sponsored by 飯豊町
移住体験で、新しい生き方を知ろう。
誰しも一度は、まったく違う生き方に憧れる時があるのではないだろうか。
たとえば、日々の仕事に追われて心をホッとさせたいとき、まったく違う生き方をしている人と出会い、その人がとても幸せそうだったとき。
今回私は生まれてはじめて、山形県飯豊町に「移住体験」をしてきた。
たった二泊三日の短い移住ではあったが、大人になってからこれほどまで感動したことはなかったかもしれない。
飯豊町には、今まで知らなかった生き方、ずっと知りたかった生き方がたくさん詰まっていた。
この移住体験は明らかにわたしの価値観を変えた。
「人間性」、すなわち、「「人」としてどう在るか」、が私たちの人生の幸福度に大きく影響するのを身をもって知った。
新しい生き方を探す方には、是非読んでいただきたいと思う。
山形県飯豊町。人、自然、文化、すべてが美しい町。
山形県飯豊町(いいでまち)。
山形県の南西部に位置する、人口7000人ほどの小さな町。
環境と共生し、自然と人間の営みが美しい豊かな町だ。
飯豊町では、近年、都市部への転出増加や少子高齢化などにより過疎化が深刻な課題となっている。
この課題を解決するために、昨年、町外で生活する女性を対象として「ふるさと」への帰郷のきっかけをつくる、「飯豊町帰郷希望女子応援プロジェクト」が、始動した。
自然が好きで、森の中で平和に毎日暮らすことが夢の私はこのプロジェクトに、参加したのである。
参加して実感したことは、飯豊町は、人、自然、文化、すべてが本当に美しく、豊かであるということだった。
飯豊町のすばらしさ~人編~
まず、単刀直入に書いてしまうけれど、飯豊町の人は本当に心が豊かであったかい。
出会う人全員がもれなく、本当に笑顔にあふれていて、思いやりがある、素敵な方々だった。
そして飯豊町を心から愛していていた。
なかでも、中津川地区の大運動会に参加したときに感じたこと。
(※中津川地区は、日本有数の豪雪地帯で、飯豊山の麓に位置する、大自然とともにある地域。近年は深刻な人口減少、過疎化の問題を抱えている。)
中津川の方々は、参加者の私たちに積極的に話しかけてくださったり、楽しい話題で盛り上げてくれたりして、あたたかく迎い入れてくれた。
例えば、運動会伝統の「縄ない」を見て、参加者同士で「やってみたいね」と話していたら、聞きつけた住民の方がかけつけてくれて、丁寧に教えてくださった。その本気度に圧倒されたけれど(笑)、それは、自分たちの文化をとても大切にしていて、伝えたいという気持ちが大きいからこそだった。
初対面でも、当然のごとく、自然に心を開いて話しかけてくださる様子に、「人のあたたかさ」や、「自分の地域を大事に思う気持ち」を感じて、涙がでそうになった。
また、その日宿泊した中津川地区の農家民宿では、さらにあたたかい素敵なおもてなしを受けた。
私が宿泊した民宿は、「農家民宿 ごえもん」。
「農家民宿ごえもん」を営むご夫婦の、あったかさがまた本当に実のお父さんお母さんのようだった。
しかも、お母さんのユーモアセンスも抜群で、私たちは始終あたたかい笑顔に包まれた。
こんなに優しい時間は、普段生活していてなかなかないのかもしれない。
準備していただいていたお料理も、飯豊ならではの食材がたくさんで、本当に本当においしくて、胃も心もいっぱいに満たされた。
あたたかい人間性がここまで、人を幸せにするのか、と胸が熱くなった。
飯豊町のすばらしさ~自然編~
1日目には、楽しみにしていた野菜収穫を体験することができた。
体験を指導してくださったのは、飯豊町に移住して就農者となった、藤川さん。
まずは、里芋収穫。山形人の私でも初めての経験。
里芋は人間の背丈くらいの高さにまで育っていて、葉っぱもびっくりするくらい大きかった。
だからこそ掘り起こすのにも、かなりの力が必要だった。
次にミニトマト収穫。真っ赤に染まったかわいらしいトマトをたくさん収穫してきた。
収穫した野菜は、すべてお持ち帰りとなり、ミニトマトやきゅうり、いんげん、バジルなど、段ボール2つ分もいただくことになった。
「いくらでも持って行って」という藤川さんたちの寛容さ、サービス精神にも大感謝な体験だった。
家に帰って食べたら、きれいな空気と水、人によってつくられた野菜だからか、みずみずしくておいしかった。
飯豊町のすばらしさ~文化編
1日目の夜は、手ノ子地区の獅子舞を見学してきた。
迫力ある獅子舞に、私たちも始終、圧倒された。
飯豊町では19の地区で獅子まつりが繰り広げられ、300年以上の伝統を守り受け継いでいるとのこと。
農作物の五穀豊穣などを祈願して行われているそうだが、地区の男性や男の子を中心に活躍されている姿はとても勇ましかった。
日本古来の文化がこうやって、若者や子供たちに受け継がれているって、尊いことだなとつくづく思った。
こういった文化の継承が、人と地域の結びつきを強くしているのは確かなことだと思う。
飯豊町手ノ子地区という地域ではあるけれど、そこに古来からの日本の精神性や文化を垣間見た気がして、
なぜか身が引き締まる思いになった。
飯豊町にこうした文化が残っていることは、非常に貴重なことであり、宝だと思う。
飯豊町の人のあたたかさ、心の豊かさに、何度も涙が出そうになった。
このように、すべてが感動だったのだが、実は、「飯豊町帰郷希望女子応援プロジェクト実行委員会」(飯豊町役場職員さんと「にぎわい再現プロジェクト委員会」で構成されている)の方々の心あったまるおもてなしにも強烈に胸が打たれた。
プロジェクトのすべてがきめ細かく、様々なサプライズが用意されていた。
移動のバスでは、私たちが飽きないよう、飯豊町について興味深いトークをしていただいた。
獅子舞見学の際には全員分の浴衣を用意してくださっていたり、お別れのときにはサプライズムービーを準備してくださっていたり。 「ここまでやってくれるんですか?!」と驚くことが、何度もあった。
心がこもったすべてのおもてなしに、私たちは心から感動した。
人とのつながりを心から大切にしているのが伝わってきて、何度も涙が出そうになった。
ここまで私たちを喜ばせてくださるなんて、どれだけ素敵な方々なんだろう。
マニュアルとか礼儀とかのレベルではなく、もうすべてが真心から生まれた素晴らしいおもてなしだった。
こういった方々がそばにいてサポートしてくれる飯豊町は、移住しても絶対に安心だと思う。
飯豊町は、自然も文化も美しいが、なんといってもやっぱり、そこに生きる「人」があたたかく、生き様が豊かで、素晴らしいのだ。
参加者もまたユーモアあふれる女性たちだった!
今回参加したのは私を含め9人。
私以外の参加者はほぼ東京からだった。
参加した理由は、「自然が好き」、「田舎暮らしに興味がある」、「東北が好き」などが多かったが、一番心に残ったのは「山形は、すべてが豊かだから」という言葉だった。
「こんなに当たり前のように、美味しい食べ物や空気、あたたかい人間がいる。当たり前のように、豊かさがそこにある。
山形の人は気付いていないのかもしれないけれど、なんて贅沢な生活なんだろうと思う。だから何度も体験したくなる。」
その方は、何度も私に、「山形が羨ましい」と目を輝かせて伝えてくれた。
今思うと、不思議なのは、みな初対面なのに、普通にすぐに仲良くなっていたということだ。
夜はお腹が痛くなるまで大笑いしたり、台風明けの朝には何回も現れてくる虹を見て皆で大興奮したり。
まるで修学旅行のようだった。
それもこれも、実行委員会の皆様と飯豊町の方々のあたたかい取り計らいのおかげだったと思う。
彼女たちからも本当にたくさんのことを学んだ。
今振り返っても本当に個性とユーモアに溢れる9人だったなと思う。
「感じる」ことに対して積極的であり、「生きる」ということに真剣に向き合っている、そんな印象があった。
一緒に泣いたり笑ったりしているうちに、私たち、大家族のようになっていた。
これもそれも、飯豊町の人、自然、文化のすばらしさが、私たちをそうさせてくれたのだと思う。
ここでの経験すべてが、「心の財産」になった。
本当に本当にお勧め!まずは11月21日(火)スジェールコーヒーへ!!
11月21日(火)18:30頃から、SUGER COFFEE(東京都大田区田園調布2-51-7)にて飯豊町をテーマとした会が開催される。
まずはこちらに参加して、飯豊町のすばらしさを知ってほしい!当日はなんと、飯豊町の町長も来るそうだ。
移住に興味がある方も、生き方を変えたい方にも、私は強く強く、この山形県飯豊町をお勧めしたい。
なぜなら、この町での出会いは、あなたの価値観や生き方のベース、すべてを変えるからだ。
「生きる」ことに向き合え、「人間である」ことの意味を本気で考えさせられる。
大切にすべきものがわかる。
自分をさらけ出せる。
心が嘘みたいにあったかくなる。
飯豊町が、あなたに幸せな生き方のヒントを与えてくれることは、間違いない。
【提供】飯豊町