『地域』に興味を持っていて、何か関わりたいと思っている方からたまに聞くのが、

・地域側って何を求めているのだろう?

・自分に何が出来るのかな?

という言葉。

そんな山形に関わりたいと思っている方、受け入れ側である「地域の実態」を知れるレポートをご紹介します!

ぜひ、ご覧ください。

 

地域コミュニティ×関係人口のマッチングの可能性を模索 関係人口レポート

こちらのレポート、実は山形県村山総合支庁が令和5年度に実施した『むらやま若者みらい創造モデル事業』の報告書。

町内会の困りごと・関係人口が地域に入ることについてどう思っているか、関係人口は地域にどう関わりたいか、両者のコミュニケーションはどうするか良さそうか、などがまとまっています(PDFはこちら)

実は、ヤマガタ未来ラボ編集部は、この事業の総合コーディネートを担当し、こちらのレポートでは、編集長が解説しています。

 

 

地域コミュニティ×関係人口のマッチングの可能性を模索

ヤマガタ未来ラボの読者の方には、『県外にいるけど、もっと山形に関わりたい』そのように考えている地域外に在住している方も多いかなと思います。そんな、地域に想いがあり行動する人を『関係人口』といいます。

(出典:総務省 関係人口ポータルサイト)

『むらやま若者みらい創造モデル事業』は、住民同士の支え合いなど、これまで地域コミュニティが果たしてきた機能の低下が懸念されている中で、

「地域コミュニティが持続的に機能していくためにはどうすれば良いだろうか」

そう考えて、地域の外に住みながらも、地域に興味をもち、関わりたいと思っている関係人口と呼ばれる方に着目し、「関係人口が地域コミュニティへ参画することで、持続可能な地域コミュニティの形成に 寄与することは出来ないか?」と考え、村山管内の市町への支援として実施されたものなんです。

 

事業の内容は主に3つ

1・山形市・天童市・上山市・山辺町・中山町の町内会・自治会長に郵送でアンケート調査(地域の課題や、関係人口が地域に入ることについて質問)

返信率70%以上!

2・関係人口予備軍にネットアンケート調査

2023年年末から2024年年始にかけて、こちらのアンケートに実施し、約400名の方にご回答頂きました。ちゃんと抽選でプレゼントも実施しましたよ!

3・両社のマッチングの可能性を探るイベントを東京で開催

山形市やよい町内会、西山形の酒を造る会の皆さんにご協力頂きました。

 

最後には、報告会も開催。アンケート調査に回答頂いた町内会・自治会の皆さんも多く出席してくださり「この調査結果がまとまったのを見れただけでも今日来た甲斐がある」という声もあり、『地域の実態』を知る・まとめるのは、地域側の皆さんにとっても貴重だと感じていらっしゃるんだなと実感したところです。

 

ヤマガタ未来ラボでは、今後も、地域コミュニティと関係人口のマッチングの可能性を模索していきます!

これから増やして行く予定の様々なプログラムにぜひご参加ください。

(画像をクリックすると、レポートPDFをご覧いただけます)

PDFはこちら

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この記事を書いた人

田中麻衣子

1984年山辺町出身。新卒で山形での就職後上京。求人広告営業を経て、2012年ヤマガタ未来Lab.をOPEN。東京と山形行ったり来たり。...

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