みんな、どんな仕事を、どんな感じで働いてるの?
山形県内で働く20代社会人に、突撃インタビュー!!

ヤマガタ未来ラボ編集部では、山形で働く20代を“ミライさん”と呼んで、応援しています!

 

今回は、やまらぼインターン生の大津が、山形で働く20代の先輩に話をお聞きしました。

 

今月のミライさん★

佐藤夏美さん

職業:株式会社アサヒマーケティングでホームページ作成のディレクターを行っている。

年齢:1996年生まれ

 

ーー佐藤さんはどのようなお仕事をなさっていますか

ホームページのディレクターをしています。お客様と打ち合わせをしてホームページの目的、仕様、デザインの方向性などを決めます。WEBデザイナー・コーダーに仕事を割り振り、スケジュールを管理します。その他、打ち合わせ資料の準備や提案書の作成、お客様から原稿が出てこない場合はヒアリングやインタビューをして原稿を作成したり、撮影のディレクションも行います。

ーーアサヒマーケティングへの就職を決めた理由はなんですか?

学生時代に飲食店でアルバイトをして、人と関わる仕事がしたいと思い営業職で仕事を探しました。具体的にこれを売りたいというものはなかったのですが、応募する会社を選ぶときは、自分がその会社に入って成長できるか、楽しく働けるかどうかを重視して選びました。この会社であれば若手でもいろんなことに挑戦させてくれるのではないかと思い就職しました。

ーー村山地域で就職を決めた理由はなんですか?

高校生の頃は、大学では県外に行って、そのまま県外で就職してもいいかなと思っていました。でも、大学を色々探す中で芸工大が自分には一番合っている気がして、結局大学では山形を出ませんでした。大学4年間で山形で様々な活動をする中で山形の魅力に気付き、山形での就職を決めました。

ーー大学ではどんなことを勉強していましたか?

芸工大の建築環境デザイン学科で、設計のデザイン、家の間取りを考えるなどの勉強をしていました。この仕事をしていて、大学で何を学んでいたのかを聞かれて「建築」と答えるとみなさんに驚かれます(笑)。

ーー大学で学んだ建築の仕事に就こうとは考えなかったのですか?

自分よりも建築ができる人はたくさんいますし、その中でも設計の才能がある人は一握りの世界だったので、自分には建築の仕事は向いていないのではないかと思い、建築系の仕事ではない仕事を考えました。でも実は、建築には設計以外にも積算の仕事とかもあって、「設計」の仕事にとらわれずにいろいろな仕事を見ることも大事だったなと今では思います。大学生の時は、「建築学科だから設計の仕事」というふうに思っていたところがあって、今思うと視野が狭かったなと感じています。

ーー仕事のやりがいは何ですか?

WEB制作の仕事は、自分がディレクターで、その他にデザインする人とコーディングする人がいます。1年目は3人とも初心者だったため、うまく仕事が進められなかったこともありました。なぜそのミスが起きたのかや、ミスが起きないためにはどうしたらいいのか、改善方法を3人で考えルール化したことで生産性が3倍くらいになりました。自分1人では生産性はなかなか上がらないけれど、3人いるからこそ無駄を省いて効率を上げられるというのがおもしろいところだと感じています。あとは、お客様からホームページの依頼を受けて作成し、「アサヒさんに頼んで本当によかった。」と言われるとすごく嬉しいですね。

ーーこの仕事に向いている人はどんな人だと思いますか?

お客様がこういうサイトにしたいなと思っているものを上手く引き出して、「こんな感じですか」と自分の中でイメージが作れる人が向いているかなと思います。

何か作りたい思いを持っている人、お客様が思っているものを形にできる人が向いていると思います。(同席してくださった丸子さんのお話より)

ーー山形で働くことの魅力は何だと考えますか?

どんな会社で働くかによりますが、中小企業であれば若手の考え汲んでくれる会社が多いと思うので、そういう会社が山形には多いのが魅力かなと思います。

ーー今後、就職活動を行う方へのメッセージをお願いします。

就職活動を始める前に採用の軸を決めろと先生からよく言われると思います。就職活動を始める前に軸を決めたはずなのに、就職活動をしているうちにわからなくなってしまうこともあるかもしれません。実際に私も途中でわからなくなってしまいました。そんな時はまず焦らず、自分はどんなところで働きたいのか、何をしたいのか納得がいくまで考えるとよいと思います。自然と働きたい会社が見えてくると思います。

 

やまらぼインターン生あとがき

今回の取材を通して、大学で学んだことと全く違う職業でも「自分がやりたい」「成長したい」と思える仕事を目指してもよいのだと思うことができました。今までの私は、将来の仕事を考えるときに「大学で学んだことを生かせる職業」ということに縛られすぎていたと思います。「自分がどうなりたいのか」を大切にして将来の仕事を考えていきたいです。

また、今回は山形でも多くの店・人を取材なさっているアサヒマーケティングさんへの取材ということで、取材する身としてはとても緊張していました。今回取材を受けてくださった佐藤さんと同席してくださった丸子さんから、どんなふうに取材をしているのかアドバイスをいただき、とても勉強になりました。教わったことをもとに、これからの取材を通して自分の力を高めたいと思います。

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この記事を書いた人

やまらぼインターン

「ヤマガタ未来ラボ」や「ヤマガタ仕事ラボ」を活用して、『自分の山形と関わるキャリア』を自分の手で作っていくことができるのが特徴のインター...

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