山形に帰省した時は、行く場所もだいたい決まっていて、限られた範囲でしか行動しないという人も多いのでは?

でも、それってちょっともったいない!

自分のふるさとのことって、知っているようで意外と知らないもの

まだ行ったことのない場所もたくさんありますよね。

帰省して家族や友達に会うのももちろん大切だけど、時には山形を『旅』してみませんか

今までとは違う山形と自分に出会えるかもしれません。

 

【故郷と自分を見つめ直す旅】3年連続で御開帳される『出羽百観音』を巡る

近年、神社巡りや御朱印集めがブームになっていますが、山形で今、注目を集めているパワースポット巡りがあるのをご存知ですか?

それは、『出羽百観音』

山形には、庄内三十三観音、置賜三十三観音、最上三十三観音があり、この3つを合わせて『出羽百観音』と呼ばれています。

しかも、この『出羽百観音』は、2018年から3年連続で御開帳されるという貴重な御開帳YEARSなんです!(2018年御開帳→庄内三十三観音、2019年御開帳→置賜三十三観音、2020年御開帳→最上三十三観音)

この機会を逃すのはもったいない!

この夏は、巡礼でパワーを充電しつつ、観光も楽しめる『出羽百観音巡り』へ出かけてみませんか?

出羽百観音は各地域ともそれぞれ歴史が深く、札所を巡ってお参りするだけでも十分に価値はあるのですが、お参りの後、近くの史跡や名所を見てまわったり、地元の美味しいものを味わったり、温泉を満喫するなど、山形ならではの観音巡りが楽しめますよ!

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観音巡りをすることで得られる3つのメリット

1、自分の心と向き合うことができる

祈る時間は自分自身の心と向き合う時間でもあります。観音様の前で、何を思い何を祈るのか…。日頃の雑念を取り払って、手を合わせ、目を閉じて静かに祈る時間を重ねていくことで、知らず知らずのうちに意識と心がクリアになっていきます。

2、さまざまなご利益にあやかることができる

各札所には、地域の歴史や由来にまつわる観音様が祀られており、それぞれご利益も異なります。縁結びで有名なところもあれば、子宝に恵まれる、足腰の病が良くなるなど、さまざまな言い伝えがあるので、チェックしてみて。御開帳に合わせてお参りをすればご利益も運もさらにUP!

 

3、山形の新たな魅力を発見できる

札所の中には、お寺そのものが名所になっていたり、名所のすぐそばという立地の良いところもありますが、辺鄙な山奥や普通の町中など、観音巡りという目的がなければ行かないような場所もあります。そういった場所を訪れることで、今まで知らなかった地域にも興味を持ったり、新たなお気に入りのスポットを見つけたりすることもできます。

 

 

神秘の山と豊かな自然の中で祈る庄内三十三観音

出羽百観音は、庄内、最上、置賜の3つの地域に分かれています。一度に百か所すべてをまわるのは大変なので、2018年から1年ごとにそれぞれ御開帳される時期に合わせて巡ることをおすすめします。

まずは、今年御開帳されている庄内三十三観音へGO!(※御開帳とは、仏様を安置している仏具の扉を特定の日に限って開き、中の秘仏を一般の人に拝ませること。ふだんは見ることのできない仏様のお姿を拝むことができる貴重な機会で、そのご利益ははかりしれません。)

庄内地方は山岳信仰の聖地ともいわれ、月山・羽黒山・湯殿山の出羽三山は古くから修験の山として信仰を集めてきました。庄内三十三観音は、そんな神秘的な山々や広大な庄内平野に点在しており、庄内地方の美しい自然風景に心が癒されます。

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■おすすめコース(1日目)

庄内三十三観音巡りは、3日~4日程かけて車でまわることをおすすめしますが、時間と体力に余裕のある人は自転車で巡るという方法もあります。

1日目は羽黒山周辺の札所へ。どういう順番でまわるかは自由ですが、まずは、首番の羽黒山・荒澤寺からスタートするのがおすすめ。ここは、羽黒山の終着寺と月山への出発寺を兼ね備える信仰上重要な寺とされています。

最近は、山の神聖な空気の中でヨガをするイベントや山伏体験なども行われ、来訪者も増えている羽黒山。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星を獲得した杉並木や2,446段の石段を歩くだけでも心が洗われ、すっきりとした気持ちになれます。

今年は出羽三山神社の三神合祭殿再建200年と羽黒山が神社となって150年の節目の年にあたり、それを記念して国宝・五重塔内部が特別に一般公開されていますので、そちらも見逃せません。

2番札所の金剛樹院では、予約していただくと「お寺ごはん」(精進料理)がいただけます(※要予約)。また、1日1組の宿坊体験も行っていますので、プチ修行してみたい!という方はぜひ。

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■生まれかわりの出羽三山

出羽三山の「羽黒山」は現世、「月山」は前世、「湯殿山」は来世という三世の浄土を表すとされ、この三山を巡ることは“生まれかわりの旅”ともいわれています。余力があれば庄内三十三観音巡りとともに、ぜひ出羽三山巡りにもチャレンジしてみては? 昨日とは違う新しい自分に出会えるかもしれません。

また古くから、伊勢神宮に詣でる「西の伊勢参り」に対して、出羽三山に詣でることを「東の奥参り」と言い、双方を参拝することは重要な人生儀礼とされていました。現在、ふたたびこの“いせでわ詣で”が秘かに注目を集めており、両参りを含めたツアーなども人気です。

 

1日目の観音巡りが終わったら、湯野浜温泉や湯田川温泉に宿泊し、巡礼で歩き疲れた足を温泉でゆっくりもみほぐしましょう。

 

■おすすめコース(2日目)

2日目は鶴岡市内の残りの札所へ。中でも見どころは31番札所の湯殿山・注連寺。弘法大師ともゆかりの深い寺として信仰を集めているこのお寺は、小説「月山」(芥川賞受賞作)の舞台としても知られています。

寺宝も多く、即身仏・鉄門海上人が安置されていることでも有名です。

現代アートの素晴らしい天井画も見ごたえがあり、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは「訪れる価値あり」の2つ星に認定されています。

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この近くでお昼ご飯を食べるなら、道の駅月山内にある『大梵字』がおすすめ。古民家風の建物の中で出される十割そばと山菜や季節の野菜の天ぷらは絶品です。

 

■おすすめコース(3日目)

3日目は酒田近辺の札所を巡って最後に鳥海山・遊佐方面へ。鳥海ブルーライン吹浦口側の海岸の岩場に彫られた十六羅漢は、釈迦、文殊、普賢をはじめ全部で22体の仏像があり観光名所にもなっています。

16番札所の海禅寺には、庄内一の大きさを誇る高さ4.8メートルの十一面千手観世音菩薩が祀られており、一見の価値ありです。

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そこから少し行ったところにある21番札所の鳥海山・松葉寺からは日本海を一望でき、天気の良い日は飛島が見えることも。日本海に沈む美しい夕日を見て、庄内のおいしい海の幸を味わえば、お腹も心も満たされて旅の疲れも吹き飛びます。

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【おすすめモデルコース・巡礼の方法・心得】などはこちらでcheck

やまがた出羽百観音巡礼・観光ガイド

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http://yamagatakanko.com/dewa100kannon/

 

 

自分の心を見つめる祈りの旅路へ

観音様は、人々の悩みに寄り添い三十三の姿に身を変えて救ってくださるといわれています。

悩み事があってモヤモヤしている人、迷いや苦しみから抜け出したい人はぜひ、観音巡りを通して自分の心を見つめる祈りの旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。

 

 

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