山姥RPG
初めまして。この春から文章を書かせていただくことになりました橋本蕗(@fuki_butterbur)です。
29歳、埼玉県出身。※蕗はフキと読みます。
友達どころか知り合いも全くいない山形県に2013年6月に引越し、
朝日町の地域おこし協力隊
もとい
桃色ウサヒの弟子として、町の情報発信の業務をしています。
(朝日町役場から委嘱の形で役場勤めしてます)
私が、ヤマガタ未来ラボのライターになったわけ
私は朝日町に引っ越して以来、日夜、土日問わず、町のHP内ブログ・Twitter・FACEBOOK等を活用し、町の情報発信を行っています。
酒蔵、養豚場、商店街から男の料理教室まで取材先は様々。
月にだいたい3~4本の町のHPにブログ記事を掲載し、町で起こっていることを町の方々に知って貰い、お互いに競い合い伸ばし合う町を目指して活動を行っていました。
▲朝日町役場、健康福祉課が行っている男の料理教室 ※この記事はこちらで見れることができます。
自画自賛って言われたらそれまでですが、情報発信の成果か「お互い競いつつ伸ばし合う」そんな町になってきたかなと思っていた、2014年11月頃(引っ越して1年半立ったぐらい)、東京の大学生との出会い、町だけでなく、自分自身についての情報発信ということを考えさせられました。
▲鮭川村に、農村都市交流のモニターとしてやってきていた大学生
大学生からインタビューと称し、
「東京の暮らしから、なぜいきなり田舎暮らしをはじめたのか」
「なぜ地域おこし協力隊になったのか」
「地域おこし協力隊での3年間が終わったらどうするつもりなのか」
こういった質問をされ、自分の今までの人生と照らし合わせながら答えていくうちに
最初は固かった質問する大学生の顔が「興味津々」という顔に変っていったのです。
「まわりにこういう話をしてくれる人がいないけど、田舎暮らしには興味がある」
「東京に住んでいた人が地方に行って楽しく暮らしているようなロールモデルと初めて出会った」
そんなことを言われ、「橋本さんの話をもっと大学生や東京方面にいる若い人に聞いてほしい。」
というありがたいことまで言っていただきました。
▲東京在住時は、毎週、海・山・クラブ・フェスと遊び回っていたので大学生も共感できたそうです。
私は、自分のことを発信しても、しょうがない。と思っていた。
(私が毎日何していたってどうでもいいべと思っていました。)
でも、何を考えて山形に来たのか、これからどうしていくつもりなのかということは色々な方に情報を出していきたいし、できれば東京じゃない場所に住むっていう選択肢をロールモデルとして体現していきたい。
ただ、何をしているかということだったら情報発信してもしょうがないけれど
何を考えていて、何をしていて、今どこの地点で、どこに向かいたいのか、
そういうことを色々な方にお話できたら、もっともっと協力してくれる方や、応援してくれる方
増えるかもしれないし、知ってほしいと思うようになりました。
▲私は人生は、「良くわからないものが、だんだんわかってくるもの」だと思っています。
・この文章のタイトルがなぜ「山姥RPG」なのか
・蕗は何を目指して山形に来たのか
・なぜ、一見面白そうに見える「桃色ウサヒの弟子」をやめたのか
このブログでは、今までほとんど公開して来なかったホントノコトを
お話ししていきたいと思います。
と、いいつつも、次回は
次回予告:山形県はなぜ「山形」県?
▲山形県の山の中の山(と橋本が勝手に思っている)朝日連峰の朝焼けです。
自分のことを話すと言っていたのに
なぜ、山形県の由来から始まるのか、それも段々と分かってきます。
山形にいる人も、山形の外にいる人も、橋本蕗の山姥RPGというフィルターを通して、
新しい山形を見ませんか。
Next Ride お楽しみに。