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ゆくゆく転職 (株式会社キャリアクリエイト)
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2019年7月11日
・そろそろ山形に戻りたい…。でも、SEの仕事は続けたい。
・山形へUターンしても今までのスキルを生かして転職をしたい
・最新の技術に触れながらSEとしてステップアップしたい。
株式会社ピー・アール・オーの常務取締役 板倉健さんとブリッジSE兼マネージャーの高橋浩樹さんにお話を伺いました。
板倉「実は今、おかげさまで仕事の依頼が増えており、今後、さらに多くのお客様のご要望にお応えするために、山形・仙台のオフィスを拡充する予定なんです。
お客様にとって、何かあったときに対応できる企業規模と組織力というのは非常に重要であり、企業としての付加価値を高めていくためにも山形・仙台の拠点を整備し、より多くの優秀な技術者をそろえていきたいと考えています。
基本的には、横浜本社で受注した仕事を山形や仙台に振り分けていく形になるので、最初の1〜2年は横浜本社で仕事を覚えてもらい、その後、山形に戻って本社と山形・仙台をつなぐブリッジSEとして働いてもらいたいと思っています。」
板倉「まず、お客様と打ち合わせをして要件や仕様を決めます。その後、スケジュールや段取りを考え、山形や仙台のメンバーに仕事を割り振って、指示を出すというのが主な役目です。
うちの会社は基本的にすべてチームで動きますので、ブリッジSEはお客様とのやり取りだけでなく、チームのメンバーとも話し合いながら仕事を進めなければなりません。エンジニアとしての技術的な知識やスキルはもちろん大事ですが、コミュニケーション能力も必要になります。お客様と各拠点をつなぐ役割なので、柔軟に動ける人がいいですね。」
常務の板倉健さん(左)とブリッジSE兼マネージャーの高橋浩樹さん(右)
高橋「もともとは山形のオフィスでエンジニアとして働いていたのですが、今はブリッジSEとして横浜に勤務しています。横浜でお客様の話を伺って案件の仕様を決め、山形や仙台にいるメンバーにディレクションしながらプロジェクト全体をマネジメントするという立場ですね。山形と仙台へは、だいたい月に1回ぐらいのペースで行っています。横浜から山形・仙台はわりと近いと思いますし、あまり苦になりませんね。」
髙橋「やはりお客様あってのシステムなので、いかにお客様とうまくコミュニケーションを取れるか。それと、お客様の要望を齟齬なくメンバーにきちんと伝えられるかが重要ですね。また、より良い提案をするためには、ただ相手の意見を聞くだけではなく、全体の予算やコストを踏まえたうえでどんな機能やコンテンツが必要かを考え、どうすべきかを伝えることも大事です。ブリッジSEに必要なのは、コミュニケーション能力とフットワークですね。」
▲広々とした快適なオフィス
高橋「必須の言語はとくにはありません。今、多く使われている言語はJavaとPHPですが、何か一つの言語をきちんと理解できていれば、あとは応用でなんとかなると思います。
求める人物像としては、単に仕事をこなすだけの人ではなく、“改善”を視野に入れて考えられる人がいいですね。」
板倉「うちはweb系とアプリと両方やっているのですが、スマホのアプリやサービスを企画設計できる人が少ないんです。
最近は、企業もスマホの中に便利なサービスをどんどん入れていきたいと考えているので、お客様の「こういうことをやりたい」という要望や、世の中の「あったらいいな」というサービスを企画して、それを具現化できるディレクター的なポジションのSEがいると助かりますね。」
▲ピー・アール・オーでは、さまざまなスマートフォンアプリを開発している
板倉「希望がすぐに通るかどうかは別として、それなりの実力がついてくれば、会社としてはやりたいことへの挑戦を応援します。
仙台のチームはゲームの仕事も積極的に受けていますし、VRを使ったシステムの開発にもトライしていますので、もしそういう仕事がしたいのであればもちろんチャレンジすることは可能です。」
板倉「一番大事なのは、信頼できる人間であるということ。それから、常に向上心を持って自分を高めようという意識のある人。そして、あきらめない人ですね。仮に何か失敗したとしてもそのままでは終わらない、次は絶対にもっと良い結果を出すというのが優秀な技術者ではないでしょうか。」
高橋「おもにskype、slack、chatwork、backlogといったオンラインのツールを使って、ネットワーク上で情報共有やプロジェクト管理、メンバーとのやり取りを行っています。slackにはプロジェクトごとに品質を改善するためのチャンネルがあるので、そこで常にメンバーと話し合っています。
もちろんネットワーク上だけではなく、会議室に集まってミーティングをすることもありますし、コミュニケーション不足だなと思ったときには山形や仙台に行って、向こうのメンバーとも直接話すようにしています。会社全体ではおもにskypeでコミュニケーションをとっていますね。」
▲skypeで連絡を取り合って、女子会もやってます♪
山形勤務のブリッジSE:鈴木紀さん
鈴木「最初の半年間は、仕事や業務知識を覚えるために横浜に勤務していました。その後、山形に戻って、横浜で請け負った仕事を山形や仙台のメンバーに割り振るブリッジSEとして働いています。
大きな案件や仕様が複雑なものなど、お客様と対面で確認する必要がある場合は、横浜や東京に出向いて要件をつめるので、月に1回ぐらいはあちらに行っています。
仙台のメンバーとは基本的にslackでやり取りしながら要件をつめていくことが多いですね。」
鈴木「slackなど文字だけのやりとりは限界がありますし、直接話したほうが伝わることも多いので、積極的にskypeを使ってミーティングするようにしています。
横浜のマネージャーやリーダーとも週に一度、skypeで定例会議を行っています。」
▲山形のオフィス【P.R.O ID】
鈴木「各メンバーが今何をやっているのかを把握しておくことは重要です。わからないところは早めにどんどん質問してもらって、こちらからもなるべくこまめに声をかけるようにしています。作業の遅れをいち早く検知してスケジュール調整することが大事ですね。」
「今手がけているサービスは、最初はユーザーも少なかったのですが、何年かかけてシステムを改善していくうちにだんだんとユーザーも増えていって、現在は15万人ぐらいいます。自分たちが作ったサービスを世の中の多くの方に使っていただいているというのは、とてもうれしいですね。
もちろんシステムを作ることも好きなんですが、最近はプロジェクトがうまく動いていることを実感するのが楽しいんです。この会社に入って、プロジェクト全体を見る面白さというのがわかってきました。」
「もともと東京で7年ぐらい働いていたのですが、30歳という年齢の節目を前にして、このまま東京で働き続けるのか地元に戻るか1年ぐらい悩みました。将来のことを考えたときに、やはり地元に貢献して働きたいと思いUターンすることにしたんです。
Uターンするにあたって心配だったのは「山形に自分のスキルを生かせる仕事があるのか?」ということだったので、生まれ育った山形で今までのキャリアを生かしてSEの仕事ができるというのが一番良かったことですね。もし、SEとして自分のキャリアを生かせる仕事がなければ、山形には戻ってこなかったかもしれません。
この会社は、一緒に働くまわりのメンバーのスキルが高いところも魅力です。今は働く環境も仕事内容も満足しています。」
板倉「技術力の高さと品質の高さが弊社の売りであり、こだわりでもあります。高い技術力があるからこそ付加価値のあるものを提供できますし、お客様も「他ではできないけど、ピー・アール・オーさんならなんとかしてくれる」と思って頼んでくださるのだと思います。
今、特に力を入れているのは“ブロックチェーン”という技術です。ブロックチェーンは改ざんができないといわれている強固なセキュリティ技術で、それを組み込んだWEBのシステムを作れるというのがうちの強みなんです。」
板倉「応用範囲が広い技術なのでさまざまなものに使えますが、たとえば自治体や病院、保険など既存のシステムにブロックチェーンを組み込むことで、より信頼性の高いシステムを構築することができます。
海外では政府系システムにブロックチェーンが使われる事例が増えております。日本は非常に遅れていますが、これから日本でもブロックチェーンのニーズが高まり、普及していくのではないかと思いますね。」
板倉「ブロックチェーンは、最先端の技術なので知っている人も少なく、まだまだ開発途上ではありますが、先行して取り組むことでアドバンテージを取れると思っています。」
高橋「ブロックチェーンは今までになかった考え方なので、面白いと思いますし、今後のスタンダードになっていくのかなと思います。
新しい技術を使ってシステムを作るというのは、やりたいと思ってもなかなかやれないことなので、エンジニアとして最先端の技術に触れられるというのはやはり魅力的ですね。」
板倉「ずっと自分の仕事だけをしているとスキルが偏ってしまうので、意識的に他のプロジェクトの技術を学ぶという活動をしています。チームによっては1ヶ月のうち3〜4日、あえて仕事をしない日を作り、他のチームの仕事を見て勉強するんです。それ以外にも「今使っている技術を他の人にも共有したいから、食事会をやろう」と誰かが企画したり、とくに若い世代は自発的に情報交換会を行っていますね。」
▲横浜本社がある場所は、なんと中華街のど真ん中!
ランチは美味しい中華を満喫できるのも魅力。
板倉「会社として、新入社員をじっくり育てるという方針があるので、そうやって育ってきた人材が、新たに入ってきた社員の面倒をみたり、マネージャーやサブマネージャーが教育する流れが自然とできているのだと思います。お互いに協力したり、チームワークを大事にするという社風はありますね。」
高橋「自分のやりたいようにできるというか、それぞれの考えを尊重して任せてもらえるところですね。堅苦しい決まりや縛りもなく、自由に提案できるので仕事がやりやすいと思います。
会社全体の風通しもいいと思いますし、雰囲気はすごくいいですね。社長も気さくな方で、社長室は「いつでも入ってきていいよ」という感じでドアが開けっ放しになっているので、話しやすいです。
▲親しみやすい雰囲気の大高社長
部署の垣根を越えた関係づくりというのも意識的に行っていて、普段仕事であまり関わりのない人たちとも一緒に飲みに行ったり、“飲まないコミュニケーション”もとるようにしています。」
「仕事以外のコミュニケーションをとる場として、お昼休みに会議室でみんなで一緒にご飯を食べようとか、自然と誰かが声をかけて集まっています。あと、「ごはんクラブ」というのがあって、月に2回無料でご飯が食べられる日があるんですよ。そこでいろいろな人と話をして、知り合いになるという感じですね。
メニューはカレーや炊き込みご飯、丼物などのほか、サラダ、お吸い物もあります。サラダはセルフサービスなので好きな分だけ食べることができ、ドレッシングの種類も豊富。
高橋「残業はあまりないですね。夜遅くまで仕事をすることはほとんどありませんし、土日はきちんと休めます。お客様からも「リア充ですね」と言われるぐらいです(笑)。」
高橋「運動同好会ではバスケやフットサルをやっています。あとは夏になるとバーベキューをやるので、みんな家族連れで参加したりしていますね。社員旅行はだいたい毎年行っています。今年は富士山の麓にある富士吉田市に行く予定です。」
▲社員旅行にて
▲海が見える屋上でBBQ!気持ちのいい青空の下で乾杯!
また、横浜本社のオフィスには、マッサージルームがあり、月に数回プロのマッサージの先生が来てくれるそう。予約をすれば誰でも就業時間中に無料で30分間マッサージを受けることができるとのこと。
<取材後記>
社内はオープンで自由な雰囲気。コミュニケーションが活発で、個々のスキルを生かしながら皆さんのびのびと仕事をしている様子が伝わってきました。また、横浜本社のある場所は、山下公園まで徒歩5分という立地も魅力。仕事帰りに海を見に行くこともできますよ。もし今、山形へUターンしようか迷っているなら、1〜2年横浜ライフを満喫してから地元山形へUターンという働き方も検討してみてはいかがでしょうか?
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