県外から山形にUIターンして山形で働きたいという方の心配事の1位は「お金」のこと。
収入面で不安が大きいUIターン検討者の方に、山形で暮らす生活費の実態を伝えるために、
山形県に在住・勤務している方に等身大の情報をご提供頂きました!
– 第1回 – 2014年9月15日更新
今回お話を伺ったのは、販売員のMさん(30代前半女性)。8年間勤めた東京の企業を退職後山形にUターンし、個人経営をしている実家に入り働いています。とても明るくハキハキと聞き心地の良い話術が魅力的な女性で、お客さんに元気を与えてくれる看板娘です。住まいの環境は戸建(実家)。家族は両親と3人暮らしで、兄弟の兄二人は独立して別に家を持っています。
【 Mさんの月収と支出の内訳 】
■月収:17万円(額面)
■家賃:実家暮らしの為なし。
■食費・電気代・水道代:合計10,000円を実家に入れている
■ガス代:電化の為なし。
■社会保険料(雇用保険・厚生年金・健康保険・労災)23.000円/所得税&住民税12,000円/別で生命保険20,000円
■チャイルドスポンサー:5,000円
※アフリカ、アジアの子供たちに毎月送っている寄付。お礼の手紙が来るのが楽しみ。
■インターネット・プロバイダ料:0円
■電話代:10,000円
■車の維持費:5,000円
■外食代 3,000円
■美容代 33,000円(化粧品6,000円 / 温泉やマッサージなど自分のリラックスタイム10,000円 /
ヘアカット7,000円 / 洋服10,000円 /)
収入170,000円 ー 支出およそ121,000円 = 残りおよそ49,000円
今住んでいる山形とUターン前の東京を比較 ~金銭面編~(Mさん談)
– 住まいについて –
アパートは同じ広さ(例:1Kで比較)の部屋でも、東京は家賃が高くトイレの大きさや部屋の綺麗さが違う。
山形の方が綺麗で広く感じた。
– 食事について –
東京だと一人暮らの時に、仕事の後の食事を作る時間が惜しくて外食する事がとにかく多かった。
山形だと実家暮らしをしているので、家族と一緒にご飯を作って調理時間が短縮され食費が浮いた。
お店のご近所さんやお客さんから野菜を貰える。家族と一緒に食事を済ますので食費が浮く。
今住んでいる山形とUターン前の東京を比較 ~生活環境編~(Mさん談)
– 人柄について –
東京は仕事やプライベートでは50~60代の方と接して、
山形はそれより上のご年配の方と接する機会が多く、挨拶がとても丁寧なお客さんが山形に多いと感じた。
– Uターンをして改善された事 –
東京に居る時食事の取り方が疎かで栄養が少なかったり
体が冷えやすい食べ物ばかりで冷え症に悩まされていた。
山形に帰り、母親に「お米を食べなさい!」とアドバイスをもらってから
白米を食べ続けて冷えが改善された。
編集部コメント
「実家暮らし」は、家賃が浮く(山形の一人暮らし向けアパートの家賃はおよそ20,000~45,000円)他に、家族と一緒に家でごはんを食べれるので、時間短縮で自由な時間が増えたり家族とのコミュニケーションが自然にとれるという利点が魅力的ですね(・u・)
いざという時、頼れる家族がいるなら、頼っちゃって良いのでは!?
皆さんも生活の中で、家族とのコミュニケーションを重視してみましょう♪