前回のコラムから、冬・春・夏が過ぎ去ったことに唖然としています…
【山姥RPG】プレイヤー、橋本 蕗(@fuki_butterbur)です。
▲覚えておいででしょうか?
都会出身のプレイヤー蕗(フキ)が山姥目指して駆けあがっていくリアルプレイングゲーム【山姥RPG】です。
山を降りて生活する日々…
昨年、秋、山のふもと朝日町を「やむにやまれぬ事情」でプレイヤーは離れ、事実上「山を降り」ます。
都会に戻ることもチラッと考えなくは無かったのですが、昨年お世話になっていた「鶴岡ナリワイプロジェクト」の
方々とのご縁で、鶴岡市に拠点を置きながら、これからの山との関わり方を模索していました。
▲今年5月、鶴岡の方に連れて行って頂いた月山山中
朝日町というこれまでのフィールドでの活動が諸事情で困難になりながら再び模索する山との関わり
その状況の中
山菜採り、月山筍採りなど昨年、山のお師匠さんに教わった知識・技術を生かしながら日々を過ごしています。
ちまたでは、「山姥」ブームがやってきていた!?
そんな、山形でも朝日町とは文化が異なる庄内地方、鶴岡市に住み始めたプレイヤーですが、今年の4月異変に気がつきます。
山形市で今月開かれている「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」で毎週土曜日、「山姥市」という市が開かれているそうです。※詳細こちら→https://biennale.tuad.ac.jp/programs/1460
山姥とは何だったのか?
▲山形が誇る名所「出羽三山」の一つ、湯殿山の参拝中に山姥様
ビルが立ち並ぶ都会に生まれ育ち、生き物としての野生なんてとっくに失っているのではないかと思われた(自分自身が思っていた)プレイヤーは、2015年11月のある日、自分が魚や熊や鳥と同じように世界を受け取っている生き物なのだということを実感します。
そして、山・川・海・自然との対話がひたすら楽しくなり、その世界にどっぷりつかっていきました。
→その世界を記した「蕗ノート」https://note.mu/fukinote
プレイヤーはいいます。
「山姥になれるかどうかは別にしてもっと山と仲良くなりたい」
「山に行くと『ここで生きていていいんだ』と思えるのに、町に戻ると苦しくなっていく」
山を離れたプレイヤーの苦悩。それは一体何なのか。
「山」とは一体、どんな存在なのか。「山姥」はなぜ女の姿なのか。
街に住みながら、山に問うていくプレイヤー
さて、「山姥RPG」は今後どうなっていくのでしょうか。(プレイヤー町に住んでいるし)
次回予告:山伏の世界との出会い
苦悩する日々の中、プレイヤーは鶴岡市内にある、とある寺で山伏修行に参加することになりました。
久し振りに山とひたすら向き合う日々の中で、山への問いへの答えは出せるのか。
方向性がいまいち定まらない、山姥RPGですが、細々と続けていきたいと思っています。(おもにプレイヤーが)
末永くお付き合い頂ければ嬉しいです。
山姥RPG~山とともに生きる~
これからも、山とともに生きていける道を模索して、また次回、お会いしましょう。