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【庄内】街なかで遊ぶDIY なイベント「ドゥワチャライク」

県内のイベント

【庄内】街なかで遊ぶDIY なイベント「ドゥワチャライク」

庄内酒田市

開催日 20151205

※この記事は、山形県に関わるイベントを紹介しているページです。
イベントに関するお問い合わせは、リンク先の各主催者へお問い合わせください。

ドゥワチャライク主催者の佐藤さんのブログはこちら　http://iam100show.blogspot.jp/2015/11/moroha.html

2015年7月5日、ドゥワチャライクは酒田MUSIC FACTORYで始まりました。
全国でも稀なこの｢ライブハウスを拠点にした街中で遊ぶDIYイベント｣は、多くのお客様を迎え、その笑顔とともに、勢いあるスタートを切れました。

1 回目のドゥワチャライクが終わった後、出店者さんやバンドさんに、「ドゥワチャライクどうでした？」と尋ねると、「新しいお客さんが出来た！」だったり、「休みの日に行きたいお店が増えた！」だったり。更には、ドゥワチャライクのスタッフをやってくれた人が、新しく何かイベントを立ち上げたり、それをみんなでリツイートしたり、シェアしたり。

18歳で｢山形なんもないわ｣と東京に飛び出し、23歳で｢やっぱ何かあるかも｣なんて都合良いことを言って帰ってきました。本業の農業、米シスト庄内を拠点に様々な人と出会い、広がり。山形での生活を経ていま感じていることは、山形になんもないと感じている人は｢繋がり｣が無い故に、そう感じるのかもしれないということです。全ての山形における人間をおもしろや音楽や匂いで引き寄せ巻き込み、更なるグルーヴを生むこと。それがドゥワチャライクの目的の１つです。

なので、ドゥワチャライクは、一見｢音楽イベント｣のように見えますが、山形の各地で暮らし、飯を食い、風呂に入り、買い物をして、音楽を聞く、皆さんが主役です。イメージ的には、｢音楽イベント｣というよりは、「収穫祭」や「文化祭」、さらには「産業フェア」といった言葉が近いかもしれません。それぞれがそれぞれの特技を披露し合い、拍手を送り合い、興味を持ち、後日訪ねたり、教えを請うたり。その繰り返しのきっかけを作りたいのです。

なので、ドゥワチャライクには、なるべく生活と音楽が延長線上にあるアーティストさんと、日々の生活の中で豊かさを満喫し、生み出している個人やお店に出演・出店して頂いています。

ドゥワチャライクは( シャッターが並ぶ商店街の) 街なかで遊ぶDIY なイベントです。会場となる酒田の街中は、それはもう完全ではありませんがいわゆる｢シャッター商店街｣みたいな空気感もあって、パッと見て閑散さを感じてしまうところはありますが、ドゥワチャライクに来たお客さんにとって、「自分がなにかやれるチャンスの場所がこんなに空いている！」くらいに捉えてもらえるよう、皆で祭を作り上げています。

フジロックフェスティバルでも、東京で日夜開催される音楽ファンによる音楽イベントでもなく、ドゥワチャライクが目指すものは、( 漠然としていますが)『日本の祭り100選』に加わるような、例えば「ねぶた祭り」であったり、「七夕」であったりの、「イベント」というよりかはむしろ「行事」といえるような、生活に密着した祭です。

日本各地で音楽を錬磨する人たちのもとに、山形で暮らす人がその中でつくり上げる食や作品が集まり置かれる時、沢山の人の、十人十色のアンテナに引っかかり、それがまた、明日以降の交流者たちの生活をより面白くすると信じています。どうか、新しい出会いを求めて、新しい刺激に敏感になりながら、楽しんで参加していただければ何よりです。冬の山形が最高って言いたい！