七日町にあるこちらの『とんがりビル』。

今回は、このとんがりビル1階にある『この山道を行きし人あり』というお店を、やまらぼインターン生のSatsukiがご紹介します!

 

 

「この山道を行きし人あり」

cafe&shop「この山道を行きし人あり」は、山形県内の作家さんたちの工芸品から日用雑貨や衣類までさまざまな商品を取り扱っているショップ。また、併設されているカフェでは、毎週水曜・木曜限定の『山道ご飯』と金曜限定の『山道カレー』は週替わりメニューとなっており、何度行っても楽しませてもらえること間違いなし。

 

cafe

(水曜・木曜限定の「山道ご飯」 ¥750)

 

こちらを取材の前にいただいてきました!

一つのプレートに優しさが詰まっていて、

お腹も心も満たされる幸せ溢れるプレートでした。

 

(毎週金曜日は本格スパイスの「山道カレー」)

こちらもかなり気になる人気メニュー!

 

shop

素敵な商品がずらり!!その中からおすすめの商品3つを厳選していただきました!

 

1. 風鈴

(鋳心ノ工房さんの風鈴 ¥1,650)

 

山形の伝統工芸品、鋳物を使って作られています

上の音色を奏でる部分がその鋳物で作られていてとても心地の良い音色です。

こちら、日本の美を代表する「折り紙」をモチーフにデザインされているそうです。

店内の天井にもぶら下げてあり、とてもいい音色を奏でているので、ぜひお店に足を運んでみてください♪

 

2. フレグランススプレー

(フレグランススプレー ¥2,200)

 

化学製品を一切使わず、植物由来の原料だけで作られているスキンケアブランドYES.さんのフレグランススプレー。

「on」「off」「refresh」「森に行く日」という4種類の香りがあるので、自分にあった香りや気分にあったものを選ぶことができます!

他にも、木でできているアロマディフューザーや、敏感肌の方でも使えるアロマスキンクリーム、ボディオイルもあり、どの商品も実際に使ってみたくなりました!

 

 

3.ヒノキのまな板

(吉永製作所の「ヒノキのまな板」大¥8,910 中¥4,950 小1,540)

 

長崎県の長崎市にある吉永製作所の近くの森で育てられたヒノキを2−3年かけて自然乾燥させてから作られているそうなんです!

そんな手間をかけて作られたまな板使って料理をしたら、普段のお料理も気分が良くなりそうですよね♪

お店のキッチンでもこのまな板を使っているらしいのですが、ヒノキなので、香りが食材にほのかに移って奥深い料理になるんだとか!

 

 

店長さんにインタビュー

「この山道を行きし人あり」ディレクターの今野洋子さんにお話をお伺いしました!

ーーお店の名前の由来は?

「葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を 行きし人あり」という歌があるんですけど、その下の句をとってつけられた名前になります。この名前をつけてくれたのも、十三時のディレクターである坂本大三郎さんです。

 

ーー「十三時」とは?

もともとここで十三時というショップを経営していて、2019年からはいまのお店の名前でリニューアルオープンしたんです。そこのディレクターを手がけているのが、坂本大三郎さんという方なんです。以前のお店は、いまよりももう少しアートギャラリーのような雰囲気が強かったです。現在は、本と雑貨と食品のショップとして、西川町にお店を構えていますよ。(十三時のHP

 

ーー店名の由来ともなっている歌の意味は?

「深い山に入っていくとき、孤独に襲われる。けど、よくみるとその道には確かに誰かに踏まれた花があって、その花がこの道を進んでいった人がいるということを教えてくれる。その花が安心感をもたらしてくれると同時に、新しいことにも挑戦していかなければならないんだ」っていう歌になります

 

ーーお店のコンセプトは?

坂本大三郎『十三時』の「自然とヒトとを繋ぐ」というコンセプトはそのままに、自然とヒトとの関わり合いで生まれてきた様々なモノを、山形・日本・世界各地から集めています。

 

ーーショップで販売する商品はどういった基準で選んでいるのですか?

山形って本当にすごい作家さんがたくさんいて、いいものもたくさんあるからこそ、伝承していかないっていうのが勿体無いなと思っていて、このお店を通して、山形の工芸品に触れてもらえるきっかけにしてもらえたらいいなと考えています。

だからと言って山形の工芸品を扱うだけでなく、日本全国・世界各地からも商品を集めていて、それも先ほど言ったお店の名前にもある「新しい道に挑戦する」というところに繋がっているんです。以前は、工芸品が中心のショップだったんですけど、普段使いもできるようなキッチンウェアや日用品も扱うようになりましたね。

 

ーーカフェのこだわりは?

とにかく「体にやさしいもの」をいうことは意識しています。もちろん添加物は使ってないですし、最近ではうちのスタッフが畑をやっているので、そこで育てたお野菜なんかも使って作っています。あとは旬な食材を使うっていうのもキーワードになっていますね。貴方ん的には、その時にしか採れないものを提供しています。

 

ーー読者へのメッセージ

「山形って何もない」っていうことはほんとになくて、そう思うとしたら、知る機会がないだけかなって思うんですよね。ぜひこのお店が、山形の工芸品に触れ合う機会となり、それが結果的に山形ていいものたくさんあるんだなっていう気づきのきっかけになったら嬉しいなと思います。

 

Satsuki’s comment

カフェのお料理、ショップに並んでいる商品どちらもひとつひとつにこだわりが見られ、何度でも訪れたくなる魅力詰まったお店でした。山形のいいもの、山形の人に届けたい日本のいいものがたくさん並んでいて、「山形県民はもちろん、県外の人も山形に訪れたら絶対に訪れてほしい!」と言えるところであることは間違いないです!

普段の暮らしの中で少しいいものに囲まれて生活したい、人の手で作られた温かみのあるものが好きという方には本当にオススメのスポットです!ぜひ一度訪れてみて欲しいです!

 

 

お店の情報

この山道を行きし人あり

□営業時間:11:30〜17:00

□営業日:水曜〜土曜(土曜日はランチはお休み)
※イベント等のため土・日・祝に営業の場合もあり。詳しくはSNSをご確認ください。

□お問い合せ:023-674-7757

□WEBサイト:https://www.konoyama.com/?_ga=2.205844944.219815675.1628723923-509496315.1628723923

□オンラインストア:https://konoyama.shop-pro.jp

□Instagram:https://www.instagram.com/konoyamamichi/

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