こんにちは。いにしえです。

弊社で実施しているインターンシッププログラムに参加した大学4年生が体験談を書いてくれました。

【有償インターン(社会人・学生)】人と自然環境の距離を近づける。「やればやるほど自然が回復する仕組みづくり」を体験

 

いにしえのインターンに参加した理由

高校生の頃、ファストファッションの大量廃棄問題をテーマに卒業論文を作成したことをきっかけに、社会問題に関心を持ちました。

大学では商学部でマーケティングなどを学ぶなか、経済効率や利便性ばかりを追求することに対して疑問を持ったことから、社会問題を扱うゼミに入り、過疎地域でのビジネスモデルについて学びました。その地域の事例では、仕事や暮らし・地域の関連性が高く、必然的にコミュニティ形成がなされたり、暮らしに対してひと手間かけた愛情も加わったりと、人間本来としての生きる喜びや豊かさを感じられることを強く感じました。

就職活動の時期に差し掛かると、ぼんやりとしか定まらない将来像に対して具体性を持ちたいという思いから、休学を決意しました。インターンや短期アルバイトという形で実際に複数の企業で働かせていただき、人生の目的や働く目的を達成するための手段として、今後自分がやるべきことを見つけたいと思いました。

自然栽培との出会いは、心身の不調に悩む姉が手に取った本でした。私も自然に寄り添ったライフスタイルに興味を持ち、自分なりに勉強してみると、個人的に関心のあった環境問題や日本文化とも密接な関わりがあることに気が付きました。自分の中でピンとくるものはあったのですが、だからこれからどうしたいのかを表現できないことに不安を感じていました。その頃休学を決意したので、まずは行動しようと、自然栽培に携わる仕事について調べていたところ、山形未来ラボというサイトを通じていにしえのことを知りました。

私は、自分を大切にすることは、自然を大切にすること、自然は愛そのものだと考えていて、いにしえの考える「いのちを繋ぐ喜び」に共感しました。地球に生きるうえで、自分たちが自然の一部であると自覚できれば、食を通して、自分や自然を大切にしようという思いが芽生えるのではないかと思います。

また、生産・販売・消費の一連の流れを作る事業展開をされているということで、いろいろな視点で自然栽培を考えることができると思いました。

 

実際のインターン活動内容

本当にいろいろなお仕事をさせていただきました。

PCでの事務作業では、商品概要のまとめを作成したり、アンケート調査の回答をまとめたりしました。どんな農家さんが作っているのかということや、マルシェやイベントに参加してくれた方の声を知ることができました。サイトやSNS用に商品の撮影もしたのですが、個人的にすごく面白かったです。
味噌に関するお仕事では、味噌樽を洗って販売用の合わせ味噌を作ることや、醸造店さんに引き取りに行き、その味噌を仕込むところまで一緒にやらせていただきました。味噌はどんな工程でも重さが伴い、大変な作業にはなるのですが、生産者さんや加工者さんの想いを感じることができ、私たちにも届けたいという気持ちがあるので、なぜこの仕事をするのか、考えることができます。
畑では、草を刈るところから、タネを撒いたり苗木の支柱を立てたり、ぶどうの成長のお手伝いをしました。ここでも、自然栽培を肌で感じることができて、同じ作業でも新しい発見があるなど、楽しくお仕事をさせていただきました。
さらに、インターン中にたてた目標に向かって、アンケート調査や分析をしていました。自分の問題意識から、課題を設定し、それに向かって取り組むことに非常にやりがいを感じています。いろいろやらせていただけるこの環境に感謝しています。

 

インターンを経験してみて感じたこと

私が何を感じたか、文章にするのはとても大変です。なぜなら、ここで吸収させてもらったことはたくさんあるからです。自然栽培のこと、仕事に対する意識、物事の考え方、自分らしい生き方まで多種多様です!(笑)
今回は、これを読んでくださる方に向けて、伝えたいことをなるべくまとめていきます。

まず初めに、自然栽培に関すること。

一般的には、無農薬・無肥料で自然の力を引き出す農法だとされています。生産者様によって考え方の違いはあるという印象です。私は、これまで自然のものを取り入れることで健康面でのメリットがあり、無農薬・無肥料だから自然環境にもいいというざっくりとしたイメージでした。

これが間違っているわけではないのですが、いにしえで学んだ自然栽培は、生態系に重点を置いていて、土の中の菌や微生物から、植物、虫、小動物などあらゆる生物が共存していくことで生態系を整えるというものでした。私の「環境にいい」という考え方の中身を埋めてくれた、そんな印象です。自然栽培食材と無添加食品が、人にとっての健康にもつながります。
私は、自然栽培はとにかく自然に任せればそれでいいと思っていて、家庭菜園をするときも、割と放置気味でした。いにしえでは、雑草を刈るのですが、強い種がたくさん生えてしまっている状況を不自然と捉え、季節や日射環境に適したさまざまな植物が生えるように、そして虫や小動物もそれに合わせてくるようになり、生態系を整えていくために草を刈るそうです。なんだか、すごく腑に落ちる感覚でした。

次に、仕事に対する意識です。私はこれまで、あれはできない、これはやりたくないし、つまらないなど、いろいろな言い訳をつけて、何がしたいかわからない状況でした。しかし、いにしえでさまざまな業務をさせていただいた経験から、「この仕事がなぜあるのか」ということや、その仕事をするために学問があるということを理解できました。この一貫性が見えないから、勉強をやる意味も将来も見失ってしまっていたと思います。

目的と手段の明確化をするという話を何度もしてくださいました。例えば、「仕事」はあくまで手段であり、「どのように生きていきたいか」が目的であるというふうに、物事を捉えるようになると、否定をしない考え方になります。お話の中で、遺伝子組み換えの食品を例に挙げてくださいました。現在日本では批判されている印象ですが、その技術を開発した企業の目的は「飢餓を無くすこと」だそうです。飢餓に苦しむ人たちは、10年後のリスクより今生きることが大事です。このようにして考えてみると、何事も否定せず、いろいろな目的を持って物事が成り立っているという理解につながり、多様性とは何か、実感することができました。

 

「自分らしい生き方」とは

近年では「自分らしさ」とか、「自己肯定感を高く」とか、よく聞くと思います。私が思うに、それを強く意識しすぎてしまうと、逆に自分を追い込み、辛くなってしまう感じがします。松浦弥太郎さんの「自分らしさはいらない」という本にもあったように、自分らしさは、積み上げてできるものであるため、目の前のことをやってみる感覚はすごく大事だと思います。「目の前のことって何?」となるかもしれないですが、それを目の前にもってくるには、いろいろな物事や人、場所などに触れる時間や経験をつかみにいくということが大事です。自分を成長させるという意味合いで、何が必要か選択できるようになると思います。

あくまで私の主観ですが、現代ではさまざまなものが分断されています。教育もそのひとつだと思っていて、私のように、なぜ勉強するのかがわからない人はたくさんいると思います。それをわかるような教育の仕組みを増やしていきたいし、学校のせいにするのではなく、何かに興味を持ったら自分から動いてみる、その決断は大事です。いにしえで教えてもらった(仮)でもいいから決めてみること、私はこれからも実践していきます。決めたら、相手は答えてくれるし、いい方向に物事が進んでいくそうです。その感覚もいにしえで掴めた気がします。

経験も、スキルも、知識もない私を受け入れてくださって、いにしえと、そのきっかけを作ってくださった山形未来ラボさん、本当にありがとうございます。今回関わってくれた方皆さんがとても素敵な方達でした。そして、勉強したことが今後必ず役に立つと確信を持つことができました。ありがとうございます。この文章を書いたのもいい経験になりました!

p.s.山形の景色とても好きになりました〜!また帰ってきます!

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