山形って何にもない?友達が遊びにきたらどこに行けばいい?
縁あって山形にきたからせっかくの山形LIFEを有意義にしたい!
そんな人のために、学生記者Narumiが山形県内のイケてるお店を紹介します。
第三弾のお店はこちら!
山形大学正門前にある、カフェStreet shuffle。
この地で35年続く、学生に愛されてきたお店です。ランチタイムから夜までの通し営業で、食事やコーヒー、お酒など幅広いメニューを提供しています。
通りに面した小さな赤い扉が目印。中へ入ると、70年代〜現在の落ち着いた洋楽が聞こえてきます。
この店を営むのは、マスター・鏡正孝さん。実はBaby bottlesというバンドでボーカルを担当しています。常連客には音楽関係者もおり、バンド活動時の「アリスさん」という名で呼ばれることが多いそうです。
定番メニューは、サイフォンで淹れるブレンドコーヒー(400円)。ドリップ式よりも短時間で抽出するため出来たては熱々、冷めても口に広がるコクが特徴です。
肌寒い日には、ホットチョコレート(450円)やチャイ(500円)もおすすめです。
2018年の8月にはランチ営業が始まり、週替わりのメニューで定番のパスタやトーストを提供しています。
この日のメニュー、目玉焼きのせインドカレー(850円)はバターライスとトロトロの目玉焼きがポイント。トッピングのオリーブオイルもカレーのおいしさを引き立てています。ボリュームたっぷりなのに値段もお手頃で、学生に優しいですね!
店内の壁には漫画や書籍がびっしり。マスターの持ち物以外に、アルバイトや常連客の置き土産も。
マスターおすすめの本を読みながら、おいしいコーヒーで一息つくのも良いでしょう。
店主さんに Interview
マスターの鏡さんにお話を聞きました。
Q:お店をはじめたきっかけは何ですか?
A: この場所は元々、知り合いの食堂だったんです。僕は当時山形で家具を作る会社に勤めていて、「椅子を作りたい」という思いを果たすため岐阜の家具屋に移る予定だったのですが、その店が台風の被害に遭い行けなくなってしまって……。
することがなくなったので旅行がてら家具屋を巡ろうと訪れた先、岩手で出会ったのが素敵な喫茶店でした。「工房兼喫茶店を開こう」と思い立ち、ちょうど知り合いが食堂を辞めようという時期とも重なってこの場所を引き継ぎました。工房スペースはいつの間にか縮小して、喫茶メインになってしまったんですけどね(笑)。
Q:Street shuffleという名前の由来は?
A:僕が好きなロックミュージシャン、ブルース・ストリングスティーンのアルバム名の一部なんです。shuffleには「混ぜる」という意味があります。山形大学の入り口と道路(street)が交差するこの場所で、いろんな人が混じり合って交流する店になれば良いなと思い名付けました。
Q:お店のこだわりや、大切にしていることは何ですか?
A:特に「こだわり」というものはないですね。お客さんのことを第一に考えています。例えば店内で掛けている音楽は、ロックではなく落ち着く曲にしたり、お客さんの顔を見ながら変えたりしています。みんなが居心地良い空間をつくりたいと思っています。
Narumi’s Comment
コーヒーの知識からバンド活動のことまで、何でも答えてくれる気さくなマスター。お客さんとの会話や心地いい雰囲気づくりを大切にしているからこそ、学生やアーティスト、たくさんの人が通い続けているのだなと感じました。
店内で音楽系の学生サークルやバンドのライブが開かれることもあるので、店のTwitter(@cafe_shuffle)でぜひ最新情報をチェックしてください!
最後に一緒に写真を撮っていただきました。
◆Access 〒990-0034 山形市東原町1-3-19(山形大学正門前)
◇Tel 023-641-9029
◆Open 11:30-21:00 (ランチは11:30-14:30)
◇Closed 月曜日
Twitter @cafe_shuffle