追記:2018年7月13日
2018年夏、飛島の仕事と暮らし、体験してみない?
酒田港から定期船に揺られること75分、そこには山形県唯一の離島「飛島」があります。
「山形に離島?知らなかった…」
「一応、名前は聞いたことがあるけど…」
そんな方が多いのではないでしょうか? ですが今、全国的に島がブームとなっていることもあり、飛島には観光や移住で訪れる人が急増しているんです。2014年の24時間テレビではゆるキャラのふなっしーが来島したことで話題となった飛島。酒田市のHPでは「日本海の不思議アイランド」と紹介されています。
山形県唯一の離島「飛島」はなぜこれほどまでに人々を惹きつけるのか?そして”不思議”とは一体どういう意味なのか?今回はそんな、今ひそかにブームとなっている飛島の「今」をお届けします。
(「平成27年度飛島観光パンフレット」より)
山形県唯一の離島「飛島」とは?
山形県酒田市の北西方向に39kmの日本海上に位置し、面積2.7㎢、人口は約230人(2015年現在)。「勝浦」「中村」「法木」の3つの集落から形成。歴史は古く、島内では縄文時代の遺物が発見されたり、平安時代の人骨や須恵器が発見された謎の洞窟「テキ穴」も存在します。
周囲を優勢な暖流(対馬暖流)が流れているため、県最北に位置するにもかかわらず、年平均気温は12℃以上と最も高く、積雪も10cmに達することはまれで、島は一年中タブノキやヒサカキなどの常緑広葉樹に覆われています。また、春から夏にかけて野生のイルカや出産のため1.5m〜2.0mのドチザメが何十匹と集まり、全国でも有数のウミネコの繁殖地として知られています。
イヤやトビウオなどの海産物はもちろん、ごどいも(ジャガイモの一種)やカボス、蕎麦などが有名。酒田港より一日一便定期船が運航しています。
※酒田市HPより一部引用
近年、移住者が増加中!
そんな飛島に近年、移住者が急増しているんです!(【】内をクリックすると詳細ページへ)
・小池貴子さん(2014年、東京都より移住)
【朝日新聞デジタル「飛島に東京の親子仲間入り 移住決断、児童2人に」】
・藤橋潤也さん(2014年、青森県より移住)
【YOMIURI ONLINE「本場米国の味直輸入 ハンバーガーを売り始めた藤橋潤也さん(59)」】
・松本 友哉さん(2012年、山口県より移住)
【酒田市HP「移住者体験談 No.2」】
・小川ひかりさん(東根市出身・2012年、大学卒業後に移住)
【朝日新聞デジタル「大好きな島 期待いっぱい」】
【酒田市HP「移住者体験談 No.3」】
・渡部陽子さん(2012年、Uターン)
【YOMIURI ONLINE「交流の場提供に力注ぐ カフェ「しまかへ」店長 渡部陽子さん(29)」】
【チャレンジ応援山形「チャレンジ事例」】
【酒田市HP「移住者体験談 No.4」】
みなさん、飛島独特の豊かな自然や島民の人柄、風景などに魅かれて移住されたようですね。
・大越 智明さん
でも、自然や人柄・風景だけじゃない飛島の魅力!
自然や人柄・風景の他にも、飛島を盛りあげようと移住者を中心に様々な活動が活発に行われています!
CAFE SPACE “しまかへ”
2012年オープンした飛島港近くに位置するカフェ「しまかへ」。なんでも、島民の方々が「カフェ」のことを「カヘ」と発音することから「しまかへ」という名前になったんだとか。 メニューには、飛島のイカを使った「イカスミブラックカレー」や「鱈の子の生パスタ」などのお食事はもちろん、名物「イカのにんにく焼き」や「魚醤アイス」「岩のり抹茶アイス」「わかめヨーグルトアイス」「ほろあまごどいもアイス」などユニークなアイスも!
■営業時間:10:00~21:00(※4月下旬~10月中旬まで)不定休
■アクセス:山形県酒田市飛島勝浦乙177(飛島港より徒歩3分)
■HP:http://shimacahe.com/
(まちなか求人帳「島に暮らせば。」より)
(「しまかへ」HPより、イカスミを使ったカレープレート)
(黒猫メイとBACKPACKの山猫ブログ「イカまるごとカレー@しまかへ」より)
CAFÉ BEYOND 飛島
先ほど紹介させていただいた移住者の藤橋潤也さんが手がける「CAFÉ BEYOND 飛島」では、ハンバーガーやフランクフルトなどが大人気なファーストフード店。驚くべきはその食材をなんとアメリカから直輸入しているということ!藤橋さんが青森の米軍基地でコックとして活躍されていたこともあり、こだわりメニューを味わうことができます。
夏場の海水浴シーズンは飛島の海水浴場で移動販売をするということなので、浜辺でおしゃれに本格派のハンバーガーなんてのもいいですね!
■アクセス:山形県酒田市飛島字法木乙220(飛島港から徒歩40分)
■TEL:0234-96-3456
(「とびしま未来協議会」Facebookページより ※2枚)
島のなんでも案内人「とびしまコンシェルジュ」
こちらも先ほど紹介させていただいた移住者の松本友哉さんと小川あかりさんが案内人として活動している「とびしまコンシェルジュ」。お二人とも何百人もの飛島でのガイド経験があり、飛島の観光案内や島民の紹介など移住者ならではのディープな魅力を案内しています。 飛島に縁もゆかりもない方でも、お二人の案内により「また来たいなぁ…」と思うようになること間違いなし!?
■HP:http://concierge.tobi-shima.com/
(「合同会社とびしま」HPより)
・しまびとが社員の会社「合同会社とびしま」
上記「しまかへ」や「とびしまコンシェルジュ」は「合同会社とびしま」が運営元となって活動しています。その他にも飛島版道の駅「島の駅とびしま」(飛島より徒歩0分「とびしまマリンプラザ」2F)を運営したり、島外にボランティアを募り島民と一緒に島へ漂着するゴミを掃除する「飛島クリーンアップ作戦」などを行っています。
”しまびとが社員の会社”ということばの中には、島民と共に飛島を盛りあげていきたいという想いが伝わってきますね。
■所在地:山形県酒田市飛島字勝浦乙132-19
■TEL:0234-96-3800
■HP:http://llc.tobi-shima.com/
えっ、島外でも飛島を味わえるの??
「飛島、気になってきたけど、なかなか行けないしな…」という方へ、実はなんと島外でも飛島を味わうことができるんですよ!
・島の駅とびしまWEB SHOP
飛島の名産品をインターネット上で買うことができます!先ほど紹介させていただいた「しまかへ」のユニークなアイスや名物の蕎麦、天然の岩のりやわかめ、魚醤仕込みの絶品イカの塩辛などを自宅にいながら味わえます。これからも新商品や旬の特産品が増えていくということなので、楽しみですね!
■島の駅とびしまWEB SHOP:http://shop-tobishima.com/
(「島の駅とびしまWEB SHOP」HPより)
・島の炭火焼きカフェ&バル「炭かへ」
「しまかへ」の姉妹店が2015年、島を飛び出して酒田市のまちなかにオープンしました!飛島でとれた魚介類をお客さんを目の前に囲炉裏で焼くというスタイルの「炭かへ」、カウンター越しに見てるだけでも楽しめちゃいそうですね!地酒や地ワインはもちろん、カフェということで先ほどのアイスやコーヒーなどもあるそうです。
■アクセス:山形県酒田市中町2-6-1 酒田柳小路屋台村 北前横丁内(酒田駅より徒歩15分)
■営業時間:17:00~24:00(日曜定休)
■TEL:090-7070-1075
■Facebookページ:https://www.facebook.com/sumicahe/
(「合同会社とびしま」HPより)
飛島が気になる人はこちらも要チェック!
・ひろろーぐ「飛島旅行記。~パッと見、なにもない。だからこそ見つけがいがあるし、面白い~」(http://hirotaguchi.net/trip-japan/tobishima/)
鶴岡市大鳥地区の地域おこし協力隊、田口比呂貴さんが自身のブログ内で飛島へ旅行に行った際の様子を発信しています。時系列で写真も多いため、読みながら自分も飛島へ旅行に行ったような気分になります。
・合同会社とびしま Facebookページ(https://www.facebook.com/llc.tobishima/)
「合同会社とびしま」の最新情報をキャッチすることができます。島内の情報はもちろん、最近は出張販売会などもやっているようですので、こまめにチェックしてみてはいかがでしょうか?
・TOBISHIMA.INFO(http://tobishima.info/)
「合同会社とびしま」が手がける島の総合情報サイト。サイト内では、飛島の魅力が詰まった「飛島移住定住ガイドブック」もダウンロードできます。毎日の定期船運行状況もアップされています。
飛島の仕事と暮らし、体験してみない?
山形県と酒田市では、山形県の「暮らし」と「仕事」を体験して、これからの自分の生き方・働き方を考えるきっかけプログラム『やまがたキャンプ』を、酒田市飛島で開催します!
UIターンの若者が活躍する「合同会社とびしま」のメンバー等と交流しながら、島の魅力の発見や、観光業を体験出来ます!
地域で暮らす仲間たちと出会い、活動することで、「自分らしさ」や「やりたいこと」の発見や新たな学びのきっかけにしませんか?
観光とはちょっと違った形で、飛島に触れてみたい方、お待ちしております!^^