■担当者名    五十嵐 和昌
■メールアドレス furusato@yamagata-iju.jp
■電話番号    023-687-0777
■関連URL     https://yamagata-iju.jp/
(山形県移住交流ポータルサイト「やまがた暮らし情報館」)

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