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極端な例ですが、例えば煙草の話。

煙草を吸ったことがない人から、よく「体に悪いから止めなよ」とか言われるんですが、なるほどそれじゃあ僕は、煙草を吸うことで、健康やお金、ずっと何かを「失って」いるのかもなあと思って、ゆっくり考えてみたら、そうでもないことに気付きました。

一部コピペですが、、
・火のつけ方
・煙の吸い方
・「ふかす」という概念
・吸い終わって次を吸うまでの適切なタイミング
・灰の落とし方
・鼻から少し出すと口からは薄い煙しかでない事実
・ボックスとソフトで微妙に味が違う気がする
・バットは吸ってるとすぐなくなる
・アメスピは吸ってもあまりなくならない
・JT以外にフィリップモリスとブリティッシュアメリカンタバコとその他大勢があるということ
・甘い煙と味のたばこの存在
・ブラックコーヒーと相性がいいということ
・服ににおいが付きやすいということ
・パチンコで勝つためにラッキーストライクを買う人間がいること
・「息くさラーク」なんていわれちゃってること
・マイセン・セッタを吸ってる人間がかなりの割合を占めていること
・カートン買うとライターのおまけが付いてくること
・フィルター自体が甘いタバコもあること
・煙が目にはいると普通に涙が出ること
・ジッポー以外にもマーベラスとかダンヒルとかデュポンいろいろあるということ
・オイルライターとガスライターがあるということ
・火を消すときはある程度の力でぐりぐりしてその時飛び散った燃えかすもぐりぐりで消さないと煙が死なないということ
・口が渇くということ
・種類が豊富なコンビニは元々煙草屋だったりすること
・中国人はキツイたばこを吸っているということ
・たばこを嫌いな人間はとことん嫌いであるということ

そして、吸わないと理解できないことが多すぎること。

 

あと、文豪・歴史上の人物・俳優や漫画・映画の設定として「○○を愛用している」というのがあると、吸ってる煙草から、どんな性格か、どんな性格の設定か、想像できたりするのは、喫煙経験者ならではの「お得」だなぁと、思います。

 

何を言いたいかというと、「知らない」よりも「知っている」方が、とても、いいんじゃないか、ということです。

(煙草を吸えという啓蒙ではないです笑)

数年前、「andymori」という個人的に結構好きなバンドが解散を発表しました。そのニュースが、何故かyahooトップに載り、「すげぇなあ」なんて、クリックしたら、Yahooニュースの記事の下の方に、「コメント」みたいなやつ、あるじゃないですか、で、あれの一番上が

 

誰それw (そう思う 8000 , そう思わない 900)

 

みたいな感じになってて、それを見て、何だかなあ、何だかなあ、とてもつらい気持ちでいっぱいだなあ、と、なりました。

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酒田MUSIC FACTORYというライブハウスがあります。

酒田で11年間、山形の音楽シーンを支えてきたライブハウスです。そこの店長、松浦 祐治さんから相談を頂いて、「酒田モシエノ大学」を立ち上げました。

 

コンセプトとして、「庄内の知的好奇心・人生向上欲求を喚起するトークライブ」。「地元の若者(高校生・大学生・就活生・転職希望者→人生を考えようとしている人)が、 ちょっとでも変化するような、視野が広がるような、選択肢が広がるような、 他人の選択に対して「それも有りだ」と思えるような、トークライブ。」を目指しています。

自分が普段庄内で生活する中で、出会うことはなかなか無いけれど、でもそれぞれに仕事をして、一生懸命生活を送っている異業種の人たち。例えば、会社に所属しないで、自分で小さなお店や会社を立ち上げて、素敵な人生を送っている人。大学生が就職先を選ぶ時に見る、「マイナビ」「リクナビ」の類の求人には、「そういったお店が人を欲しがっている」という情報が、載ってこなかったり、します。

じゃあ、そのお店に実際行ってみればいいじゃないか、と思っても、自転車しか無い高校生活で、そういうお店を知ることはとても難しかったりするのです。そして(かつての僕のように)「こんな何も無い庄内から一刻も早くでなければ細胞が腐ってしまう!」などと、都会に出ていく。そして、結婚しちゃって、帰って来るのは年に1回。そんな人が思わず帰って来ざるを得ないような庄内を、僕は目指しています。

なので、モシエノ大学は、
「庄内にもこんな人がいるんだ!」と半径2キロで生活が完結している生活者が驚きと希望を持てるような場であると同時に、
「こんなお店やってるんで来て下さい!なんなら一緒にやりませんか?」と孤独でクリエイティブな発信者が協働者を見つけたり、応援を受けれる場を目指します。

最初に書いた「煙草」の話はだいぶ極端な例ですが、自分の生活とは恐らく全く関係ない職業(世界)の様々な「先生」が、これから毎月第2・4木曜日に、次々登壇し、紹介(案内)してくれます。

その中から、少しでも、年間1人でもいいです、興味を持って、面白い(とその人が思う)方向へ、人生を狂わせてくれたら、きっと街はもっと賑やかにざわつき、面白くなるはずです。

「Youtuberって食っていけんの?」「(合法に)銃売ってる店が鶴岡にあるらしい」「カフェってどんくらい儲かんの?」「◯◯って会社、有名だけど、実際どんな仕事してんの?」様々な疑問に応えれる場を目指します。街に興味を持つ。もっと言えば、街を楽しむ。庄内を楽しむ。庄内のことなら全部知ってるぜ!という人が増えたら、庄内面白いっすよ。

 

1回目の講師として、ヤマガタ未来ラボの田中麻衣子さんにお願いしました。
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演題は、
『東京に出たい18歳と山形に帰りたい30歳 ~その12年で何が起きるか』です。

田中先生は、2011年に「ヤマガタ未来Lab.」を立ち上げて以降、「ヤマガタUr-Turnサミット」で、山形と東京の若者を繋いだり、UIターンのガイドブック「ヤマガタUr-turnBOOK」を刊行したり、一度都会に出ていった山形出身者が、帰った後に人生を楽しく過ごせる環境を作るため、都会と田舎をつなぐ活動をされています。

我々モシエノ大学が考える、田中さんの一番の強みは「山形の若者と東京の若者を、どちらも知っていること」です。

18歳で「東京に出たい!」といって地元を飛び出していった酒田の若者が、30歳を迎えると「酒田に帰りたくてたまらなく」なっている。その間に何が起きたのか。様々なケースを交えて、解説して頂きます。

どういったスタンスで東京に出ていくべきか、どういった心持ちで帰ってきた後の生活を充実させればいいのか。これから山形を出る人/山形に戻ったばかりの人。3月は卒業の季節。多くの人のヒントになる話が聞けるはずです。UIターン研究家という、世にも珍しい「仕事」を田中先生が選んだきっかけも含めて、じっくり話を聞いてみましょう。

■日時
3月19日(木)
19時開場 19時30分開演

■会場
酒田MUSIC FACTORY
〒998-0832 山形県酒田市相生町2-1-6
酒田駅から真っ直ぐ道なりに進み、左手に山形銀行のある交差点で左折、曲がってすぐ右手にあります。

■料金
¥500

詳細・お申し込みはこちらから!
https://moshieno.doorkeeper.jp/events/21630

https://www.facebook.com/moshieno

ご参加お待ちしております!

いろんな視点・価値観・可能性を知れる場として、「酒田モシエノ大学」いよいよ立ち上げです。高校生・大学生いっぱい呼びたい!どうぞ応援よろしくお願いします!

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