ヤマガタ未来ラボでは、年に1回、東京で『ヤマガタユアターンサミット』を開催しています。

「ユアターン(Ur-turn)」とは、「地域と関わって積極的なアクションを起こす」という意味の、未来ラボが作った造語で、山形と関わる積極的なアクションを起こすためのイベントです。参加者は「山形にUIターンしたい!」という人から、「UIターンはしないけど、なんか山形が気になって」という人までさまざま。山形県内からやってくるゲストとざっくばらんに話していく中で、「山形の今」「山形でのチャレンジ」「山形で働くこと」「首都圏で山形と関わる方法」などを知ることができます。就職イベントのような堅苦しさはなく、ゲストもスーツを着ないのがルール。

今回は、少し時間があいてしまいましたが、2019年12月7日に開催した第9回の様子をレポートします。

開催日時:2019年12月7日(日)13:00−18:00
場所:Nagatacho GRiD
参加者:山形県ゆかりの人・山形に興味のある人 50人
【ゲスト】
1.The Hidden Japan 合同会社 代表 山科沙織さん
2.オプテックス工業株式会社 技術本部部長  村越 則之さん
3.㈱ニューテックシンセイ 代表取締役社長 桒原 晃さん
4.山口織物鷹山堂有限会社 代表取締役 山口 道子さん
5.新庄自動車 株式会社  杉山 宏旨さん
6.合同会社 ボタ 代表 佐藤 英人さん
7.株式会社 最上世紀 課長 斉藤世一郎さん
8.合同会社 dano 代表社員  伊藤 大貴さん
9.株式会社 アルファ・コム 代表取締役社長 佐藤 淳さん
10.株式会社旅館古窯 専務 佐藤太一さん
11.株式会社 新庄砕石工業所 取締役 管理部長 柿崎 赳さん
12. 株式会社 板垣水道 代表取締役 板垣 一紀さん
13. 寒河江物流株式会社 代表取締役 後藤智樹さん
14. 有限会社舟形マッシュルーム 東京事務所長 石渡淳一さん
15. 株式会社半澤鶏卵 代表取締役 半澤清彦さん

主催:株式会社キャリアクリエイト(ヤマガタ未来ラボ編集部)/株式会社フィデア情報総研
後援:米沢商工会議所・新庄商工会議所

ヤマガタユアターンサミットでは初会場の『Nagatacho GRiD』は、ビル一棟をリノベーションした施設で素敵な会場でした。

そして、今回司会をしたのは未来ラボ編集部の須貝(すがい)です。なんと、初司会!!ドキドキでした(笑)

ゲスト紹介

庄内・最上・村山・置賜地方から参加のゲストのみなさんに、それぞれ3分間の自己紹介をしていただきました。会社のことや、山形での暮らし、ゲストのみなさんが考える山形の良さについて話をしてもらいました。

鶴岡市にある株式会社板垣水道の代表・板垣さんは、東日本大震災を機に、山形県内で開催された再生可能エネルギーの勉強会に参加。庄内の豊かな自然と、持続可能な暮らしづくりに共感し、森とくらしを結ぶ活動を、地元の仲間と共に行っているそうです。趣味は、木こり!ということで、会場に写し出されたゲスト紹介の写真では、木こり姿の写真も。

山口織物鷹山堂有限会社の山口さん。結婚を機に米沢に嫁ぎ、織元として家業を継ぐ夫とともに、米沢織をより身近に、普段使いしてもらおうと、自社ブランド「米織小紋」をはじめました。また古民家をリノベーションした直営ショップ「鷹山堂」を経営し、クラウドファンディングを活用したツリーハウスの建設や、全国各地の百貨店での出張販売を行うなど、日々新しいことにチャレンジしているそうです。イベント当日は、米織小紋のストールや、小物もお持ちいただきました!

ゲストを囲んで座談会

ゲスト紹介の後は各グループに分かれ、ゲストの方を囲んで20分間の座談会。「仕事はどんなことをしているんですか」「今の仕事をはじめたきっかけはなんですか」「山形のいいところってどこだと思いますか」など、参加者のみなさんからはたくさんの質問が挙げられました。座談会のいいところは、同じ目線で話が出来ることです。ゲストの話だけでなく、同じグループの参加者のみなさんとも話をするきっかけとなりました。

山形での暮らしも参加者のみなさんが知りたいことの一つです。「わたしの山形の楽しみ方」というテーマでは、休日の過ごし方や、山形のオススメのお店などプライベートな話で盛り上がりました。「今度山形に帰省した際は、訪れてみますね」という声も。山形に来るときの楽しみの一つですね。

 

山形つながり大交流会

座談会の後は、山形の料理やお菓子を食べながらの交流会を開催しました。
事前申し込みの方意外にも「もっと参加者の人と話したい!」「山形のお菓子懐かしい!食べてみたい!」と、急遽参加された方もたくさんいて、スタッフも嬉しい限りでした!!

料理を担当してくださった、イチジク王子こと志田修平さん。
「おまかせしますので、山形っぽいお料理をお願いします!!」という、スタッフの無茶ぶりに答えてくださり、山形県のカタチをイメージした素敵な料理を準備してくださいました(イチジクはもちろん、山形のソウルフード・玉こんも)。あまりに素敵すぎて食べるのがもったいないぐらいでした。

イチジク王子・志田さんのインタビュー記事はこちら


交流会では、座談会で話足りなかったゲストのみなさんを囲んで話をしたり、参加者同士で話をする時間となり、山形から持参したお菓子やおつまみを食べながら、ざっくばらんに話をしました。

毎年、この交流会の時間で山形つながりができたという声をよく聞きます。
「前からユアターンサミットが気になってて、今回初めて参加しました。東京でこんなに山形の人と出会うことできるんですね!」と声をかけていただきました。ありがとうございます!(嬉しくて泣きそうでしたby 須貝)

最後にみんなで集合写真。お集まりいただきありがとうございました!

第9回ヤマガタユアターンサミットを終えて

ヤマガタユアターンサミットでは、毎年新しいつながりができます。
司会をした私も第8回から参加していますが、ユアターンサミットが年1回の同窓会の場のようでもあり、山形を心のどこかで感じてくれている人と出会う場でもあります。

会場で「はじめまして」のみなさんが、最初はドキドキして少し距離を置きながらも、座談会や交流会を通してつながりをつくっているのを見ると私まで嬉しくなります。

今の山形を知るには、今、山形で働いている人・暮らしている人と話をするのが一番だなとつくづく思います。

ヤマガタユアターンサミットは、山形を離れていても山形を感じることができるイベントです。県外でいつもヤマガタ未来ラボの記事を読んでくださるみなさん、ぜひ、次回のユアターンサミットでお会いしましょう!

まだ見ぬ、山形を心のどこかで感じているみなさんとお会いできるのを楽しみにしています!

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この記事を書いた人

須貝 未菜

東根市生まれ。
首都圏の大学卒業後、山形県内の企業に就職。一度は、県外に転職をしたけどUターンし未来ラボにジョイン。
人を巻き込むことと...

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