こんにちは。コーディネーターの田中です。
・山形に興味関心はあるが県外とも迷っている。
・山形で働きたいけど、興味のある会社を見つけられない
・山形のこと何も知らないな
という学生さんの悩み解決をお手伝いするサービス「ヤマガタ仕事ラボ」では、キャリアアドバイザーが相談に乗ったり、インターンシップで山形を発見したり、学生同士や社会人と話をする機会を作ったりしています。
地域の課題を解決する仕事
先日、ある地方大学に通う大学3年生のAさんと面談をしました。
「地元山形での就職を希望しているのですが、
Aさんは、事前・事後にしっかり連絡をくださるメールでのやり取りが丁寧な方で、大学生にも関わらずしっかりしているなという印象です。
【お悩み】
地域の課題解決ができる仕事を探しているけど、見つけられない
実行主体でいたいから、サポートする側の公務員はなんか違う感じがする。
課題解決を手広くやりたいから、業種を絞りたくない。
「地域の課題解決×いろんなジャンル」で思い出すのが、自治体職員。それはどうなのか?と聞いてみると、自治体職員は「住民のサポート側」なので、運営の主体として活動したいという想いがあるから、公務員というのはしっくり来ないようです。
では、話は民間に絞って。私はAさんの話を聞いて思い浮かんだことをお話しさせて頂きました。
地域の課題を解決する仕事×【キャリアアドバイザーの視点】
・「会社」は、”強み”に立脚して事業を行う。事業の強みって「ポスピタリティ」とか「職人技」とか、特定領域に集中することが多い。地方には中小企業が多い。日本全国でも99.6%が中小企業。中小企業は尚更、何でもかんでも出来る会社はそういない。
・たまに、いろんな業種を展開している多角化企業も地方にある。しかし、そんなに多くない。金融機関が地方商社を運営していたり幅広い領域を展開してたりもするケースあり。
・仮に、「いろんなジャンルのことをやってる企業」で働くことになったとして、確かに会社としていろんなことはやっているが、入社してすぐ目の前の仕事は、部分的になる。例えば金融機関なら「窓口業務」とか限定的なことがほとんど。そこどう気持ちを整理する?
・「やりたいことが叶う会社が見つからない」というお悩みだが、『やりたいことの軸で仕事選びをして長続きせず、やりたくないけど向いていること』で仕事が無理なく続いている先輩がいる。仕事選びをする上で「やりたいこと」だけじゃなく「向いていること」という観点もある。
・会社によって、社風や働き方は様々。
・「言われたことをこなす、コツコツやるのが得意」=だから公務員、というのはだいぶ大雑把な分け方。
キャリアアドバイザーの処方箋
働いたことのない大学生が、企業を見る視点や実態にそんなに詳しくないのは当たり前です。
そんな中で、1人で会社選びをしていくと偏りがあったり見つけにくいのは当然のことなのかなと思います。
Aさんのお話を聞いて、「(企業説明会とかではなく)山形で働く実態などをもっと知って、視野を拡げることをした方が良いな」と思ったので、やまらぼインターンで活動して、山形で働く社会人と「対話」などすることを提案して、面談は終了。
面談後、Aさんからは「自分のやりたいことを実際に言語化する機会をいただけたのはもち
「もっと世の中の仕事などを知って視野を拡げるのが大事」とはいえ、1人きりだと、視点が偏っているので、自分が望むものとの出会いに触れられないまま通り過ぎていく可能性があります。
ヤマガタ仕事ラボのキャリアアドバイザーは、
・山形の企業の実態に詳しい
・長期的な時間軸で、山形県内・県外、両方のパターンを視野に入れつつ
・仕事だけでなく、プライベートも含めた「キャリア(人生そのもの)」の観点から
学生さんのお悩みをじっくり伺います。
・山形に興味関心はあるが県外とも迷っている。
・山形で働きたいけど、興味のある会社を見つけられない
・山形のこと何も知らないな
などのお悩みを抱えて、困っている学生さんがいらっしゃれば、一緒に考えますので、ぜひご相談ください。
キャリアアドバイザーへの相談方法
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