山形の企業で働く私は、男盛りの30代。そして、外食大好きな、食の意識高い系サラリーマンをやっとります。Uターン経験有りという繋がりもあり、不束者ですが、私が未来ラボさんでランチと居酒屋巡りの記事を担当することとなりました。
食べ歩き・飲み歩きで培った脳内データをもとに、皆さんへおいしくてお得感のある情報を発信。エンゲル係数が家計を圧迫しようとも、週一更新を目標に記事をアップ。続けることが大事、頑張ります。
さて、記念すべき第1回目の今回は、これからの時期に食べたくなる焼肉をお題にデータを検索。そして行ってきたのが『春香苑 南一番町店』。
夜と比べリーズナブルに食べられる上に、あまりランチ営業が知られていないのだろうか、待つこともなくすぐに席につけるのも、我々リーマンとしてはありがたい。
いち押しはメニュー表の一番上にある山形牛のカルビセット(1,380円)のようだが、最近は脂がこたえる年齢になったので、この日私が選んだのはハラミセット(1,080円)。
個室にて待つことしばしすると、まずは炭火の入場。これなんだよなぁ、たったひとりなのに個室が利用可能。そしてひとりのために炭をきちんと出してくれる。ほんと、このあたりからすでに高感度なんだよなぁ。
しかしながら、火を眺めるのはいいものだ。なんかトキメキを感じるね。人類で初めて肉を焼いたご先祖様も、かなり興奮したにちがいない。
で、到着したランチの全貌がこちら。
火傷するほどあつあつのワカメスープ、いい塩梅の自家製ナムルにキムチもある。お昼からちょっと贅沢しちゃったかなと、やや罪悪感すら感じてしまう内容だ。ここにビールさえあれば、ひとり宴会もできてしまう。
そしてお肉も、実にいい感じだ。窓から射し込む光で、きらきら輝いているではないか。
さて、ハラミとは牛のどこだ?
〈ハラミは横隔膜の辺りです。横隔膜の背中側をカクマク、肋骨側の厚い部分をサガリと呼びます。赤身に見えますが内臓肉なので、ローカロリーでロースなどに比べてサシが少なくヘルシーです。(出典:焼肉の罠)〉
なるほどホルモンに分類されているが、どう見ても赤身肉。しかも脂少なめなのは、30半ばにもなった私の好み。我ながらベストなチョイスだ。
座学はそのくらいにしておいて、いざ、焼くとしよう。
ものすごく芳ばしい香りとおいしい音が、個室内を満たすじゃないか。
これはもう、たまらん。
焼きあがったお肉は、タレをくぐらせ、ほかほかのご飯の上へ。かつ、自家製のナムルやキムチとともに口の中へ掻きこむと、旨いことこの上ない。
咀嚼とともに溢れだす肉汁。ご飯とともに喉を落ちていく爽快感。
あー、幸せだ。
かの森三中の大島さんは、肉にたっぷりたれをつけ、それをご飯にのせて一気に食べるのが好物なのだそうだが、その食べ方は正解だな。紛れもなく旨い。
南一番町店は6412989(ヨイヤキニク)、確かに大満足。
旨い焼肉ランチで、午後の仕事も楽に乗り切れそうだ。1,080円という価格ゆえ、そうやすやすと来店できるものではないが、大切な仕事、頑張らないといけない時のパワーランチとして、これからも末長く利用したいもの。
皆さんも春香園の焼肉ランチ、ぜひお試しを。
[DATA]
春香園南一番町店
山形市南一番町2-7
023-641-2989
※鈴川店にも、もちろんランチがありますよ。