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【酒田モシエノ大學】スピーカー：鶴岡駅前のアメリカン雑貨屋ANCHOR(アンカー)阿部さん

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【酒田モシエノ大學】スピーカー：鶴岡駅前のアメリカン雑貨屋ANCHOR(アンカー)阿部さん

庄内酒田市

開催日 20150827

※この記事は、山形県に関わるイベントを紹介しているページです。
イベントに関するお問い合わせは、リンク先の各主催者へお問い合わせください。

山形の音楽シーンを11年支え続けているライブハウス『酒田 MUSIC FACTORY』を拠点にした庄内の知的好奇心・人生向上欲求を喚起するトークライブイベント「酒田モシエノ大学」
地元の若者(高校生・大学生・社会人)の視野が広がるような、自分に無限の可能性を感じられるような、他人の生き方に対して「それも有りだ」と思えるような、そんなトークライブを展開しています。

モシエノ大學11回目のスピーカーは、2011年より鶴岡駅前にてアメリカン雑貨屋を営む、ANCHOR(アンカー)の阿部さんです。

鶴商学園(現･鶴岡東)高校卒業後、鶴岡駅前のマリカにて、アパレルショップをオープン。当時阿部さんは19歳。そのバイタリティもさることながら、開業を実現するにあたり、周りの人の支えと、阿部さん自身の努力がそこにありました。

その後、仙台との2店舗展開を経て、仙台にて雑貨の問屋業を営みました。そのタイミングでの東日本大震災。倉庫も商品もお客さんも、色んなものを失った阿部さんは地元・庄内に帰ってきます。そこで、「自分が一番やりたいことをやろう」と、現在のお店をオープンさせました。周りから「絶対儲からないよ」「上手くいかないよ」と投げかけられる中、ただひたむきに自分の好きな雑貨を追求し、全国でも類まれな商品セレクトとお店の雰囲気作りに励みました。いくら人気があるキャラクターや雑貨でも、阿部さん自身が好きでない(思いを込めれない)ものはと置かないという徹底ぶり。結果、夏休みやゴールデンウィークには、日本中から「ANCHOR」に来たくて、若者が鶴岡を訪れるまでに。

そんなお客さんに阿部さんはこう伝えます。「うちは特にお店に入ったからって必ずしも買物しなきゃとか思ってもらわなくて大丈夫です。来て商品を見て手にとって、雰囲気を楽しんでもらえるだけでも嬉しいんです。10回来て1回でも買物してくれたら嬉しいんです。お話だけくる方も多いし、それだって嬉しいんです。」

自分の努力を認めてくれる、周りの人との出会いによって人生を大きく変えられてきた阿部さん。毎日お店を訪ねる、沢山の高校生や大学生に伝える、阿部さんだからこその優しさと愛に満ちた言葉を、１日だけMUSIC FACTORYにお持ちいただきます。