こんにちは。
山形県の最上地方、鮭川村です。
第2回目の私たちの投稿。
どんなメンバーがこれを書いてるかはこちらをご覧ください。
【地域おこし協力隊という選択肢】YOUは何しに鮭川村へ?2022年4月着任の新メンバー募集中!
山形県鮭川村では、2022年4月から活動する地域おこし協力隊を募集しています。(詳しくはこちら)
今回は、地域おこし協力隊と一緒にお仕事をすることになる村役場の方々を紹介します!
目次
・地域おこし協力隊と役場の関係性
・鮭川村むらづくり推進課の人々のパーソナリティ
・地域おこし協力隊から見た『鮭川村』の印象
・僕たちの活動内容、聞きに来ませんか?(オンライン)
地域おこし協力隊と役場の関係性
調べてみたところ、令和2年度(昨年度)は1,065団体で、5,560人の地域おこし協力隊員が活動したそう(我々もその一部ですね!)。
地域おこし協力隊は、市町村単位で募集・活動する制度です。
各市町村ごとに、「協力隊員にやって欲しい内容を決め、募集し、採用(任命)して、共に活動していく」という感じなので、地域おこし協力隊は、市町村の担当課の人たちが、一緒に働く仲間となります。
地域おこし協力隊って何?をもっと深く知りたい人はこちらをどうぞ。
鮭川村むらづくり推進課のパーソナリティ
□課長 西野さん
夢と希望いっぱい。守りは決してしない。攻めることしか知らないボス。
□課長補佐 髙橋さん
攻め続ける課長のストッパー。課長を止められるのはこの人しかいない。4人の息子のママ。
移住担当
□係長 矢口さん
見ため目はちょー怖いけど、面倒見のいいお兄さん。料理の腕がプロ並み。
観光担当
□主任 黒坂さん
協力隊の担当者。歌舞伎、トレランと仕事以外での地域活動が多く、よく協力隊と間違われる。
□事務員 星川さん
美魔女のほんわかミカさん。いつもみんなを癒してくれます。
□交流推進員 地域活性化起業人 片野さん
JALから出向のハイスペックおじさん。怒ったところを見たことない。チョー優しい。
交流担当
□地域活性化専門員 齊藤さん
高身長イケメンで、うるさいくらいテンション高い。コミュ力抜群。
観光協会担当
地域おこし協力隊から見た『鮭川村』の印象
僕は着任してまだ1年未満ですけど、長く活動してる松並さん・角田さん、「鮭川村」はどんなの印象ですか?
鮭川村むらづくり推進課の人たちは、課長はじめ職員みんな穏やかで優しいよ。 さらに言うと村民、いや、県民?みんな穏やかだよね。厳しい雪国を支え合ってきた歴史の結果だと解釈しています。驚くほどみんなが助けてくれる。
協力隊が動く際には、むらづくり推進課が全力でバックアップしてくれる。自分が担当したイベントの時は、準備に必要であろうことを提案してくれたりチームで成功させようとする意識を持っているから、経験したことが無いことをやろうとしても実現できるような組織だと思う。
鮭川村ポイント①:役場の担当部署「むらづくり推進課」は、助けてくれる
むらづくり推進課の職員のみんながオープンで、上長の機嫌を伺うような風土はなく、意見を言い合える関係性があるよね。課長、職員、協力隊で意見がぶつかることも多いけど、そこにネガティブさは感じない。
意見が割れても互いに意見もはっきり言えるのは「信頼関係」がある証拠だよね。
それは『考えるより先に体が先に動いちゃう課長』の存在が大きい。「自由と責任」で動く現協力隊にとっては最良の上司。
鮭川村ポイント②:役場の担当部署「むらづくり推進課」は、オープンな風土で、担当部署の課長がめっちゃ活動的。
(鮭川村むらづくり推進課と協力隊メンバー)
なんだか、鮭川村の風土はとっても先進的な感じの雰囲気ですよ笑
むらづくり推進課内は攻めてる人が多いけど、地域全体の視点でいうと保守的な要素は強い地域だと思うよ。だからこそ守られてきた自然や文化もあるのも事実なんで、ネガティブとも言い切れないんだけど。地域全体がイケイケなわけではない。小さなコミュニティーなので、ガンガン進めていく中でも根回しやフォローを怠ると一気にブレーキがかかる場合もある。なにかやろうとしてもなかなか認めてもらえない瞬間もある。
小さなコミュニティーなので、嫌われないようにとばかり気にしてしまうと前に勧めない時もあるのも事実で、その一線を越える強さも必要です。正しい行いは突き抜けて進めていけば信頼に変わる瞬間が必ず来る!
基本的にはみんなやさしいので、最初は否定的でも、粘り強く前に進む精神があれば大丈夫です。
鮭川村の伝統芸能『鮭川歌舞伎』の無観客公演の配信がまさにそれだったよね。
当初、大先輩たちの否定的な意見も多かったけど、コロナ初期でこうした取り組みが少ない中でのチャレンジに、新聞やTVなど多くのメディアに注目されて、その年は山形県で文化向上に寄与した個人や団体を顕彰する「斎藤茂吉賞」を受賞することができた。多くの賞賛に、はじめ否定的だった人たちも最後は喜んでもらい評価にもつながった。
(現役+卒業した協力隊の連携で、鮭川歌舞伎の撮影と編集に協力)
鮭川村ポイント③:地域全体で見ると保守的。正しい行いを続けていれば信頼に変わる瞬間は来る。
こういう風土の地域・役場とやっていける人って、どんな人が向いていると思いますか?
ワンマンなスーパー公務員がいるのではなく、みんなで手さぐりで作っていく感の方が強いです。
現在の鮭川村の協力隊の契約形態って、僕が着任した初年度に当時担当だった矢口係長(顔は怖くても実は一番やさしい!)が、僕の「協力隊の制度設計の変更リクエスト」を聞いてくれて今の形に変更してくれたんだ。
来たばかりの僕の意見もしっかり聞いてくれて、前に進んでいく意思のある人たちが集まっていると感じた出来事でした。
この『作っていくプロセス』が鮭川村の面白さだと思うので、用意された役職や福利厚生を求める人よりも、自分の道を切り開ける野良犬タイプの人におすすめしたいわけです。
活動テーマはあるけど、かっちりした「これやって」って定型的な業務はないからね。野良犬が放牧されている感じなので、 自分の意思表示ができないと3年後に何も残らないと思うよね。
鮭川村ポイント④:協力隊は、野良犬が放牧されている感じなので、枠組みが完成しているところで動くより、枠組み自体を作っていくことが好きな人の方が向いている。
僕たちの活動内容、聞きに来ませんか?
鮭川村ポイントまとめ
1・役場の担当部署「むらづくり推進課」は、助けてくれる
2・役場の担当部署「むらづくり推進課」は、オープンな風土で、担当部署の課長がめっちゃ活動的。
3・地域全体で見ると保守的。正しい行いを続けていれば信頼に変わる瞬間は来る。
4・協力隊は、野良犬が放牧されている感じなので、枠組みが完成しているところで動くより、枠組み自体を作っていくことが好きな人の方が向いている。
10月20日のセミナーでは、そんな鮭川村で活動していることをお伝えします!
ご興味あれば、ぜひご参加ください!
【10月20日】鮭川村地域おこし協力隊募集オンラインセミナー
詳細は、こちらから▶︎ https://www.vill.sakegawa.yamagata.jp/topics/882