こんにちは!学生記者のReinaです。
山形って何もない?友達が遊びにきたらどこに行けばいい?
縁あって山形に来たからには、せっかくの山形LIFEを有意義にしたい!
そんな方におすすめの雑貨屋さんを学生記者が紹介します。
金属と雑貨のお店『汽水域』
七日町シネマ通りにお店を構えて、今年で4年目。2階には金工工房を持ち、お店には一つひとつ手作りした金属雑貨やアクセサリーが並んでいます。ご夫婦で経営されている素敵なお店です。
白を基調とした、おしゃれな外観が印象的です。
店内は温かみのある照明と、木調の家具で統一され、落ち着く雰囲気でした。
金属の雑貨やアクセサリーはもちろん、ノートなどの文房具や器なども置かれています。
棚にある小さな缶には、万年筆のインクが入っているそうで、たくさんの色の中から自分好みの色を見つけることができます。
金属のアクセサリーは一つひとつ手作りで、イヤリング(ピアスに変更可能)やネックレス、ブローチ、ボタンなど店主さんこだわりの作品が数多くあります。細工によって30分ほどで出来るものから数日ほどかかる物もあるそうです。
一つひとつ手作りなので、友人や恋人へのプレゼントにも、いいかもしれませんね。
▲彫金のサンプル(1㎝以下の繊細な柄でした)
汽水域さんではオーダーメイドのアクセサリーを作ることも可能で、細工の柄やデザインなどお客様の要望に応え、世界で一つのアクセサリーを作ることができます。またイヤリングなどのアクセサリーに自分好みのデザインを彫ってもらうことができ、とても素敵なアクセサリーをお願いすることも出来ます。
実際に、職人である旦那様が作業する2階の工房を見させていただきました!
数百種類の道具が並び、拝見したデザイン画からは金属装飾の繊細さが伝わりました。
お店の商品を作るだけでなく、博物館にある文化財のレプリカを作る仕事もされているそうです。
店主さんにインタビュー
汽水域を経営されている、店主の太田藍さんにインタビューしました!
ご夫婦でお店を始めたきっかけ、雑貨へのこだわりなどを聞いてきました。
Q.山形でお店を始めようと思ったきっかけは何ですか?
私はもともと京都で金属工芸を学んでいたのですが、夫は山形で代々続く鋳物の装飾をする家系で、修行で京都に来ていた時に知り合いました。(夫が)山形に里帰りで帰って来るたびに、七日町の通りが寂れて、人がいなくなっているのを寂しく感じていたんです。それなら工芸だけやるのではなく、人が入りやすいお店を始めたらいいのではないかと思ったのがきっかけです。私は京都でギャラリーに勤めていたのですが、結婚するタイミングで山形でお店を始めました。
Q.“汽水域”という店名の由来を教えてください。
汽水域は、海と川が交わる部分のことで、そこから作り手と使い手を繋ぐ店になるように、という想いでこの名前にしました。
Q.夫婦で経営をしていく上での役割分担などはありますか?
基本的に夫は職人仕事をしていて、私は物を作ったりもしますがメインはお店の接客や経営、事務作業もしています。お客様に楽しんでもらうことを大事にしつつ、職人である夫の仕事がはかどるようにサポートすることも私の仕事です。
Q.お店のこだわりはなんですか?
自分たちが作っている物は、金属に親しんでいただけることを一番に考えています。今は生活の中から金属の物が少なくなり、プラスチックなどの手軽な物に取って代わられてしまっていますが、金属を手元で使ってもらい、使いやすさや独特の質感など、金属の良さを感じていただけたらいいなと思っています。その他の器に関しては、知り合いの作家さんや、作品を作る姿勢に共感した作家さんのもので、お店の雰囲気に合う商品を置いています。
Q.学生におすすめの雑貨の紹介をお願いします!
大学生に人気があるのは、万年筆のシリーズです。万年筆は1000円からあるので、初めて万年筆を使う方が楽しんでいただくにはいいと思います。金属の生活雑貨も1000円前後からご紹介できます!
Reina’s comment
ずっと気になっていたお店に初めて行ってきましたが、ご夫婦の温かさが、そのままお店の雰囲気にも表れている、とても素敵な雑貨屋さんでした。雑貨だけでなくアクセサリーの種類も豊富なので、特に女性の方は楽しめるお店だと思います。ぜひ足を運んでみてください!
○住所 山形県山形市七日町二丁目6-13
○電話 023-609-9406
○営業時間 11:00~19:00
○定休日 水曜日、木曜日
○ホームページ https://www.kisui-iki.com/
○Twitter kisui_iki
○Instagram kisui_iki
○Facebook @kisui.iki.craft.and.shop