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「リノベーションスクール」とは、補助金に頼らずに、まちの財産である空き家を使って、民間の力で「新しい暮らしをつくりだす」スクールです。発祥の地・北九州をはじめ、浜松・熱海など全国で開催されており、昨年は山形市でも開催されました。(WEBサイトはこちら)

2015年度、鶴岡市でもリノベーションスクール@鶴岡(WEBサイトはこちら)が開催されます。その担い手は「現代版の家守」です。鶴岡市はこれを全面的にバックアップします。※リノベーションスクールは2014年に山形市で実施され、家守事業も始まっています。

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鶴岡のまちづくりの課題は数々あります。それらを小さな拠点から、始めることでエリア全体を活性化しようとするものです。これらを解決するために、トークカフェとリノベーションスクールを行います。

8月からスタートする、「鶴岡マイプロに出会う旅」では、このリノベーションスクール@鶴岡の運営などを手伝う助っ人を募集しています。

「リノベーションスクール@鶴岡」が上手くいくように手伝って欲しい、助っ人を求めている鶴岡市役所の丸山大輔さんにお話しを伺いしました。

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編集部:丸山さん、リノベーションスクール@鶴岡を手伝うってどんなことをするのでしょうか??

丸山さん:全国から参集した受講者が、実際に空物件を使ってワーキングを行い、最後はオーナーにリノベーションプランを提案する「リノベーションスクール@鶴岡」11月中旬に開催するのですが、このスクールの運営を行う実行委員として手伝って欲しいのです。例えば、スクール開講の広報、参加者を集めるためのSNSでの拡散などがぱっと思いつく手伝ってほしいことですね。

行政・地域住民等と連携し、建物管理や入居者支援など、総合的な地域づくりを行う人のことを、現代版の「家守」と呼んでいるのですが、リノベーション@鶴岡では、11月のスクール開催前から家守委員会というのも定期的に開催していく予定です。その家守委員会とかにも混ざってもらってアイディア出し等にも参加してもらうこともアリですね。

また、リノベーションスクールから生まれたプロジェクトをビジネスとして確立することを目指しているため、そのためにこんな事がもっと必要だ!というような忌憚のない意見を頂きたいです。そして、一緒に汗を流し動いて欲しいですね!

編集部:「リノベーションスクール@鶴岡」の運営サポートをして、ビジネスとして確立していくのを手伝って欲しい、ということですね。

丸山さん:そうですね。当委員会は鶴岡市役所が立ち上げたプロジェクトですが、これからのまちづくりを進めるためには、「行政」と「民間」という垣根を取り除いたフラットな立場と視点から、互いに知恵を振り絞ることが最も重要なことと考えます。

11月のリノベスクール開催に向けての助っ人やビジネス化していく部分に重きを置いた助っ人、はもちろん、将来的にまちづくりプレイヤーとして自分が家守になりたい、リノベーションした物件で商売がしたい!という方も大歓迎ですね!

編集部:完全裏方でも、自分がリノベーションスクールに参加したいというような人でも大丈夫なんですね。

丸山さん:市外に在住している方の目線だからこそ、地元に居る者の目線では気づけない、まちの魅力や欠点を多く見つけていただきたいと思います。そして、普段は接する機会のない者同士での交流が、更に新しい何かを生み出すのではないか、大変楽しみにしております。

編集部:建築・リノベーションに興味がある方、まちづくりに興味がある方には、是非参加頂きたいですね!

丸山さん、ありがとうございました!

鶴岡リノベーションスクールに参加したい方はこちら、運営をサポートしたり、ビジネスの仕組みをつくるコーディネートに興味がある方は、鶴岡マイプロに出会う旅助っ人コースにご参加ください。

Profile

丸山大輔さん

鶴岡リノベーションスクール実行委員会メンバー。実行委員会は、団体として、今年6月に発足。東北芸術工科大学の竹内・馬場両先生(建築・環境デザイン科)を中心に、建築・まちづくり等、多方面にわたり活躍しているメンバーで構成されています。(事務局:鶴岡市)

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