日本で初めて高級ラスクを販売したシベール

山形みやげとしても有名な、株式会社シベールのラスク。

そのラスクですが、「高級ラスクを日本で初めて販売したのはシベール」ということをご存知でしょうか?

ラスク

1966年、山形市に初代社長の熊谷眞一氏が洋菓子の店「シベール」を開店したのが、現在の株式会社シベールの始まり。

スタートは間口たった一間半。
カローラが入っていたガレージを改装して作った小さな小さな個人経営の洋菓子店。
何から何までひとりでこなし、朝から晩まで働きながら、いつかは産業に!と夢見た若き経営者。(http://www.visionet.jp/biginterviews/kumagai/)

常連のお客さんに「お前がパンを作れ」と言われてパン作りを始めたけれど、あまり売れずにラスクにした、というのがシベールのラスクに始まりです。

フランスパンを始めたものの、思ったように売れない。売れ残ったパンは次々にラスクに。でもこれが実に美味しかった。
「フランスパンは俺の命。ラスクにするために焼くわけにはいかない。」
最初はそう言っていたパン職人も、作りたてのパンから作ったラスクを実際に食べて最後には納得してくれた。
1994年、ラスクのためにパンを焼く。世界で初めて進物型ラスクが誕生した瞬間だった。(ラスク博物館より)

個人商店から有限会社となった1970年から、35年後の2005年にはジャスダックに上場し、山形県を代表する会社となりました。

 

シベールファクトリーパーク「食文化と芸術文化がひとつに。」

山形市蔵王松ケ丘。蔵王温泉に登っていく道と国道13号線と交わる交差点、山形県観光物産会館の向かいにあるのがシベールファクトリーバーク。

2001年にこの場所に本社を移転し、敷地全体を「シベール ファクトリーパーク」と命名しました。

シベールファクトリー2

ラスクで有名なパンとお菓子の店「シベール」が経営する食文化と芸術文化をテーマとした複合施設。ホールや図書館も併設し、東北復興支援機構TRSOのイベントも開かれます。 http://www.tuad.ac.jp/adm/campuslife/yamagata/

シベールファクトリーパークHP

ファクトリーメゾン

http://www.cybele.co.jp/factorypark/index.html?width=1000&height=760

シベールファクトリーパークは、ラスク工場を見学できる通路や、焼きたてのピザなどのイタリアンが食べられるシベールズカフェ、出来立てのラスクや焼き菓子、パンなどを食べられるシベールファクトリーメゾン、劇場、体育館にもなるシベールアリーナ、井上ひさしさんの蔵書が並ぶ遅筆堂文庫などがある、食と文化の拠点です。

 

シベールの想いが詰まった文化村

山形県を代表する作家・川西町出身の井上ひさしさんと、シベール創業者の熊谷氏が、山形市七日町に劇場をつくる計画の会議で一緒になり、その話が頓挫した後、二人で図書館と劇場をつくろう、という話になり、2008年にファクトリーパーク内に北側に開設したのが、複合施設「シベールアリーナ(写真左)&遅筆堂文庫(写真右)」です。

 

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シベールアリーナは、500名を収容できる多目的ホール

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遅筆堂文庫では、作家・井上ひさし氏の蔵書約3万点が展示・閲覧することができます。

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この施設の誕生には、シベール創業者、シベールアリーナの代表理事 熊谷氏のある想いが込められていました。

地方であることは文化の個性の相違であり、決して水準の差であってはならない

東京や仙台では頻繁に開催されている舞台・お芝居や、上映されている映画は、人口が少ない場所だと興行的に収益が取れないために、行われないことが多々有ります。

しかし、それが文化水準の差ではあってはならない。

そんな想いから、芸術文化を楽しめる施設が生まれました。

「母と子に贈る日本の未来館」は、井上ひさしさんと公益財団法人 弦 地域文化支援財団代表理事 熊谷眞一の共感より発芽し、共鳴の証として誕生いたしました。熊谷の詩の心に井上ひさしさんの彫刻の鑿がふるわれ、二人が並んで片目をつぶって見ようとした近未来の心象風景が「運動」となったものです。「文化」とは文学による感化です。黄金の翼に乗ってこの広場から未来に向かって翔くことでしょう。母と子に贈る日本の未来館HPより)

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テレビでもよく見かける有名俳優を輩出した人気劇団の公演など、(公演・イベント情報はこちら)山形県内では「初」というイベントや公演などがよく行われているようです。

「月に2~3回、貴重な話が聞けて、得難いものを自分も得ている、贅沢だなと思います。イッセ―尾形さんの舞台では演じてる職業や一人ひとりへの尊敬があって、演じているのがわかりました。自分も周りのひとを見る目が変わってきました。ヒロシマとナガサキに落とされた原爆で父母や子どもを亡くした方たちの手記を朗読する女優さんたちや、歌手の加藤登紀子さん、永六輔さんなど、自分の何倍も様々な経験を重ねた方が同じ場所にいること、その言葉の一つひとつに感動しています」。(シベールアリーナ事務局スタッフ中沢花織さん)

 

 

行ったことのない人は、ぜひ行ってみよう。

いかがでしたでしょうか?

ラスクが出来るところを見たり、美味しいお菓子やイタリアンを食べに行くついでに、シベールアリーナ&遅筆堂文庫にも是非よってみてはいかがでしょうか?

そして、このストーリーを、お友達にも伝えてみてください♪

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