山形市・鶴岡市・酒田市の3つの市が連携し、関東在住の皆さんとつながる・山形の“今”を語り合う、関東限定の雑談カフェイベント「みんなでつくる山形の未来ナイト」を11/6(木)に開催しました。
このサイトを運営する株式会社キャリアクリエイトがイベントの企画運営をお手伝いさせて頂き、共創ファシリテーターの田中がイベントの司会進行をしました。

会場は、東京ミッドタウン八重洲5Fにある三井不動産とNewsPicksが共同運営する『POTLUCK YAESU』での開催です。
定員30名のところ50名近くの方にお申込み頂き、大学生から仕事終わりの社会人20〜50代まで続々集まり、いよいよスタートです。

最初に、主催の各市からご挨拶し、次に、各市からのゲストが自己紹介&ワークショップのテーマについて発表。
山形市からのゲスト、合同会社lururu 和田有紗さん。東京から山形にUターンしてた今「山形、チャンスしかないじゃんと感じる」と語っていたことが印象的でした。ワークショップのテーマは「友だちを連れて山形を観光するとしたら?山形の魅力が伝わるプランを考えよう!」

鶴岡市からのゲスト、1Blue株式会社 佐久間 麻都香さん。大学進学をきっかけに鶴岡に来て、庄内柿をなんとかできないか10年近く模索を続け、庄内柿を使ったエナジーバーを開発。今では大手自然派志向コンビニでも販売されています。ワークショップのテーマは「山形・庄内発!庄内柿を使ったエナジーバー、新しいフレーバーはどんなのが良い?」

酒田市からのゲスト、合同会社dano 伊藤大貴さん。東京からUターンしてWEBマーケティング・遊佐高校の高校魅力化・庄内酒田の挑戦を後押しする施設「TRY&」の運営などを行い、個人としては山伏修行(秋の峰入りで1週間山にこもる)を実践中。最近、手掛けている事業でやりたいことは「学び」で通底していると気付いたそうです。ワークショップのテーマは「庄内から考える新しいマナビの形とは?」

参加者は参加したワークショップを選んで、早速スタート! まずは、みんな簡単に自己紹介。


参加者は、山形出身・県外出身どちらもいて、「社会的意義を感じづらい日々の中で、地元との関わり方を模索。2拠点生活にも関心がある」「免許合宿を機に山形ファンに。50回以上訪問している」「社内で県人会を企画し、地域づくりに関心。将来は山形に自分の拠点を持ちたい。」「ずっとこういう場を探していた」と語り、楽しい!と話す」「山形での新しい事業・起業を見据えて情報収集中」「転勤で1年暮らした山形が忘れられず参加」「アナウンサー試験で山形局の最終選考に残り、以後山形に関心を持って参加」
など、いろんな想いを持った多様な人が参加していました。

ゲストの和田さんからは、『出身者と“山形ファン”が混ざることで、観光者視点からのフレッシュな魅力が多く挙がった。参加者が話すたびに 「そこいいよね!!!」という共感の声があがり、グループ全体がポジティブで熱量の高い空気に包まれていた気がします。その後の交流タイムにもスムーズにつながり、会話が弾みました』とコメント頂きました。


自発的に記念撮影が行われるって、素敵。
ワークショップ終了後は交流会。
ネオ山形県人会「なんか山形」代表の佐藤さんの挨拶ののち、ゲスト伊藤さんのほら貝から交流会スタート。


庄内・内陸それぞれの芋煮、山形県産米おにぎり、3市からの地酒やワイン・ぶどうジュースと共に交流会は盛り上がりました。

最後には、山形定番の飲み会のシメ『花笠じめ』を、さっき覚えた覚えたばかりの大学生に掛け声をしてもらい、写真撮影をしてお開きとなりました。

開催後の参加者アンケートでは、満足度100%!

その要因として一番多かった意見は、「参加者同士の交流」でした。

私(田中)もこういった場を過去数年主催してきた&自分自身も参加者の皆さんと同じ関東在住の身の当事者として感じるのは、「同じ想いを持つ人たちがいる」って、共感するし、私だけじゃないって思うし、盛り上がるし、勇気になるし、私は山形と関わってどうしていこうかなって前向きに考えられるんですよね。
参加者の方からは、「山形のコミットメントを高めるこういったイベントを地道に続けることが、ファンを増やす活動になるのかなと強く感じた。今年の冬はせっかくなので旅行してみようかなと思った!」
「山形出身ではないのですが、温かい雰囲気で参加させていただき、山形の魅力について知ることができました。ちゃんとゆっくり山形に行ったことないので、近々絶対に行きます!」
「山形のことが大好きな方達と色々なお話ができてとても有意義な時間でした!普段は内陸側ばかり足を運んでいるので、今回鶴岡と酒田のことも知れてよかったです。芋煮もお酒も美味しかったです。今回テーマがPRに関することでしたので、そこをもう少し掘り下げてワークショップできたらよかったと思いました。今後もイベントがあれば是非参加したいですし、将来的には山形のために何か自分も力になれればと思います!この度はありがとうございました!」
などのコメントを頂きました。

ゲストの和田さんからは、「Uターンや2拠点生活などの情報収集や関わり方の模索をしていた方も多く、自分の思いや関心を積極的に共有していました。好きなお店や好きな場所など、“山形を思い出して語る時間”そのものが、愛着を深めるきっかけになると感じました。山形について語り、共有する。そうした時間を積み重ねることで、自分がどう山形と関わりたいのか、次のステップが見えてくるのだと思います」とコメント頂きました。
参加された皆さんの「想い」を大切にして行きたいと感じた1日でした。
ゆくゆく山形 by ヤマガタ未来ラボでは、こういったイベントの開催情報を掲載していますので、イベント情報をチェックして見てください。
『自分らしい山形との関わるアクション』のきっかけイベント
2025年12月7日(日)にも、県外から山形と関わるヒントが盛りだくさんのヤマガタユアターンサミットを開催します。総勢10人のゲストとの「山形の未来をつくるワークショップ」や「ソトコト編集長のトークセッション」「ごちゃまぜグループトーク」「関係案内所」など、あなたの「次のアクションのきっかけ」をたくさん用意してお待ちしています!スパークリングワインの販売(予定)、ビンゴ企画もあるので、楽しみながらご参加ください。https://mirailab.info/event/49237





