親子で過ごせる時間って、あとどのぐらい残されているのだろう。

親との未来を考えたことはありますか?

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気づけば大人になり、多くの時間を仕事に費やし、夜は友達との飲み会、休みの日はテレビを観てやることやってたらあっという間に終わり、嫌だなと思いながらまたいつもの一週間が始まる。

親と連絡を取る機会も減り、自分でなんでもできるような気になってきた。

大人になって親の気持ちがわかるようになってきた。親孝行していかなきゃな。

でもなんか恥ずかしい。

一歩踏み出せない。

そもそもどんなことすれば親孝行なのかわからない。

こんな人もいるのではないでしょうか。

hana

私と母との関係は、よくありませんでした。

中学生で反抗期になってから高校卒業まで、全然いい関係ではなく、学校や仕事でやりたいことを楽しんでるけど、家では会話も少なく、文句を言ったり罵っていました。

そんな関係がとても嫌で、家族仲のいい親戚や友達を見ては本当に羨ましかったです。

 

でもお互いいつまで生きられるかはわからないので、なるべく多く会いに行きたいし、

楽しくて心がつながっている実感が得られることをしていたい。

お互いが励ましあいながら、支え合う関係でいたいと思う。

そのために母との関係を一度仕切りなおしをしておきたい、と思うようになりました。

 

でも、離れて暮らしてて、休みも違って、個人主義な家族で。

生活するのにいっぱいいっぱいだし。どう親孝行するのがいいんだろう。

 

正解はわからないけれど、とにかく、親孝行したいと思ってしまったので、行動に移してみることにしました。

私と同じように、親孝行のきっかけを探しているあなたへ、いろんな親孝行の方法を提案すると共に、意思疎通が困難なB型親子の私が親孝行第一弾をやってみたので、よかったら最後まで見届けてください。

 

最悪だった家族関係

我が家は全員血液型がB型。

それはそれは我が強いというか、自由というか、思いやりが欠けているというか。

そんななので、家を散らかしていてもお構いなし。食事も別々。

譲り合ったり合わせたりができないため、心が通い合っているという感覚はありませんでした。

いつも無表情での思いやりのないやり取りばかり。

 

 

そんな環境で育ったB型の自分がどんどん嫌で仕方なくなります。

しかし自分を変えたくて行動したおかげで、大人になってからは、親の気持ちを汲んだりできるようになりました。

しかし祖母との同居をきっかけに母が祖母を無視したり避けたりする様子をみて、ここまで意地悪なのかと本気で母を大嫌いになってしまいました。

老体にムチを打って働いていつも疲れきっている姿を見てありがたいと思う一方、家でももっと祖母や家族の気持ちを考えて欲しいと思っていました。

 

不満を持たれていることが嫌になったのか、母の方から積極的に関わってくることも減り、これは自分から何かアクションを起こさなければと思っていました。

そんな時に、最高な方法に出会ってしまったのです。

 

母と娘、ペアでヨガをする

いまのうちの家族関係に必要なものが得られるのではと、ピンときたのが「ペアヨガ」。

 

ペアヨガとは、その名の通り、ペアになってヨガを行うこと。

一人ではできないポーズを二人で協力して行うことで、絆が深まるのではという狙いです。

私は元々ヨガが好きでよくやるのですが、先日、インスタグラムでペアヨガの投稿を見て、これだ!!と思ったのです。

 

ヨガはもともとはインドの宗教と結びついているそう。

ただ現在日本で流行しているのは、宗教色を抜いたもの。

からだを動かすことに集中するだけで難しいことは求められません。

ヨガの人気はストレッチのような感じで、どこでもすぐにできて、誰でも体に負担をかけずにできるところにある気がします。

なのに運動したあとのようなスッキリした気分にもなれちゃうなんて。

 

運動ってしなきゃと分かっていても、疲れるし面倒だし、気合が必要だからか続けるのって難しいですよね。

だから運動キライ!って人でも気軽に生活に取り入れられるんです。

 

さらにもっといいのが、呼吸を深くしながら行うので、心が落ち着いて自然と笑顔になれるんです。

特に普段だったらいろいろ考えちゃう人でも大丈夫。

いま自分がどんなことを感じているのか五感に集中するので、シンプルに考えられて答えが見つかったりすることも。

思考整理になります。

おしゃれだからやる、というのはきっかけであって、本当は深いところの魅力にはまっていく人が多いんだと思います。

 

 

 

 

日本の西海岸・庄内浜でヨガやるべ!

まず母に、「一緒にヨガやらね?」って提案したところ、「やる!」と食い気味に乗ってくれました。

 

こんなに嬉しそうな声を向けられたのは久しぶりだったので、あれ、友達だったっけ?って脳が勘違いしそうな感覚でした。

ここで断られたら終わりなので、ホッとし、準備を仕上げました。

 

ヨガの先生をお願いしたのは昨年の年越しで出会ったなっちゃん先生。

ほんわかな雰囲気で明るくて話しやすい先生です。

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左がなっちゃん先生です。

場所は日本の西海岸、酒田の秘密の海岸へ。

山形市からでも高速で2時間弱で着いちゃいます。

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人が少なく広々とした場所に感動!

しかしここで事件が。

着いて早々、母がヨガ拒否をしだします。

 

理由は、日焼けしてシミになってしまうじゃないか、ということ。

やだ、と言ってきます。

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そんなこと言ってももう準備もしているし、

ヨガの先生にもお願いしてるし。

どうしよう、、、

こんなに子どものように反抗しだして、最悪な事態になる時が10年前にも経験があったので、その悪夢がフラッシュバック。

でもテントを張っているところを見せて、日がすぐ暮れることを言ってなんとか、

OKしてくれました。

危ない。

 

弟の友人の奥さんでもあるなっちゃん先生に会ったら、

あっという間に外行きの姿になって、なんか嬉しそう。

ホッとしたところで無事母娘ヨガスタートです。

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うーん、西海岸っぽい!

可愛いアイテムに可愛いヨガウェアにテンションが上がって準備万端です。

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広い空に、酒田の資源を活かした風車のそばで。

うーん、自然の恵みを感じて気持ちいい!

 

なっちゃん先生、よろしくお願いします。

なっちゃん先生にかかれば母の緊張をほぐすのもなんのその。

ごく自然に会話をし、心地いい気分にさせてくれます。

心の中で、「ありがとう」「さすがすぎるよー」

と言わずにはいられない。

いつも自然体で生きているなっちゃん先生の魅力に、またグッと心を掴まれます。

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母はヨガ初心者。やるのも教わるのも初めて。

座り方から、呼吸法、どんな気持ちで過ごすのかを教わりながら行っていきます。

わたしも集中していきます。

はじめは海岸にいることも違和感があるのですが、どんどん自然なことに感じられてきます。

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広い空の下で、海の波の音を聞きながら、風に吹かれて静かで心地いい時間。

となりには母がいて、自分の心と向き合う時間を共にするのはなんだか恥ずかしいけど

場の雰囲気のおかげで自然に受け入れていける気がします。

 

ポーズをとっていきます。

まずは自分ひとりでとれるポーズを。

準備体操のようなものが必ずあるので、少しずつその場で感じることやからだの動きも慣らしていきます。

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自分ひとりの空間でやるより気持ちいい。

同じポーズをとってるだけでも、一人では得られない仲間意識を感じられるから。

ちょっとした部活のような。

 

徐々に二人でのポーズに入っていきます。

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まずは触れてお互いを感じることから。

体が触れることももう滅多にないので、不思議な感じ。

「おー触れてるー」というちょっと恥ずかしさを感じるところから、

徐々に心地よくなってきます。

いつぶりだろう、、、

母のマッサージで背中に乗ったことはありましたが、きっと子どもの頃以来感じた感覚でした。

母はどんなことを感じているだろう。

私を生んだ時のことを思い出しているだろうか。

反抗期の時のことを思い出しているだろうか。

そんなことにも思いを巡らせながら。

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そういえば母が高校生の時、新体操部だったと言っていたなーと、

母の青春時代に思いを巡らせます。

部活が命だった私なのに、母が新体操をやっていたことに興味を持てなくて、母の身体が柔らかいかどうか、どんな活躍をしていたのかも知らなかったな。

運動神経はよくなさそうだけど。

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これからまた聞いてみようか。

こんなに一緒に何かを協力して取り組むということはなかなかできることではないでしょう。

自分だけが右に行きたいと思っても、もうひとりが左に行こうとしていたら身動きが取れない。

自分だけが正しい、わかってもらわなきゃ困る、と意固地になっていては、

みんなが幸せになる方法は見つからない。

 

純粋な心に戻り、どっちに行きたいのか知ろうとして、行く先を決めて、協力しあわなければ一歩も前に進めないのだから。

これが不足していた私たち母娘だ。

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母娘の似ている部分を発見できたり、母娘なのに似てない部分を再確認したりできるおもしろさもある。

このお母さんからうまれたんだな、とか。

こんなに太るのは嫌だな、とか。

 

外の私と外の母を感じることもないから、新鮮。

外にいるのに、家にいるときより、同じ血が流れてることを感じられるなんて、本当に不思議な感覚でした。

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こんなふうに手をつなぐこともないし、大切だという気持ちはあっても、

表現することは難しいから。

恥ずかしさやめんどくさいと後回しにしてきたことが、

こんな機会があればちょっとの勇気で伝えられるかもしれない。

そんな思いを母娘ヨガが叶えてくれそう。

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最後に自分の心と向き合う時間がやってきた。

今回のメインパートに移っていきます。

それぞれ、相手に対する思いをいろいろ思いめぐらせます。

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強く穏やかになってきた風を感じながら、再び静かな時間が流れます。

 

最初は慣れるための時間だったのが、今度は母を思って深く深く集中しているのがわかります。

 

子どもの頃や大人になってから。

あんなことやこんなこと、

あんな気持ちだったこんな気持ちだったと、より純粋な気持ちで向きあえます。

 

前向きな気持ちで向き合えば、あの時もあの時も、

優しかった母を感じられて、

これからもそうであって欲しいという思いが溢れてきました。

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お互いへの想いを伝えます。

手紙で伝えたことはあるけど、こんなに真正面は緊張する!

恥ずかしくて逃げ出したい私が邪魔をするのがはっきりわかりました。

 

嫌だ嫌だー

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しかしここで帰るわけにいきません。

日本の西海岸の空気と、母娘ヨガの手助けのおかげで感じれた純粋な思いを、

伝えるんだ!

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普段は干渉ばかりで、父にへの文句ばかり聞かせてくる母に嫌気がさして、

笑顔を見せるのも嫌な時も多かった。

 

でも恥ずかしさもあり、溢れていた涙を引っ込めて、

お題に合った思い浮かんだ気持ちをとにかく伝えました。

反応は、笑っていたけど、母親らしくない相変わらずな表情。

喜んでいるのか、ドッキリと疑っているのか。。。

 

 

次は、母からも返事が。

なんか好きな人に告白するような感じで、

思いがちゃんと届いたのか、はっきりわかる瞬間がこわいような。

 

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しかし母の返事は、予想と違っていました。

 

なんと、

「気をもめずに帰りましょう」でした。

 

でたー

私は驚いたけど、この裏切られ感はいつもどおり。

人の気持ちなんてどうでもいい、ザB型の反応です。

 

いつも都合が悪くなるとその話題から逃げて、意地でも話さない。

そして家族に「ごめん」の一言を一度も言ったことのない母は、やはり逃げた。

 

この大事な場面で私に伝えたい一言は、それでいいのか。

思わず、それはお題に沿っていないことを伝えました。

 

そうしたら、大人しく、今日の企画への喜びの気持ちを、ちょっと他人ごとのように伝えてくれました。

照れた様子だったので、母も頑張って伝えてくれたのだろう。

 

ダサくて自己中で気持ち悪くて、落ち着いてるのにわがままでよくわからなくて大嫌いだった母。

大人になっていろいろあるんだね、と寄り添えるようになって認められるようになった。

そして、今日、もっと好きになれた。

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親子で過ごせる時間、あと数百時間あるといいな。

私たちは大人になって、楽しくも苦しい20代を駆け抜けました。

それは、やりたいと言った習い事をさせてくれ、行きたいと言った学校に行かせてくれ、死にそうになった時に味方になってくれた親や家族がいたからできたこと。

今生きていること、笑顔になれることは、生まれてなければ体験できないし、親になる覚悟をしてくれなかったらできないこと。

そこを引き受けてくれただけでもありがたい。

 

これから子どもができたら、祖父母がやってくれたように、子守をして欲しいし、楽しい家族になりたい。

 

「母との関係を一度仕切りなおしをしておきたい」

その思いをカタチにできたことは、大きなきっかけになりました。

 

家族・母娘の関係で悩んだり、同じような思いの人がいたら、一緒に何かをやってみるというのはどうでしょうか?

今回のチャレンジがちょっとしたきっかけになったら嬉しいです。

 

ヨガインストラクター:natsumi

ヨガウェア:ボディーアートジャパン

カメラマン:五十嵐丈(鶴岡市在住)

設営:かっちゃん

 

 

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ライター情報

hanna

山形での学生時代はひたすら音楽を。
親戚中が自分のお店を持っていたことから、お客様に愛される温かい空間を作る側になることを夢見る。
上京...