こんにちは、鮭川村地域おこし協力隊の角田歩です。
2/3に公開されたクラウドファンディング「停止した村の小さな加工所『七つの里』の思いを繋ごうプロジェクト」(支援募集期間:2/3AM10:00~2/28PM23:00)をご紹介します。
村の特産品を作ろうと地元農家が立ち上がって旧保育所を再活用して運営してきた加工所「工房・七つの里」
里山鮭川村の「手作り」「昔ながらの製法」を特産品の信念として常に崩さず作り続けてきた
添加物を使わず、農村で家庭料理として受け継がれてきた安全安心の極みのような食品
10年間頑張り続けてきたが、高齢化と新型コロナウイルスの影響により閉鎖してしまった。
そこで、我々地域おこし協力隊は、今まで運営してきた農家さんの思いを次世代に残していくために支援をすることになった。
小規模な自治体では、提携してくれるような企業や事業者が無く、農家が時間を作って作業をしていかなければならない。
農業の6次化、経営多角化が必要だと訴える世論や行政、上手くいっているのは一部の大規模か有名な観光地をもつ自治体がほとんど。
どうやったら、経済規模や知名度の弱い地域が生き残れるか?
どうやったら、6次化や多角化を実現して、農業、ひいては、地域を発展させられるのか?
そして、いままで全国で行われ、そして消えていったこれらの活動に何が足りなかったのか?
特に小規模な自治体の最適解はまだ誰も発見していない。
しかし、無謀かもしれないが、我々、鮭川村地域おこし協力隊は、この解答を探して取り組んでいく。
1 「手づくり」「昔ながら製法」を追求し、農家の知恵で作り上げた商品をこれからも未来に繋いでいく
2 製造はいままで作り続けてきた農家の皆さんが、広報・管理・営業は、私たちが行って、不足分を補っていく。
3 最上地域の周辺に気軽に使える貸加工施設がなかったが、挑戦したい人たちを補助するためオープンな加工所にしていく。
4 惣菜、菓子、漬物の許可届出を拡大し、更に挑戦への活用の幅を広げる努力をします。
5 地域の特産品は地域の人が食べていなければ地域の特産品ではない。地域の人がよく食べてくれるような商品を目指す。
6 地域の施設として、加工施設だけの機能に拘らず、「分断の時代」と言われた今、交流を生む「場」としての活用を実現する。
当然、私たちには大きすぎる目標を掲げているという自覚はあります。
ですので、クラウドファンディングもそうですが、
鮭川村そして、最上地域、山形県、全国のみなさんのご支援、今後の取り組みへの参加もお願いしたいと思います。
ご支援よろしくお願いいたします。
詳しくは、クラウドファンディング募集サイトで
「停止した村の小さな加工所『七つの里』の思いを繋ごうプロジェクト」(READYFOR)
また、2/8にYouTubeでこのクラウドファンディングについてお話ししたいと思います。
★ライブ配信イベントのご案内
https://www.facebook.com/events/316985070477717?ref=newsfeed