家事・育児を両立しながら、「好きな仕事・やりたい仕事」で働きたいという方へ。

もしかしたら、時間や場所に捉われない「自由な働き方」で、好きな仕事を続けて仕事と家庭を上手く両立することが出来るかもしれません。

山形県内で『時間や場所に捉われない自由な働き方』を実践している人の仕事の中身・ワークライフバランス・どうやって始めるの?という気になることを調査して紹介していくこのコーナー。

ぜひ、今後の働き方の参考にしてください。

 

02 テレワーカー(まちづくりコンサルティング会社勤務)

県外からUIターンしてしまうと、山形ではキャリアを活かした仕事ができないと思っている人はいませんか?

第2回目は、会社と離れた場所で仕事をする『テレワーク(tele=離れた所・work=働く)』で働いている三ケ山さんに山形にいながらテレワークスタイルで働く秘訣と、ワークライフバランスを伺いました。

過去の記事はこちら 01フリーランスライター

 

「自由な働き方=(好きな仕事+家庭の両立)の方程式」の実践者

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三ヶ山 香織(みかやま かおり)さん

1984年秋田県生まれ。小学5年生まで両親の転勤で東北を転々とし、6年生から山形に定住。東京の大学に進学、地域活性化を志し一部上場企業の経営コンサルティング会社に入社。2012年、結婚を機に退社、山形にUターン。地元の旅行会社で婚活支援や旅行添乗業務を行う。2016年山形にいながら香川県が本社の官民連携まちづくりのコンサルティング会社・株式会社Glocal Project Management Office(GPMO)で働き始める。4歳男の子と2歳女の子のママ。

 

仕事の内容

  • 官民連携のまちづくりにおけるコンサルティング支援
  • 自治体の官民連携事業に関する調査業務や事業化におけるアドバイザリー支援、モニタリング業務
  • 企業の教育・研修支援:企業の教育体系や研修体制等を構築
  • 社内の生産性向上業務:社内の生産性を向上するために、ITの活用や生産体制の改善等

 

(業務の流れ)

<自治体のコンサルティング業務>
自治体営業→企画書作成→プレゼンテーション→調査→資料作成→協議→報告書の作成→成果品の納品

<企業の教育・研修支援>
経営者ヒアリング→職員ヒアリング及びアンケートの実施→ヒアリング及びアンケートの分析→打合せ→教育体系の構築→成果品の納品

<社内の生産性向上業務>
社内の課題発掘→解決策の検討→調査→社長への提案(稟議書の作成)→打合せ→社内の導入→運用ルールの作成→社内へのアナウンス→日々改善

 

テレワーカー(会社員・コンサルティング)のメリット・デメリット

メリット

「テレワーク+出張」という勤務スタイルで、自分の生活に合わせて動くことができるので、かなり働きやすいし、県外に行くことが好きなので、いろいろな地域に行けるのも魅力のひとつです。

子どもが急に熱を出したり保育園が休みでも、パソコンひとつあれば仕事ができ、柔軟に動けることがテレワークの強みでもあります。

「まちづくり」という自分たちの未来はもちろんのこと、子どもたちの未来に関わるお仕事ができるのは、やりがいを感じています。地域密着の地元の経営者の方から、首都圏の最先端の事業を行っている経営者の方まで、「まちづくり」というキーワードを基に、さまざまな人とお仕事ができるのは刺激をもらえて楽しいです。

 

メリットまとめ

  • 柔軟な働き方ができる
  • 未来に関わるやりがいのある仕事
  • たくさんの人に出会える
  • 出張で色々な地域に行ける

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(テレワーカーとして、山形の自宅やコワークングスペース“too”(=共同ワークスペース)、時には全国各地に出張と場所と時間に捕らわれず仕事をしています)

デメリット

年度末はプロジェクトの納期が重なり、仕事に追われることが多いです。普段でも仕事が終わらないときは、週末実家に子どもを預けて仕事をすることもありますね。

テレワークは会社に出向いて仕事をしないので、セルフマネジメント力が問われます。自宅にいながら自分をマネジメントするのはなかなか大変です。

基本的にメンバーとは電話やskypeで連絡を取り合っていますが、全国各地に散らばっているため、顔を合わせたコミュニケーションが頻繁に取れないというのはネックです。

デメリットまとめ

  • 仕事が重なるとかなり忙しい
  • セルフマネジメントが大変
  • 社員同士顔を合わせたコミュニケーションが取りづらい

 

私なりのワーク・ライフ・バランスの見つけ方

『自分が大事にしたいことを明確にすることが大事』

自分は何を一番大事にしたいのか考えて、外部要因を気にせず(ここ重要!)書きだし、優先順位をつけ、「やりたいことをやる!」もちろん全部はできないですが、可能な限りやりきりたいと思っています。

東京でのキャリア(?笑)を捨てて山形に帰ってきたことに対して不安や、後悔は全くありませんでした。20代はがむしゃらに仕事に打ち込んでいたので、そこで得た経験や人脈があるのでどこへ行ってもやっていけるという変な自信はありました(笑)。

結婚して子どもが生まれて、育児は大変だとは思っていましたが、実際は思っていた以上に大変で実家がある山形に帰ってきて本当によかったと思っています。自分の実家と夫の実家2つあるということは頼れるところも2倍、それは心強いです。

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常に「明日死んでも悔いのない人生」を考えているので、夫からみると生き急いでいるように見えるらしいのですが、毎日を全力で楽しみたい、そんな想いで過ごしています。仕事も家庭も趣味も何でも欲張りに全力で楽しみたいなーと、いつも思っています。たまに(よく?)突っ走りすぎて失速することもあるのですが、それはそれで今は休息期間と思って、のんびり過ごしたりもします。

ですから、そのときどきによってバランスは変わるのですが、そのときの自分の気持ちや今後の目標に対する逆算志向で日々のアクションを考えて、ワーク・ライフ・バランスを調整しています。

 

テレワークをどうやって始めたのか

前職で仕事をしていたとき、山形市で開催された勉強会に参加して、たまたま隣の席に座っていたのが今の上司でした。

その後、仕事をご一緒させてもらい、メンバーに魅力的な方々がたくさんいるという印象でした。そして「うちで働いてみない?」と声をかけてもらったのが入社したきっかけです。

編集部注

・三ヶ山さんはテレワーク前提での入社でしたが、テレワーク制度がなかった企業でテレワークを認められるようになるには、『その会社で、実績・成果を出す』『会社の中で、なくてはならない人材になる』『自分が置かれている状況・環境を社内でシェアする』など、ポイントがあるようです(他の山形県内でテレワークを実践している人の話)。山形県内で家事育児と両立しながらテレワークを実践している人を見つけたらまた取材します!

 

『キャリアを活かして、テレワークを実践する』の始め方

ステップ1:20代にとにかくスキルを磨く

テレワークは、スキルがあればどこに住んでいてもできます。逆にスキルがないとできないということ。とにかくスキルをみがいて自分に付加価値を見出すことが重要になってきます。

ステップ2:人と出会える場に積極的に出かける

転職や中途の場合人と人との繋がり、ネットワークがすごく大事。受動態ではなかなか良い仕事が見つかりません。コワーキングスペースやワークショップのように人が集まる場所に出かけることで新たな繋がりが生まれ、それが仕事に繋がることも。

ステップ3:何を大事にしたいか考える

自分は何を大事にしたいのか考え、書き出し優先順位を付ける。人が持っているキャパは限られているので、育児も家事も仕事もパーフェクトにしようとするとオーバーヒートしてしまします。優先する順位をつける事で、優先順位が低いことを切り捨て大事にしたいことを頑張る!

向いている性格

・(コンサルタントに向いている)人や地域に興味がある、熱意がある人

・(テレワークに向いている)自己管理能力があるひと、一人で仕事をするのが大丈夫なひと、場所と時間に縛られたくないひと

環境

パソコン環境があればどこでもできる!

準備期間

・20代! 20代はがむしゃらに働いてスキルを磨いて、自分に付加価値を付けること。そのスキルとキャリアが転職に役に立ちます

スキル

文章作成能力      ★★★★★

コミュニケーション能力 ★★★★☆

プレゼンテーション能力 ★★★★☆

活躍の場

今は三ヶ山さんのように働ける会社は少ないかもしれませんが、今後はどんどん増えていき、テレワークで働くことが当たり前の時代がやってきます。その時のためにスキルを身に付けたり、スキルを磨いたり、キャリアを積んでおくとことが重要ですね。

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山形で働く女性のコミュニティ

実家に頼りフルタイムの仕事に出張と忙しく働く三ケ山さんですが、キャリアや私生活を充実させるために、複数のコミュニティに関わっています。仕事でも育児でも、問題を一人で抱え込まず共有することで、円滑に解決することができますよね。人を頼ることもひとつの能力です。気になるコミュニティに、あなたも混ざってみては?

『山形キャリ女ラボ』

キャリ女ラボは、仕事を頑張りたい・楽しみたい「組織で働く女性」のための会員制のコミュニティ。結婚する・しない、子供産む・産まないのライフスタイルを問わず、「仕事」に対して前向きな気持ちを持っている『キャリ女』同士が繋がる場。不定期でお茶会・勉強会開催、非公開FBグループでメンバー同士でコミュニケーションを取っています。

9/8 【Wignal(山形ワーキングマザーの会)】交流イベント~“いま”を大切に生きる

https://mirailab.info/event/19979

自分の想いを子どもに残して伝えることができる『たすき帖』の生みの親、伊藤加奈子さんをゲストに迎えたイベントが9月8日(土)山形市内で開催!明日自分が死んでも後悔しないように子どもに自分の想いを残すことも大事です。

 

次回もお楽しみに!

次回も、時間や場所に捕われない「自由な働き方」で「好きな仕事」を続けながら「仕事と家庭を上手く両立」している人や、始め方をお伝えしていきます。

お楽しみに!

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