これまでは、山形に仕事がないとはどんなことかの解説やじゃあどうすれば良いかといった話でした。
「都会で経験してきた仕事を、山形でもやりたい!だけど、山形にはその仕事はない(少ない)ようだ」という人に向けて、行動パターン例と、次のアクションを起こしていくための考え方ポイントを解説します。
これが絶対!という行動パターンではないですので、気楽に見てみてくださいね。
やりたい仕事が山形にない(少ない)けど山形にUIターンしたい場合の行動パターン例
考え方ポイント
いろーんなパターンがありますね。考え方ポイントを解説していきます。
①やりたい仕事が山形にあって、人を募集していて、応募したら合格して入社する
理想的なパターン。このパターンを歩めるのは、「やりたい仕事」が何なのかによるので一概にも言えないのですが、看護師・建築士といった国家資格が必要な職業などは、比較的スムーズだと思います。エンジニアとかの専門的な技術者は、いつも不足していますね。エンジニアは、地方にいてもリモートワークもしやすい職種ですので、これから新しい技術を身に着けたり、UIターンを見込んで就職する人は、エンジニアとか良いのでは?
②やりたい仕事はあったんだけど、人は募集していない。
いいな!と思った仕事があったんだが、採用していない。こんな時、いろんな解決策がありますね。HPを確認して、採用情報更新されないかなぁぁ、、、、と「じっと待つ」のもアリです。しかし、時間がかかりそうですね(笑)あなたは、いつまでにUIターン転職したいですか?優先順位は何ですか? いいなと思う仕事・企業があって、採用していないけど、待ち続けて時期を逃すというのも違うというんであれば、会社に電話して「採用してますか?」と聞いてみるのも一つの手。「え!そんなことして大丈夫なんですか?!」と思う人もいるかもしれませんが、大丈夫です。自分から行動してみましょう。
電話で確認しても採用していということで、次を探そうということであれば、★へ。
③やりたい仕事はあったんだけど、人材を募集していない。けど、どうしても入りたい。
企業に確認して「採用していない」と言われても、強い想いがあるのであれば、自分のポジションを自ら作りましょう。企業側は、経営が悪くない限り、企業のビジョン(売上・定性的なもの)達成に近づく人材であれば採用したいと思うもの。自らが、それを生み出せる人材だということを企業に提案するのもアリです。
しかし、高度なワザなので、最新の注意が必要です。やりすぎるとただの空気の読めない人と嫌われる可能性もあるのでハイリスクですが、ハイリターンな方法でもあります。
④やりたい仕事はあるんだけど、その会社ではない。
社風や条件や仕事のやり方など、様々なポイントで「仕事自体には興味あるけど、その会社では働きたくないなー」と思った場合、一旦立ち止まって考えてみてほしいのは、優先順位は何だっけ?ということ。譲りたくない!と言ってるそれって、本当に大事なんだっけ?と。この辺は、「結婚したいけど、相手に求める条件が高い人」と状況は同じで、処方箋も同じです。
⑤やりたい仕事が、山形には存在していないんだけど、どうしてもその仕事を山形でやりたい
こんな時は、やりたい仕事が、山形には存在していない「理由」をまず明らかにすることが大事です。市場がない=求められていないからなのか、市場はあるけど、めっちゃ小さいのでやる人がいないからなのか、過去に誰かやったことがあるけど失敗したからなのか、ニーズや採用意欲はあるんだけどやる人がいないからなのか、その事業をやってる人がいないだけなのか、いろんな要因が考えられますね。
この理由、原因を探り、なんらかの手段で解決策を見つけることが出来るのではないでしょうか?ニーズはあるけど、誰もやる人がいないだけなら、起業するのだって手だし。いや、起業なんでそんな、、、というなら、正社員としてどこかで働きながら、趣味の一環としてプライベートな時間使って始めることだって出来ます。
どうしてもやりたい!と思える対象があるって、実は幸せなことだと思うので、どうにかして実現出来ないか模索するのも手だと思います。その時に大事なのは、何故それが存在しないのか?の原因を明らかにしましょう。
⑥やりたい仕事が、山形には存在していない。と思っていたら、自分が探し出せていないだけ
これは、あるあるではないでしょうか。自分ですんごい情報収集頑張って個人で、全て情報を知りつくすのってほぼ不可能に近いですよね。そんな時は。地元の山形人は情報をたくさん持っています。山形の現地人から情報を得ましょう。まず、家族・友人から、というのは決して間違っていないのですが、気を付けて欲しいのは、彼らは就転職のプロではないということ。「その会社は〇〇だ」って情報を得てきても、実はそれってただのウワサだったとか、思い込みだった。なんてこともあるので、その情報の扱い方には注意が必要です。加えて「あんなところは何々だ」と「主観」が入ることもありますので、そのバイアスがかかることを頭に入れておいてください。
あとは、世の中の転職支援サービスを利用しましょう。やはり、それ専門の人たちのところには、情報が集まってきます。このサイトの求人情報も見て下さいね!(宣伝ですw)人材紹介会社の転職支援サービスもとても便利。
このへんのサービスの使い方については、次回詳しく書こうと思います。
★働く自分の優先順位や軸は何か?
「次の仕事、探そう」とか、「てかやりたいって思える仕事がマジないんだもん。」という人に共通してお伝えしたい考え方ポイントは、「働く自分の優先順位や軸は何か?」ということ。
どんな仕事が良いか、という視点だけじゃなく、どう生きていきたいか?という観点からも考えてほしいです。そして、ちゃんと言語化すること。
「自分らしくいたい」なんていう場合も特にね。自分らしいって何?自分の意見を伝えられる環境のことなのか、髪の毛が金髪であることなのか、早く帰れる事なのか、一体なんなのか。
ぼやっと考えると、ぼやっとしか進めませんので、「自分は何がしたいんだろう?」と考える時は、自分で自分につっこみを入れて下さい。「え、てかそれって一体なに?」と。つまり、それってどうゆうこと?と。
これからの変化の激しい時代、成果をあげていくには、大変だけど変化に対応し続けることが重要で、それをやっていけるのって、楽しく仕事をする人だと思うんです。イヤイヤやってることって、気持ち入らないしよくしようみたいなアイディアも生まれてこないけど、その仕事が好きで楽しくてやってる人が成果を出していく時代じゃないかと思うんです。
そこで「どうありたいか」とか、自分がどんな状況や環境だと楽しく仕事出来るのか、を自分で知るのも大事ですね。
この記事にとても共感しました。
新潟県で、若者支援を行っている西田さんのブログ
職業カテゴリーは手段であって、目的ではない。
国境なき医師団に入って紛争地域の人々を救いたいのか、
離島の無医村に入って、赤ひげ先生みたいに地域に愛される医療を
つくりあげたいのか。そのための勉強はまったく変わってくる。
そのはずなのだが、
なぜかみんな分かりやすいゴールの
職業名を求めるのだ。そしてそのゴールへ最適化しろ、と言う。
「公務員になりたい」ではなく、
「公務員になってなにをやりたいのか?」
という問いが必要で、その問いに答えるには
圧倒的な経験が必要なのだろうと思う。
全く、ほんとそうだと思うんです。
そして、その問いに答えるためには、経験が必要なんですよね。比較すること、経験することで、「あ、これは違うな」とか、「これはいいな」という判断基準が生まれてきます。
皆さんも、自分の「軸」を持ちましょう!
軸足=ピボット
「軸がわからないよ~でも見つけたい」という方は、いろんな経験をしましょう!
いろんな山形の仕事を経験したり、経験を人から聞くのに、弟子入りホリデーも活用して見て下さい!
山形へのUIターン相談を行っています、こちらからお問い合わせ下さい。
山形の仕事を探したい方は、こちらの転職サイトを御覧ください。