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ゆくゆく転職 (株式会社キャリアクリエイト)
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2025年2月26日
転職支援事例や山形での転職ノウハウなどは「コラム」をご覧ください。
「山形に戻るのはキャリアダウンになる、という印象がありましたが、シェルターで働くことはステップアップになると感じました。」
[南陽市文化会館メインホール]
2015年12月、最大の木造コンサートホールとしてギネス世界記録®認定を受けた南陽市文化会館。
この建物には、山形市に本社を構える「株式会社シェルター」の特許技術がふんだんに使われていました。
[2016年1月21日の南陽市文化会館ギネス世界記録認定式の様子]
今回は、この発展を止めない株式会社シェルターで働くメンバーのバックオフィスのサポート(総務・経理事務)を募集しています。
シェルターは、山形県の住宅メーカーとしては2番目に歴史のある会社ですが、田舎の工務店にあらず。
日本や世界各国で特許を取得し、学校市庁舎など大規模な公共建築物に多数採用されている、木造建築物を作る際の接合金物工法「KES®構法」や、数々の賞を受賞している、地元産木材を活用した木質耐火部材「COOL WOOD®」など、“木造建築”に関わる技術開発を重ね、世界一を目指しています。
[株式会社シェルター本社エントランス]
シェルターは、現在の社長、木村一義さんが創業して約40年になります。
「実家は農業をしながら工務店を営んでいて、私で4代目に当たります。2代目の祖父は腕の良い大工でした。私は小さな頃から『社長になりたい』と思い続け、大学卒業後のアメリカ留学を終えた24歳の時にこのシェルターを創立しました。」
[株式会社シェルター 代表取締役 木村一義氏]
木村社長が「サラリーマン経験はゼロ。経営方法もまるっきりわからない中で興した」という会社は、罵倒された親族会議や何度か陥った経営危機を「なにくそ!超一流、世界一になるんだ!」という高い志で乗り越えてきました。
特許技術を生み出し世界一を目指すシェルターでは、どんな人たちが働いているのでしょうか。
一部ご紹介します!
KES営業本部リーダーの渡辺卓也さん(34)は、山形県山形市出身。高校卒業後、東京の大学に進学したものの、建築に興味があることに気づき、その後存在を知った東北芸術工科大学の建築・環境デザイン学科に、翌年試験を受け直して入学。在学中に学生設計競技(現在のシェルターインターナショナル学生設計競技)を通してシェルターを知り、建築に携わる仕事をしたいと、向いていると思った営業職を志望し入社しました。
「就職活動で受けたのは数社程度。全国規模の大手企業とシェルターの最終面接日が重なったのですが、シェルターを受けました。」
その決め手となったのは、面接で「ここで何かをしなければ」という使命感が生まれたこと。「社長とフィーリングが合ったのかも」と語ります。また、地元の山形で働きたいとの想いからシェルターを選んだそうです。
入社してすぐは、中部地区の営業を担当することに。1年後には東京へ転勤し、日本全国をあちこち飛び回りました。昨年本社に戻り、今は山形を拠点として課題を抱えている設計事務所・建設会社・大手ゼネコンなどの建築のプロに対し、自社が持つ特許技術「KES構法(人の命や財産など大切なものを守る木造建築物の構造体)」や「耐火建築」などの最先端の木造技術を提案するソリューション型の営業職として働いています。
「販売しているのは、形のあるモノではなく、KES構法などをはじめとした“木造建築技術”。木造の建築物を設計する全国の設計事務所や大手ゼネコン社内の設計士に直接出向き、設計段階で出てくる課題解決のためのご提案をするのが私たちの仕事です。」
シェルターの仕事は地図に残る仕事です。
自社の構造体を使用した建物は、後々Googleマップで建物を見ることができます。地元だけでなく全国のあちこちの一般住宅、保育施設、学校などさまざまな建物に自分が関わり協力したこと、いろんな人にその建物が使われるということにやりがいを感じているそうです。
「これからもっと会社は大きくなるだろうし、当社は世界に目を向けて事業を展開しています。特に世界各国への窓口となっている東京のKES営業本部は、グローバルな視点を持っている人が必要です。」
KES技術開発部サブリーダーの武田純一さん(39)も山形県山形市出身。学生時代は建築の意匠を学び、意匠デザイン職として働くつもりで面接を受けましたが、構造部門に誘われ入社。今年で14年目になります。
KES構法の設計業務に加えて、複数の新技術・新商品開発を同時進行で行う多忙な中、昨年は開発した木質耐火部材「COOL WOOD」の2時間耐火構造の大臣認定(建築基準法に基づく国土交通大臣認定)を取得。ギネスに認定された南陽市文化会館を皮切りに、京都木材会館などにも使用され次々と物件の計画が持ち込まれています。また、ものづくり日本大賞「特別賞」や山形エクセレントデザイン2015の「技術デザイン賞」を受賞しました。
「シェルターでは、KES構法やCOOL WOODを扱う業務となり、大学で学んだこととは全く違います。大学時代に学んだ知識はベースにはなっていますが、社会に出たらゼロからのスタートとなりました。
シェルターで構造設計をする魅力は、人と環境に優しい木造に特化しているところだと思います。建築の素材としてコンクリートや鉄骨などがありますが、木造に特化しここまでできるところは他所にはないですね。KES構法や耐火の技術に加えて、曲線や曲面を活かした三次元の加工技術にも挑戦しています。」
[日本初の接合金物工法「KES構法」を用いた旧本社社屋は現在も事務所として使用されている]
「構造に携わる業務に関して言えば、ほとんどの大学では木構造専門の勉強はやっていないと思います。入社してから学ぶことになるので、初心者でも大丈夫ですよ。」
デザインセンターサブリーダーの田中研一さん(38)は山形県東根市出身。大学卒業後、外の世界を見てみようと思い上京。いずれは山形へ戻るつもりで、住宅・マンション・商業施設など幅広く手がける東京の建築家に3年間弟子入り。大学の先生からシェルターという会社があることを聞き、山形へ戻って入社を決めました。
会社訪問で社長にお会いし、「モチベーションを保てる会社を見つけた」「やりたいことが見つかった」という想いだったそう。
「住宅のデザインをやりたいと思っていて、シェルターの過去の物件事例を見せてもらいました。その時にやりたいものができそうだなと思いました。建築というと設計事務所が引っ張っている業界ですが、シェルターは設計だけでなく、構造部門もあり施工も行っている。設計ありきではなく構造からスタートする住宅もできるんじゃないか?これまでとは違うスタンスだけれど新しいことが開拓できるような気がしました。」
田中さんは、「山形に戻るために、東京に捨ててきたもの、諦めたものはない」と語ります。
「都会への憧れから一度は東京へ出ましたが、シェルターで働くことは、山形に戻る=キャリアダウンではなく、それどころか、むしろステップアップになる。山形にいながらもネガティブにならないと当時感じられたし、今もそういう意識で勤めています。他県へ行く機会も多く、また海外とやりとりをする機会もあります。」
[デザインセンターでの業務の様子]
「住宅はお客様から依頼があればつくれるのですが、公共施設の案件は自分たちが積極的に動かないとつくれない仕事です。『シェルターで働きたい』という意欲のある方が入ってくれれば、公共施設建設にもっとチャレンジできるんじゃないかと思います。
現在デザインセンターは10人中2人が女性ですが、女性目線の設計が必要になることも多いので、男女問わず応募してくれると嬉しいです。」
シェルターでは忙しく働いている方が多く、いわゆる「地方で働く=のんびりゆったり過ごす」という一般的なイメージには合致しないと感じます。
では「都会で働く感覚と同じ会社なのか?」というと、そうでもない。
年に一度は、本社の駐車場で、お客様をおもてなしする「シェルタービアパーティ」を開催。800名近いお施主様へ日頃の感謝を込めてスタッフが総出で料理を作るなど、山形という地域に根ざしています。
地域の方とのつながりを重視するというのは、地方らしい、山形らしい光景ではないでしょうか。
[ビアパーティで料理の腕を振るうスタッフの皆さん]
自然、人間性など、山形らしい環境の中で、仕事は都会基準を超えて世界を見て働く。そんな山形生まれの会社がシェルター。
山形という地方に本社はありますが、やっていることは全国区。日本全国いろんな場所を駆け回り、場所は関係ないという認識でみなさん働いています。
「現代はインターネット社会なので距離のハンデなどありません。アマゾンの奥地でもテレビを見ることはできるし、インターネットもできる時代です。山形は、空気はきれいで食べ物もおいしい。自然豊かで災害は少ない。クリエイティブな仕事をするにはうってつけの環境です。」
「世界に通用する仕事がしたい!世界一を目指したい!そんな想いを持つ人はぜひ来て下さい。檜舞台を用意して待っています。」
「会社は常に7分咲きにしておきたい」と語る木村社長。
桜が「満開」だとあとは散るだけ。
7分咲き、8分咲きの会社に勤め、自分たちの力で花を開かせる楽しさ、やりがいを感じて欲しいとのこと。
桜が一番美しい7分咲きの会社で、総務・経理事務としてキャリアップをしてみませんか?
※この記事は、東北経済産業局「平成28年度東北地域中小企業・小規模事業者人材確保支援等事業((2)事業)」の一環で制作しました。
募集職種 | 総務・経理事務サポート |
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業務内容 | 【山形市】総務・経理事務でキャリアアップ◆年間休日126日/土日祝休み/残業月10H程度 ◆◇増員募集/公共建築物の木造化で受注好調/“木造建築”で世界一を目指す会社/ワークライフバランス◎年間休126日+計画有給5日/残業も少なく土日祝休みとプライベートも充実/福利厚生充実◇◆ ■本求人のPoint: ◎世界に誇る木造建築技術を持つ当社での総務・経理事務職 ◎総務職でキャリアアップを目指したい方歓迎! ◎経理事務や金融業界経験の方歓迎! ◎年休126日・土日祝休み・各種資格手当充実 ■お任せする業務: 【総務事務】 各種申請書類・資料作成、備品管理、システム・サーバ管理、人事・採用のサポート(新規採用活動等)、労務管理のサポート(社会保険等入退社に伴う各手続き)など。 【経理事務】 経理システムへの入力、入出金の手続き(ネットバンキング)、請求書まとめなど。 ゆくゆくは、総務部門長の右腕になって頂き、金融機関など社外の方との打ち合わせなどもお任せします。 ■入社後の流れ: 入社から半年程度は、先輩と一緒に仕事の流れや細かな段取りなどを教えてもらいながら業務を行ってもらいます。 ■組織構成: 山形本社 総務部 5名 ■働く環境について: ◇年間休日126日、土日祝休み、有給休暇の計画取得(5日)を推進◎ ◇残業月10時間程度とプライベートも充実◎ ◇住宅手当、家族手当など福利厚生が充実しています◎ ■当社について: ~木造建築を通して「都市(まち)に森をつくる」~ ◇1974年の創業以来、シェルターは技術革新によって木造建築の可能性をひろげてきました。接合金物工法「KES構法」、「木質耐火部材COOL WOOD」、「曲線・ひねり部材 FREE WOOD」などの先駆的な技術を開発し、大規模木造建築はもとより、高層の木造ビルや芸術的な木造空間といった様々なプロジェクトに挑戦し続けています。 ◇地球規模の気候変動への解決策として、また、人々が心身ともに豊かに暮らすことができる環境をつくるため、木造建築によって「都市(まち)に森をつくる」事業を推進いたします。これまでの枠組みにとらわれず、時代の変化に対応して社会から求められる役割を果たし、私たちの目指す |
雇用形態 | 正社員 |
勤務時間 | 8:30~17:30(休憩60分) 時間外労働有無:月10時間程度 |
給与 | <月給> 月額:210,000円~300,000円 + 各種手当 ■昇給:年1回(4月) ■賞与:年2回(8月・12月) <各種手当> ■各種報奨金制度:受注した物件ごとに報奨金あり ■資格手当: 公認会計士:40,000円、税理士:30,000円、社会保険労務士:30,000円、建設業経理士1級:10,000円、建設業経理士2級:5,000円 1級建築士50,000円、2級建築士15,000円、1級建築施工管理技士40,000円、2級建築施工管理技士5,000円 ※上記の資格を複数お持ちであれば、それぞれの資格ごとに手当を支給 ■住宅手当:賃貸の場合、家賃20%(上限2万円) 持ち家1,5万円支給 ■家族手当:配偶者12,000円、子1名毎5,000円 ■残業手当:あり ■通勤手当:同社規定による <給与補足> ※ジョブ型の人事制度を採用しているため、年功序列ではなく、スキル・経験等を考慮の上、当社規定により決定します。 |
休日 | ■年間休日126日+計画有給休暇5日(合計131日) ■週休2日制(休日は土日祝日) ■年間有給休暇10日~20日 (下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります) ■夏期休暇 ■年末年始休暇 ■慶弔休暇 ■産前産後休暇 ■育児休暇 (男性社員の取得実績もあり) ■介護休暇 ■生理休暇 等 |
福利厚生 | 【社会保険】 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 【福利厚生】 【各種制度】 ■各種社会保険完備 ■退職金制度 ■財形貯蓄制度 ■団体生命保険制度 ■定期健康診断 ※担当した物件ごとに報奨金制度あり ■賞与・昇給あり 【休暇取得実績あり】 ■産前産後休暇 ■生理休暇 ■育児休暇 (男性社員の取得実績もあり) ■介護休暇 ◎5日以上の連続休暇取得可能 |
勤務地 | 本社 山形県山形市松栄1-5-13 |
対象となる方 | 【必須条件】 ※下記いずれかの条件を満たす方※ ・経理事務の経験をお持ちの方 ・金融業界の経験をお持ちの方 ・日商簿記2級以上の資格をお持ちの方 【歓迎条件】 ~業界未経験・職種未経験歓迎~ ・社会保険労務士、公認会計士、税理士、建設業経理士の資格をお持ちの方(資格手当有) <必要資格> 歓迎条件:日商簿記検定2級 【求める人物像】 ・木造建築に興味や関心を持っている方 ・新しいことにチャレンジする意欲がある方 ・コミュニケーションを大切にできる方 |
入社予定日 | 随時 |
応募方法 | 下記『この求人について相談する』フォームからお問い合わせください(企業へはすぐに応募されません)。 |
選考プロセス | (相談から「企業への応募」までの流れ) ・『この求人について相談する』フォームからお問い合わせ頂きましたら、キャリアクリエイトのコンサルタントから今後の流れと求人情報の詳細についてご案内します。 ・今後の転職活動の方向性についてご一緒に考える面談をし、応募書類を整え、企業に応募するという流れになります。(※ご経験・ご経歴よりこの求人情報へのご応募が難しい場合がございます。予めご了承下さい) |
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