山姥RPG、いまだプロローグ、橋本 蕗(@fuki_butterburです。

1460167_543288625762874_1302605191_n▲山への畏怖を表情で表現しています

 

山姥(やまんば)はともかくRPGって何よと思われた方に、ご説明します。

 

(例)

私は今、歯ぎしりのし過ぎで知覚過敏になってしまい眠れないほど歯が痛いので(4/24現在)

 

【チカクカビンがあらわれた!コマンド?】

バファリン  はいしゃ  がまん  きぐるみ

▶じゅもん  たたかう  にげる

 

こんな感じで、今すべきことをゲームの中のプレイヤーのように悩んでいます。

 

まだ、プロローグ中ですが、

山姥RPGでは、プレイヤー蕗(フキ)が、

【山がちょっと好きな人】から様々レベルアップしていく様子を、

プレイングゲームとして捉え、

そのゲームの状況をツイッターやこのコラム等で報告していきたいと考えています。

(レベルアップするであろうことを前提にすすめていきます)

 

プレイヤー、未踏の地、ヤマガタへ降り立つ

01トップ▲桃色ウサヒの弟子募集の写真

 

 

蕗「山形へ移住するきっかけはたった一匹のウサギでした。」

たまたま、地域おこし協力隊という移住のための施策があると知った2013年4月、

面白そうな所があったら応募してみようかな、という軽い気持ちで覗いた、

ニッポン移住・交流ナビ JOINのHPにそのウサギはいたのでした。

 

11542▲当時、ゆるキャラに全く興味がなく、知っているのはふなっしーぐらいでした。

 

当時は、ふなっしーが登場し、空前のゆるキャラブーム、

「ゆるキャラとの仕事なんて面白そうだし、友達に自慢できそう!」

という安易な考えで山形へ足を踏み入れたのでした。

(>>ちなみにこんな募集でした

 

そして、朝日町役場での面接、1日かけての朝日町ツアーを経て、

蕗 「何が決め手だったのか、全く分からないのですが」

13倍といわれた厳しい審査(?)の結果、

 

・桃色ウサヒの弟子

・朝日町地域おこし協力隊

・朝日町情報交流推進員

 

として、朝日町役場からの委嘱を受け、朝日町で働くことになったのです。

※その辺の詳しい話は>>こちらに色々書いてあります。

 

ちなみに、蕗の採用が決まった日、私の家では

「父、無職・母、無職・蕗、無職(つまり家族の誰も働いていない)」

という状況だったのですが、お祝いに寿司を食べに行きました。

 

ちなみに、父も母も「地域おこし協力隊」という制度が良く分かっていないのか、

「どうやら、山形県のちょっとおかしな役場に、着ぐるみ担当として雇われた」

と思ったらしく、

「お前もこれで、公務員だな!」

「一生安泰ね!やっとその気になってくれたのね!」

という、謎ワードが寿司屋で頻発しました。

※父と母はその後、「地域おこし協力隊」を勉強し、

娘がとても不安定な職業に就いているということは理解しています。

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▲そして、いよいよ山形へ引っ越しです

 

山形へ引っ越しが決まった時、不思議と何も不安がありませんでした。

「自分にとって行くべき場所に向かっている時」

というのはそういうものなのかもしれません。

私はいままで、秋田・山梨・長野・北海道・島根・熊本・長崎・石川等、

様々な移住候補地と出会い、毎回真剣に、「移住」と向き合って来ました。

実際、一定期間住んでみた場所もありました。

 

でもたいていは「何かが違う」と感じて、「今回はやめよう」と移住を取りやめ、

それを8年ぐらい繰り返して、そして山形県にたどり着きました。

 

私は未婚ですが、結婚した友人からは

「結婚はタイミングと勢い!」と良く言われます。

私は結婚はしてないので良く分からないのですが、

「移住はタイミングと勢い」だと感じています。

 

 305563_458120954279642_531072949_n▲最初、空き家を借りて住みました。無職でもマイホームがゲットできる!

 

969883_458916347533436_1043818058_n▲活動車として、リースの車まで与えて貰えました。これで駅のない朝日町でも安心。

 

家・車を保証して貰える「地域おこし協力隊」

私が一番はじめに地方への移住を考えた2005年、まだこの制度はありませんでした。

 

2013年の春、「地域おこし協力隊」としてなら、3年間までという限定はありますが

「家を用意してもらえて、(自治体によっては)車も用意してもらえて、移住が出来る」

ということを知った時は驚愕しました。

 

407083_367837819896664_1903389982_n▲夢のような制度に小躍りしちゃいますね

 

こうして、「桃色ウサヒの弟子」「地域おこし協力隊」「情報交流推進員」という

沢山の

「この人を山形県朝日町で受け入れて頑張って貰いますよ」

という目印を貰って、2013年6月から私は、朝日町に住んで、既に活躍が広がっていた師匠、

桃色ウサヒとともに、地域振興のための活動を始めたのでした。

 

次回予告:私と師匠の2年間

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▲こき使われたり、一緒に頑張ったり…どつきあった2年間…

 

ウサヒの弟子として、ある時は師匠にこき使われ、ある時は師匠に助けられ、

山形県になじんでいくために

この2年間は私にとってはとてもとても重要な2年間でした。

 

そして、ウサヒと私を通して町の中も変わって来た、そんなように感じています。

次回は、そのお話をしようと思います。いよいよ核心に近づいていくプロローグ…

Next Rideもお楽しみに。

 

 おまけ 〜イベント、フキはないけど、蕗ナイトやります〜

昨年4月にオープンした、村山市のゲストハウスこめやかたのイベントにゲスト出演します。

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▲ウサヒの弟子を終え、野に放たれた私の野性味たっぷりイベントです。

注:蕗・ふきのとうはでません。

 

以下、こめやかたのFACEBOOKより転送

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朝日町で桃色ウサヒの弟子をやっていた蕗ちゃん…が、今年から山菜やキノコで独り立ちを目指しています。

「山菜やキノコだけで暮らしていけるの?」


謎だらけの蕗ちゃん…
蕗ちゃんが自分の山(!?)から採ってきた山菜を食べながら、これからのこと、聞いてみませんか。


日時:5月6日(水)17:00〜20:00
会費:1,000円
定員:20人
ゲスト:橋本蕗 朝日町地域おこし協力隊
メニュー:山菜食べ比べ、朝日町名産のダチョウ肉、
こめやかたのツヤツヤごはん

蕗ちゃんからのメッセージ
「山形の人でも食べた事がない…と言われる山菜お持ちします、色々な山菜をそれぞれ食べ比べしつつ、一緒に朝日町自慢のダチョウも食べ比べましょう!」

山姥RPG、この時にはスタートしている予定です。あなたもプレーヤーとして、イベントに参加しませんか。

お申込は、こめやかたFACEBOOK、もしくはkomeyakataguesthouse@gmail.comまで。

※宿泊も、こめやかたゲストハウスに空きがあれば可能です。ご相談下さい。

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この記事を書いた人

橋本 蕗

埼玉県出身、小学5年生の頃に1年間、秋田県旧合川町で山村留学を体験したのをきっかけに学生時代から地方への移住を企み、2013年7年越しの念願叶...

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