こんにちは!最上のくらし舎です。
はじめに、このページをご覧いただきありがとうございます!

1人1人の最上(さいじょう)の暮らしを広げたく、山形県最上地域にある新庄市にて”一般社団法人 最上のくらし舎”を立ち上げ、古民家をリフォームし、喫茶と間貸「万場町 のくらし」を運営しています。

最上のくらし舎には、『モグラー』という山形県の新庄・最上地域を拠点に活動を行っているチームがあります。
一人一人の魅力を最大限引き出しながら地域の課題を解決することを目標としています。

『モグラー』は、”一般社団法人 最上のくらし舎”の賛助会員の呼称です。
「一人ひとりが欲しい未来を創る。それが最上のくらし方」だと考えています。

2018 年に設立して以来、空き家や空き店舗の再活用、飲食や観光など様々な事業、イベントやワークショップの企画などを展開し、地域の皆さんと協力しながら持続可能なまちづくりに取り組んできました。

モグラ(土竜)が自分のくらしを掘っていくように、「最上のくらし」を掘り進め、わくわくするイベントを企画したり、活動を応援したり、一緒に楽しい暮らしを生み出して、その結果、”最上(さいじょう)のくらし”を広げていこうと考えています。

 

「あなたにとっての最上(さいじょう)の暮らしとは何でしょうか。」

いい車に乗って、豪邸に住んで、毎日美味しいものを食べる生活でしょうか。

または、自分のやりたいことに真っ直ぐ進める環境、日々の安定した何気ない日常こそが自分にとっての最上の暮らしだと考える方もいるかもしれません。

最上の暮らし舎では、自分なりの最上(さいじょう)の暮らしを模索する『モグラー』(賛助会員)をサポートしています。

多様な考え方がある中で、この新庄最上で自分なりの暮らし方を求めて、モグラのように掘っていき追究している方々にインタビューをしてみました。

この記事を通して、自分の日々の暮らしについて、新庄最上の暮らしについて考えるきっかけになっていただけると嬉しいです。

今回の山形で働く人(最上の暮らし舎・モグラー)

山科みおさん

山形県新庄市で小学生〜高校生、社会人も通う英語教室を運営。地元の学生がほとんどの中、仙台からオンラインで受講する社会人も。運営する英語教室では、「使える英語」を大事にしており、一時的な暗記ではなく根底から英語を理解し、人と繋がるための手段をコンセプトとして掲げている。

 

(取材を担当した人)

最上の暮らし舎インターン・阿部拳太

山形県新庄市を拠点とした起業を行う予定の大学生。この記事を通して、自分自身の学びになることや、読者の方々が何か一緒にやってみたい!と感じていただけると嬉しいです!

 

「諦めず、自分のやりたいことを」そう信じて、英語教室を開業

山科さんは、結婚を機に山形に移住されました。そこから県内の別の塾で英語講師として9年間勤めていたそうです。昔から英語が大好きで、将来は英語に関わることが出来る仕事につきたいと考えており、塾講師という職業は山科さんにとって天職だと感じていました。

ですが、月日が経つごとに英語の教え方や英語に対する考え方が変わってきて、自分で独立したいと思うようになりました。このことを旦那さんと山科さんのご両親に打ち明けると、批難の嵐だったそうです。

安定した職業に就きなさい、今の職業のままでいいのではないかなど周囲の同意を得ることは難しかったと語ります。

でも、そのような状況でも山科さんは決して諦めずに自分のやりたい事をやる、ただそれだけを信じて道を進み続けました。

 

英語教室を開いてから大変だったこと、嬉しかったこと

この塾を経営して、大変だったことは「すぐには結果に出づらい」と感じたこと。

英語塾という目には見えづらい商売を扱っているので、すぐに結果を出したい!テストの成績を短期間で伸ばしたい!というや保護者の理解を得ることは難しいと語ります。

山科さんの英語は短期間で成果が出るものではなく、じっくりと時間をかけて本質的に英語を理解していきます。そのため、テスト期間だけ通いたいという子ども達にはなかなか理解が得づらいのかもしれません。

また、受講してくれる生徒さんの確保も難しくなってきていると語りました。最近では、少子高齢化の影響も強くなってきており、新庄市を見ても子供の数が以前よりも大幅に少なくなっています。今までは、以前勤めていた塾で教えていた子供達が来てくれていたのですがその子達も卒業したこともあり、生徒さんの数も少なくなっているそうです。

その一方で、塾を経営していて嬉しかったこともたくさんありました。

山科さんの塾では個性的な子が多く、話していると元気をもらえるそうです。

仕事で疲れた時やうまくいかないことがあった時にそんな子供達の顔をみると癒され、元気が湧いてくるそうです。また、好きなものがある子は強いと語りました。 

(山科さんと生徒さんとのやりとり)

 

自分に合った英語との触れ合い方で、苦手な英語も好きになれる

『英語とは、人と人がコミュニケーションをとるためのツールです。ただ教科書に載っている事を覚えて使えるようにはなりません。また、たくさんの人と話し、失敗しながら覚えていくものでもあります。そのために短い文章や自分が興味のある分野から入ってみると、慣れ親しみやすいかもしれませんね。自分にあった英語との触れ合い方をすることによって、今まで感じていた英語への抵抗感は消え、いつの間にか話せていた、好きになっていたという生徒さんをたくさん見てきました。

英語に興味ある方や触れてみたいけど、なんとなく苦手な方はぜひ私が運営する英語塾にお越しください!

無料体験レッスンも行っているので、一緒に英語の楽しさを共有しましょう!』

 

山科さんのプロフィールはこちら↓↓

Webサイト:https://mfluffy.net/

Facebook:https://www.facebook.com/mio.Fluffy.English/

Instagram:https://www.instagram.com/m.fluffy.english/

 

 

お互いの個性を認め合える地域に

山科さんに「山形にどうなってほしいか」を聞いたところ、『お互いの個性を認め合える地域になって欲しい』と語っていました。

最近では、山形に移住してくる方々も増えてきており、地域内でさまざまな価値観が生まれるようになっているそうです。

今まで山形になかった価値観やライフスタイル、がどんどん入ってきているのでみんなの個性を受け入れるためにも柔軟な思考が必要になってくるのではないでしょうか。地域としての特色も残しつつ個人の多様な個性を受け入れ、いろいろな人が共存できるような地域づくりをみんなで目指していきましょう!

★最上のくらしを掘り続ける仲間「モグラー」、随時募集しています。

https://community.camp-fire.jp/projects/view/340636

 

(最上の暮らし舎のこの他の活動)

【あったかい町】新庄市万場町にて開催されたよろず市の様子をお届け

 

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この記事を書いた人

最上の くらし舎

新庄市を拠点に「最上(さいじょう)の暮らし」をするきっかけを提供している一般社団法人。

新庄市万場町で「のくらし(喫茶・イベント・貸し...

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