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  • 【来年度からの仲間募集中】「生きることをつくれるようになりたい」新卒で地域おこし協力隊に。ファンづくりに取り組む|金山町

こんにちは。金山町です。

金山町では、金山に訪れた方々と関係を育むプロジェクト“K-hour project”を展開しています。

“K-hour project”では、これまで観光文化誌「K-hour」の発行やK-hourムービー(夏編・冬編)の動画制作を通し、金山にしかない「暮らし」の美しさや豊かさやを発信しています。

この“K-hour project”にも積極的に関わっているのが、地域おこし協力隊の存在です。

今回は金山町で活動する地域おこし協力隊の活動を紹介します。

 

 

金山町の地域おこし協力隊・自己紹介

名前:本間真生(ほんままさき)

職業:金山町地域おこし協力隊1年目

年齢:22歳

出身:新潟県新潟市

社会人歴:1年目

好きなこと:美味しいものを食べる、スポーツ全般

あっという間に、新卒1年目が終わろうとしています。気温もだんだん暖かくなり、雪が溶けていくのが寂しい気持ちになります。今回は私の仕事などについて紹介します。

 

金山町の地域おこし協力隊になったきっかけ

金山町は山形県の最北部にある、人口約5000人の町です。山に囲まれ、田んぼが広がる、ザ・田舎。

ただ一般的な田舎と一味違うのは、レトロな街並みです。

金山杉と金山職人の技術が集結した、金山住宅が美しい街並みを作っています。日本奥地紀行を書いている明治時代のイギリス人旅行家イザベラバードもロマンチックな町だと金山町を賞賛しており、自然と街並みが融合していてとても心地よい町です。

なぜ金山町に?

きっかけは、大学の教授に金山町の協力隊の募集を教えてもらったことです。ご縁ですね。当時は話だけ聞こうと思っていたので、本当に金山町に行くとは思っていませんでしたが。笑

なぜ金山町に?地域おこし協力隊に?と考えたとき、「生きることをつくれるようになりたい」と思ったからです。

私にとっての生きることとは、「居食住職」を自らの手で作っていくこと。

高収入な大企業に勤めて、会社の目指すビジョンや必要なスキルを身につけ、若いうちにいっぱい苦労することも考えました。

ただ、どこか違和感もあって。働いてお金を稼ぐことはすごく大切なことだけど、自分自身で生きていくためのスキルを身につけたいと思いました。

金山では豊かな自然、農家さん、手仕事もあり、家を作る技術や空き家もある。資源と人の技術が残っていて、生きる力を持っている人が沢山いる町だと感じています。

 

金山町での暮らし

 

とにかく金山での暮らしは楽しい。季節の移り変わりが美しい。身体の細胞レベルで季節の変化と美しさを喜んでいる気がします(笑)

 

風景の美しさだけでなく季節ごとの楽しさが金山町にはあります。春には山菜採りや田植え、夏は夏野菜!川遊び!こんなにキュウリとナスを食べた夏は初めてでした。

秋も冬も自然のアクティビティがあって、飽きることがありません。今はクロスカントリー・アスペンスキー・スノーボード・雪板ともりだくさんの雪上スポーツにすごくはまっています。

10分で行けるスキー場があり、仕事終わりにナイターで一滑り。帰りに温泉に入って、ぐっすり寝る。そんな1日を過ごしています。

待ってくれ〜季節!時間が足りない…季節が移り変わってしまっている…。と思うこともしばしば。

楽し過ぎて毎日どうしようと思うぐらいです。

 

どんな仕事をしているの?

私の活動ミッションは「関係人口の増加」で、わかりやすく言うと「金山のファンを増やす」ことです。

今年度は4つの活動を行いました。

(1)地域の魅力発信

(2)金山を楽しめるコンテンツ作り

(3)金山のファンを増やす事業

(4)高校生の支援

それぞれご紹介しますね。

(1)地域の魅力発信

地域の魅力発信では、かわらばん「やんばい」の発行、「みつける、金山展」を開催しました。また、k-hourのインスタ更新や、金山町地域おこし協力隊のFacebookでの情報発信も行なっています。

第一号のかわらばん「やんばい」

「やんばい」は、金山に溢れるあたりまえの日常から、それって面白くない!?と私の実体験を通してお届けします。今まで感じていた金山がより魅力的に、自分達の町を愛し誇りを持ってほしいという想いで発行しています。町民の方からは「町に長く住んでいるけど、町のことよく知らない。ほんまちゃん、楽しそうにいろんなことやっててすごいよ。面白い!」と言ってくださります。山菜をテーマにした時は、山菜のおっちゃんが「俺も山菜とるんだ!やっぱり楽しいよな!」と嬉しそうに言ってくださり、少しずつ金山を好きな人が増えているのではないかと思います。

◆金山町地域おこし協力隊Facebook:https://www.facebook.com/Kaneyamaokoshi

◆k-hourのInstagram:https://www.instagram.com/?hl=ja

フォローしていただけると、嬉しいです!

 

(2)金山を楽しめるコンテンツ作り

昨年、町を巡るための「サイクリングマップ」を作りました。来年はまた違うコースマップを作ろうと計画してます!

 

(3)金山のファンを増やす事業

金山町とソトコトの共同事業「カネヤマノジカンデザインスクール」のメンターと、「金山の暮らしツアー」を行いました。地域外の方が金山と関わる機会や場をつくったり、楽しむお手伝いをしています!リピートして金山に来てくださる方も!

 

(4)高校生の支援

新庄南高金山校で地域探求サークル「僕達杉の子元気の子」のサポートを行なっています。高校生自身がやりたいことを考えて、地域に飛び出しやりたいことを実行しています。金山産の食材を使ったピザ作りや地域の方とモルックを通した交流などに参加しました。自分達のやりたいことを実現していくことや「地域がこんなに面白いのか!」と発見・変化していく姿は、見ていてとても嬉しくなります。

 

仕事が多岐に渡る金山町での協力隊の仕事ですが、一人一人の裁量でやろうと思った時、柔軟に動けています!

 

今後の仕事について

金山の特産品やオンライン料理教室などを組み込んだ金山発の「仕送り便」のお試し企画。さらに空き家を改修して、お茶のみや様々なことをチャレンジでき、地域内外の人誰もが集まれる拠点を作りたいと考えています。

正直、来年度に向けてやりたいことがいっぱいあって、頭がてんやわんやしています。

私が、1年間金山町にきてみて感じたことは、金山町には挑戦することに対して背中を押してくれる人、応援してくださる人が沢山いる。そして最上郡でも、地域おこし協力隊のコミュニティがあり、相談できるコミュニティがあります。

やる前にできるか不安になることもありますが、失敗を恐れずいろんな人を巻き込んで挑戦していきたいです。

 

 

ぜひ、金山町で一緒に働きませんか?

金山町では、来年度の地域おこし協力隊、集落支援員を募集しています!

(左)協力隊・鈴木朋広さん(馬車事業)、(中央)協力隊・本間真生(関係人口増加)、(右)集落支援員・栗田伸一さん(スポーツを通して健康増進)

 

ぜひ、金山町で一緒に働きませんか?

山形県金山町地域おこし協力隊・集落支援員の募集ページ

https://www.town.kaneyama.yamagata.jp/event/3153.html

協力隊募集の動画!こちらぜひ見て下さい〜!!

https://www.youtube.com/watch?v=gYcES6bGbi0

 

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この記事を書いた人

金山町

山形県の最北部に位置する人口5,000人ほどのまち
観光よりも暮らしという言葉が似合う小さな山里「金山町」

金山町には金山町にしかない時間...

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