今や大学生の約2人に1人(※)が受給している奨学金。

学校で学ぶためのお金をサポートしてくれる奨学金、ありがたいですよね。

多くの奨学金は返済を必要とする=『お金を借りている』わけで、卒業後は返済しなければなりません(筆者も奨学金の返済を抱えている1人です)。

その額は大きくなくても、働き始めの社会人には負担が軽いとは言えるものではありません。

しかーし!

山形県が奨学金の返済を支援してくれる制度があるんです!

それは、山形県若者定着奨学金返還支援事業(県HPの詳細ページ)。

山形県内で育った若者が、大学・短大・高専・専門などを卒業してから山形で働くなら、奨学金の返済を支援しますよ

というもの。

上記画像にある通り、

早ければ早いほど、支援額が大きい

ので、もし「将来山形で働く可能性もあって、まだこの制度に申し込んでない」という方がいたら、今すぐ手続きをしましょう!

 

文章の読解ムズイ…山形県の人に聞いてみた

山形県のHPを見ると、詳細書いてありますが、お金にまつわることだけあって、なかなか理解が追いつかない…!

ということで、県の担当者の方に電話でお伺いしました。

Q.この制度っていつからやってるんですか?

平成27年度から実施しており、5年目の事業です。5年間実施する事業の最後の年ですが、来年度も予算要求していますが、来年度事項もこの事業が実施されるかどうかはわかりません。

 

Q.今からでも申し込めますか?

この制度には、以下3つの枠があるのですが、1の地方創生枠は、定員になり募集を締め切りましたが、2の市町村枠、3の産業団体等連携枠は枠が空いています(2020年11月末現在)

1・地方創生枠(100人)

2・市町村枠(150人)

3・産業団体等連携枠(50人)

※3つの募集枠いずれも以下の職種は対象外。
(1)公務員 (2)医師 (3)看護師 (4)介護福祉士 (5)保育士(医師、看護師、介護福祉士、保育士を目指す場合の支援制度は別途、県の修学資金制度あり。詳しくはこちら

 

 

Q.それぞれの枠、何がどう違うのでしょうか…?

1・地方創生枠は、奨学金の種類が日本学生支援機構の第一種奨学金(無利子)に限定されています。

1・地方創生枠、2・市町村枠は、市町村が窓口です。3は県が窓口です。

3・産業団体等連携枠は、指定する企業の採用活動に参加する必要があります。もし、それ以外の企業で働くことになった場合は、返還支援額が減少します。

 

なるほどー。ありがとうございました!

 

もう一度言おう。応募がまだなら申し込みを!

他にも色々質問させて頂いたのですが、細かいポイントは県のHPで間違いのない情報をしっかり確認してもらった方が確実と思ったので、このページではポイントだけお伝えしました。

文章を読んだだけで全てを理解するのは大変だと思うので、わからないことがあれば県の担当課に電話で相談してみては?きっと親切に教えてくれますよ。

早ければ早いほど、支援額が大きいので、早速動きましょう〜!

 

山形県若者定着奨学金返還支援事業(県HPの詳細ページ

 

 

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