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  • 頑張る社長に寄り添う、やりがいを感じるいい仕事|山形市・黒沼共同会計事務所

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自分たち応援したい思うよう経営者と、お付き合いできる。だからやりがいも感じる。いい仕事だと思います。それは私だけでなく職員たちがそう思って付き合っていますね」。

そう話すのは、黒沼共同会計事務所代表の植村さん。

黒沼共同会計事務所は、山形市にある会計事務所(税理士法人)。

地域の中小企業や上場企業の子会社の税務会計顧問業務を担っている。

今回は、公認会計士又は税理士の資格を持っている方と、経験の有無を問わず会計事務スタッフを募集します。

「地域の経営者の力になりたい」という想いに共感する方が相性が良いと思います。

 

 

山形市旅籠町。湯殿山神社と文翔館を見下ろす建物に、事務所はある。

取材当日は、雪。

黒沼共同会計事務所は社員20名、山形県内では比較的大きめの中堅の会計事務所。公認会計士の黒沼憲が、1990年に設立(2015年に税理士法人化)し、在籍する公認会計士は3人、税理士1名。

上場企業の子会社など大きな規模の会社さんから、中小企業・個人事業主まで約250社をサポートしている。

事務所内の会議室には、社員の家族の誕生日の様子の写真が並ぶコーナーが。

「うちの会社は、社員と社員の同居家族の誕生日に、バースデーケーキと花束を送るんです。これは、共に家でお祝いした様子の写真とプレゼントされたご家族からのメッセージ。社員の働きやすい環境づくりに取り組む社内のリフレッシュチームが進めてるんですよ」。

そう話してくれたのは、植村さん。山形県東根市出身で、入社30年の公認会計士。

2022年に、創業者から事務所を引き継ぎ所長になった方だ。

両親が個人事業主(農業)だった植村さんは、公務員も会社員でもなく資格を活かした仕事をしたいと考え、会計士を目指し大学へ。卒業した直後に公認会計士試験に合格、英和監査法人(現・あずさ監査法人)に入社。上場企業や外資系企業の監査をしていたが、30歳の時に、奥さんと息子さんを連れて、山形にUターンした。

 

監査法人の会計監査の仕事と、地方の会計事務所の仕事って、何が違いますか?

「会計監査の場合、決算書が適正に作成されているかを監査するのですが、クライアントと利害関係をもたない独立の立場で仕事をします。だから担当も結構変わります。クライアントに寄り添ったアドバイスのようなことは職業上まずできません。

会計事務所の仕事がそれと一番違うのは、社長と同じ方向を向いて仕事ができることと、お客様から『直接感謝されること』なんですよ。

同じ方向を向いているというのは、社長がやりたいことを、私たちが税務会計をとおして実現のお手伝いをするということです。また、お客様が困っていることについて一緒に考えたり、アドバイスすると、お客様から感謝の言葉をいただくことも多いです。長いお付き合いをさせていただけます。本当にいい仕事だなと思いますね」

 

一般に、会計事務所の仕事は決算と申告書の作成だと思われている。請求書領収書から記帳代行を重視する会計事務所も多い。

黒沼共同会計事務所は、会計で会社は強くなれると考え、経営に活かしていただくために毎月の試算表を早く適切に作成し、経営の状況をクライアントに説明することを重視している。そのために会計帳簿をクライアント自身が作成できるよう、クラウド会計システムをいち早く導入し、入力指導・支援をしてきた。

更に、クライアントとの対話に力を入れていて、経営計画書作成セミナーはすでに200回以上開催している。中小企業庁の認定経営革新等支援機関、M&A支援認定機関でもある。

「事務所のお客様は、ありがたいことに応援したいと思う方々ばかりで、基盤は十分にあります。公認会計士や税理士の資格を持った方にとっても、そこに自分の好きなテーマや分野を加えたりする余力があり、うちの事務所で働く魅力になりのではないかなと思いますね」。

 

 

公認会計士の資格を持った先生がお客様(顧問先)に訪問するのは年に3~4回程度で、お客様との毎月 のやりとりは、会計事務スタッフがメインで担当する。

「たとえば、私たちが作った試算表の科目で、社長さんが気が付かなかった科目に関して説明すると『そういうところに気付いてくれてありがとう』と言われると、やってて良かったって思います。

そこの改善やっみる言われるとやっぱり嬉しいですね。

作成した資料をわかりやすく中身を説明できるよう事務所内で練習もしています。

会計事務所として面白いというのは、やっぱりクライアントの赤字を黒字にすること。自分がお手伝いできたという達成感を感じられるところです。といっても、私が関わったからと言って赤字の会社がすぐ黒字になるわけではないのですが、社長も苦しい中で頑張ってるんで、それに寄り添って”頑張っべ、頑張っべ”って言ってね・・・」。

そう話すのは、会計事務の吉田さん。入社30年の大ベテランの方だ。

会計事務スタッフは、事務所の中で業務をすることが多い人、クライアントを訪問するために外出する人などの役割があるそう。

取材した日も、事務所内に残る人と出かけた人の割合は半々くらいだった。

「オフィスの机は、『班』ごとに島になってます。4名程度の会計事務スタッフで構成する『班』の中で分担して、数十社のお客様に対応してます。

お客様の決算も班ごと。休んだときに問い合わせが来たら、班の他のメンバーが対応できます。

たとえば、作表(さくひょう)という作業をするとき、お客さんによっていろんな作り方があるんですが、このお客さんはこういうやり方で、あそこはこうやるとか、そのがみんなわかってる、班の中で分担して作業します。お客様の決算も班ごと。休んだときに問い合わせが来たら、班の他のメンバーが対応できます」。

「新しく入った人も、どこかの班に入って、同じ班の人から仕事を教えてもらう感じです」。

 

吉田さんは、『研修チーム』で長年、会計事務スタッフの研修を担当しているそう。

書類作ったりそういった作業細かく教えるじゃなくて。上司である税理士とか会計士にはちょっとハードルが高くて聞きづらい。こんなこと聞いてもいいのかな?みたいなことも聞けるよう雰囲気を作ってます。

そうすると、こっちの班ではこういうふうに言われたんだけど、こっちの班ではこう言われる、とか、ちょっとした班ごとのずれとか。あとお客さんとのコミュニケーションの取り方だとか。そういう質問も出てくるんですよね。

そういう疑問や悩みを解消する研修会を月1回ほどやってます」。

「私入っすぐ吉田さんの研修を受けさせもらいました」。

そう話すのは、入社10年目の戸田さん。戸田さんの前職は保育士。親の影響で会計の仕事に興味があり、やりたかった保育士を経験してから、簿記を勉強して、未経験で入社したそう。

 

「中堅になると、お客さんとのやり取りが多くなります。こういう場合どういう対応したらいいんだろうかという悩みが出てくるんです。そういったときは、実務研修で吉田さんや他のマネージャーさんが、私達に経験談や考え方をどんどん説明してくれたり。そういったことを教えてくれます」。

戸田さんは、全く違う仕事からの転職で、大変ではなかったですか?

全然違うだったので、できるっていう思いですごくドキドキしましたけど、決まったマニュアルがしっかりあったので、ありがたかったですね。

書類がどこに何が挟まってるかもインデックスがついて揃ってるので、初心者でも「あれ取ってきて」とか「あの書類見て」と言われても、どこにどの決算書が挟まってるのか全部わかりやすいと思います」。

そう言って見せてくれたのが、顧客ごとのファイルを管理する棚。「探し物をするほど無駄なことはない」の実践だそう。

顧問先の資料が、班ごとに、あいうえお順に並んでいて、ファイルの色にも決まりがある。ファイルの入れ物も通常時は黒、決算中は黄色など決まっている。

「うちの事務所は、きちっとしていますよね。時間をかけて段々とこうなって来ました。まず見た目の美しさを追求する。先生方とか先輩を見ていて、そこが黒沼会計が守ってきたところだなと思うんで、そこを崩しちゃいけないなって思います」。

10年ほど前からは、机の引き出しに入れる物とその数も決めるようになったそう。

「これだけの徹底ぶりを見ると、ぱっと見、ハードル高そうに見えますよね。でも、私もそうですけどそんなにちゃんとできる人ばっかしじゃないですよ。自分から整理整頓をなきゃって気合入ってる人はそんなにいない」と、植村さん。

整理整頓などの自己管理が出来る人でないと働けないのかと思いきや、そうでもないようです。

 

ちょっとした崩れから、あっという間にダダダーと崩れていくですよ。だから、維持するために、毎月1日に見直す日を設けてみんなで話し合っています。ここは崩れてたので直しましょうね、とか。

何かしら変化させとかないと、維持すらできなくなるんですよ。だから、普通でも維持できるよう、仕組みカバーする感じです」

こういった整理整頓を徹底することが、お客様の困りごとや要望に早く対応するための時間を確保したり、お客様の経営の数字の細かい点に気が付く力を養うことやスタッフが早く帰ることにもつながっているという。

 

「だから、うちの事務所が今まで守ってきた仕組みに一緒に取り組んでいく”素直さ”があって、更に磨いていく工夫を一緒にしてくれる人だとすごく伸びていくだろうなと思います。そんなに難しく考えることはなくって、良くも悪くも最初は”真似してればいい”と思いますよ」。

10年くらい前からは、「早く帰る」をテーマに徹底的に取り組んできたそう。

この画像は、リフレッシュチームが作っている、帰宅時間をグラフ化したもの。

週ごとに集計し、過去の同時期と比べることで、今の状況は時期的なものなのか、それとも別の要因なのか?傾向をつかむグラフを作っているそう。

「クライアントが増えて残業が増えた時期がありました。責任をもって期限までに終わらせる仕事だから残業しても仕方ないと、私も思っていました。でも皆さん家族もあるしやっぱり何とかしたいなと。

何にどれだけ時間を使っているかスケジュールを分析し、時期によって忙しさに波があった業務を平準化したり、1人で担当する業務を複数人に分散させるとか。それを実現するための取り組みをやってきました。10年以上前と比べれば相当早く帰ってます。今思えば働き方改革になったかなと思います」。

みんなで働き方の改善に取り組んできたんですね。

「取り組みを発表する会でそれぞれの取組状況に刺激を受けて、”うちは全然できてないな”と感じながら、また同じテーマで頑張ろう、ってみんなでやってきました」。

そう植村さんは話します。

 

「だいたい5時半・6時に帰ります。急ぎの仕事があるときは遅くなったりすることもあります。最初は帰っていいのかなと思ったりはしますが、すいませんお先に失礼します、って言って帰ります」。

そう話すのは、入社1年目の武田さん。

 

入社してみてどうですか?

まず周り優しいっていうあんまりギスギスしてないっていうか、雰囲気いいところよかっって思います。あと、自分はそんな几帳面ではないので、すごいきちっと揃えるんだな。そこまでするんだ、とびっくりしましたが、慣れると気持ちがいいです。」

 

仕事で必要な「小さなことに気づく力」を養うための活動として、黒沼共同会計事務所が大切にしているのが『掃除』。

社内のトイレ掃除(現在コロナ禍で休止中)や、山形駅前や羽黒山の鏡池の掃除を定期的に行なっているそう。

 

正直、行くまでは早起きするの大変だな、、って思ったりもしますが、行ってやってみるとやってよかったなって思うところがあります。草取りとかゴミ拾いをして綺麗になると達成感あります」と、武田さんは話します。

 

最後に、吉田さんと戸田さんに、この会社の魅力を聞いてみました。

「お客さんに信用されて働けることが一番」と、吉田さん。

「黒沼共同会計事務所に信頼と実績があるっていうのはすごく働きやすいです」と、戸田さんは話します。

小さい気づきを大事にしながら徹底的に、普通の人が出来る仕組みを作りながらコツコツと取り組んでいる黒沼共同会計事務所の仕事のスタイルに、素直に一緒に取り組んで行ける人は気持ちよく働けると思います。

募集要項

募集職種 1・会計・税務(公認会計士又は税理士) 
2・会計事務(税務会計補助業務スタッフ)
業務内容 1・会計・税務(公認会計士又は税理士)

税務会計顧問業務。事業承継支援、資産税申告業務

【具体的には】
税務会計顧問業務 
・法人(医療法人社団ほか非営利法人含む)
・個人事業の月次決算書の作成支援、説明及びアドバイス、決算申告業務
・創業支援・事業再生支援

事業承継支援、資産税申告業務
・事業承継対策と実施支援、相続対策と税務申告


2・会計事務(税務会計補助業務スタッフ)

税務会計に関する事務作業
 
【具体的には】
 ・パソコン入力業務
 ・月次試算表の作成
 ・法人及び個人の決算業務
 ・会計及び企業指導の補助

快いサービスと気づきで、お客様に寄り添うことを大切にしています。
雇用形態 正社員
勤務時間 8時30分~17時30分
給与 1.会計・税務(公認会計士又は税理士)
  月額給与 35万円〜65万円
  想定年収 525万円〜975万円

2.会計事務(税務会計補助業務スタッフ)
(1) 会計事務所に勤務経験がある方(日商簿記2級取得済みと想定)
  月額給与 23万円〜40万円
  想定年収 345万円〜600万円程度

(2) 税務会計事務の未経験者
  月額給与 20万円〜23万円
  想定年収 300万円〜345万円

*資格取得手当、顧問先の月次業務担当等での加算、
 残業手当等もあるためレンジで表示
*モデル年収  入社10年後 650万円程度可能
*事業会社の経理担当経験者の方は、経験内容を勘案して月額給与を設定
休日 ■日, 祝休み
■土曜(土曜は変動制)
■基本は土日祝休み
■年間休日数105日
■夏季休暇,年末年始休暇
■育児・看護・介護休暇取得実績あり
福利厚生 ■各種社会保険完備
■退職金制度あり
■社員研修旅行
■慰労会・忘年会
■永年勤続表彰
■お誕生日祝い
■制服支給
■有給制度(さらに一斉有給推進日を設定)
■産前・産後休暇、育児・介護休暇可
■健康診断あり
■インフルエンザ予防接種(希望制)
■資格手当、住宅手当(条件あり)
勤務地 山形市旅篭町3-1-4 食糧会館3階
対象となる方 1・会計・税務(有資格者)

(必須となる経験・スキル・資格)
・公認会計士又は税理士
・普通自動車運転免許(AT限定可)

(歓迎する経験・スキル・資格)
・公認会計士の場合は監査法人での会計監査経験3年程度以上、主査経験者は更に歓迎

2・会計事務スタッフ

(必須となる経験・スキル・資格)
・パソコン操作(Word・Excel)
・日商簿記3級
・普通自動車運転免許

(歓迎する経験・スキル・資格)
・日商簿記2級以上
入社予定日 随時
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HP https://kuronuma-ac.jp/

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