ふたたび、こんにちは!金なし、家なし、友達なしで山形県にIターン、
橋本 蕗(@fuki_butterbur)です。
このコラムでは「山姥(やまんば)RPG」
✖ロールプレイングゲーム
○リアルプレイングゲーム
と称し、橋本蕗のプレイを画面上、あるいは現実で(…!)
楽しんで頂きたいというコンセプトでやっていく予定です。
※ゲームオーバーあるいはバッドエンドの可能性もあります。ご了承ください。
というわけで、前回は
プロローグ1>>前回のコラムはこちら
だったわけなので、プロローグ2いってみたいと思います。
蕗 「という訳で、プロローグ2!じゃ、じゃんっ」
山形県はなぜ、「山形」県
※日本百名山は山形に6つあるよ。全部言えるかな。
【山形県…】
私は、移住する前に、山形県に関して知っていた事は…
【さくらんぼで有名!】
【ラ・フランスが美味しい】
【なんか蔵王って聞いたことある!】
山形県の方々には大変失礼ですが…これぐらいしか知りませんでした。
ゆるキャラでご紹介したのは、私が元☆ウサヒの弟子ってことで、
常々、お世話になったきたキャラクターさん達だったからっ
ってことにしておきます。
さて、そんな山形県と私…
この3つぐらいしか知らない上に、
親戚も、友達どころか知り合いも全くいないのだから、接点がある訳がありません。
…
…
「じゃあ、なんで今、山形に住んでるの?」
「!!」
誰かのココロの声が聞こえた気がするのでお話します!
山形に移住前…
山形に引越して来て、良く「どこから来たの?」と聞かれます。
出身ということでしたら、「埼玉県」なのですが、
山形に引っ越す前、私は京都に住んでいました。
山形移住の約1年前、「定年まで勤め上げる!」と思っていた会社に私は「解雇」を言い渡されました。
「空気環境測定実施者」という特殊な職種だったのもあり再就職先がなかなか見つからず、フラフラしていた所、埼玉の実家を追い出され、
私は姉が住む京都でしばらくの間、暮らすことになりました。
京都で出会った山リハビリ
京都に引っ越した私は、「金なし、友達なしの居候」(失業給付で食いつないでました)
「早く出ていって」と姉に言われつつ、私は京都の姉のマンションで引きこもり状態でした。
求人に応募するも仕事が決まらない…→だんだん何がやりたかったのかわからなくなってくる→焦る
こんな悪循環。
そんな時、私は「引きこもりが『山に登る』ことで、立ち直る」という「山リハビリ」と出会います。
※ネット上の何かの記事で見かけただけだったので、誰かに教わったりしたわけではないです
当時の私は、「お金がない」
でも、京都の山での毎日に、お金はいりませんでした。
なだらかな山に囲まれた京都の町で、私は
【起床→弁当作り→登山→山で昼食→山周辺でおかず(山菜など)確保→下山→夕御飯作り】
この流れで、一通り京都市周辺の山を制覇し、京都生活終盤では奈良まで遠征し、奈良の山々を歩き回ってました。
蕗 「有名どころだと、比叡山にも(なんとなくなりゆきで)登ったよー」
※自転車で走り回り、登れそうな所にただ登りまくる、できれば食料を探すという毎日
さて…ここで(急ですが)、最初の問い「山形県はなぜ『山形』県」に戻ります。
山形県の由来…様々な説があるようですが、
「山の方(やまの方角にある)」という説を考えてみます。※wikipedia参照
山の彼方、山形県
山のことを本当に知りたいなら「山形」
そんなことまで考えて、山形に移住したつもりは全くないのですが、今考えてみると「目には見えないだれか」にそう言われて私は山形に来たんじゃないかと思ったりします。
京都の山という山、山なのかよくわからない場所も含め、のぼってのぼって登りまくった先の
「山形県」
に私はいまいるのです。
次回予告:実際のところどうだったのか
移住先:ヤマガタ
そこで一体何が起こったのか、次回はそんなお話をさせていただきたいなと思っています。
またリアルプレイングの様子はツイッター(@fuki_butterbur)でも更新していきますので、
Next Rideお楽しみに!