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第五回「雪調に学ぶ講座」今和次郎は終わらない〜雪とすまいの考現学〜

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第五回「雪調に学ぶ講座」今和次郎は終わらない〜雪とすまいの考現学〜

最上新庄市

開催日 20150328

※この記事は、山形県に関わるイベントを紹介しているページです。
イベントに関するお問い合わせは、リンク先の各主催者へお問い合わせください。

昭和の初め、雪国の農村経済を立て直しことを目的とし、農林省が積雪地方農村経済調査所（雪調）を新庄市に設置しました。雪調は雪国に住む人の生活や、雪が社会に及ぼす影響を詳細に調べ上げ、その具体的な改善策を提言する調査研究・指導機関で、研究対象は農家生活や農業経済、積雪、副業開発や農産物加工と様々な分野に渡り、その業績は雪国地方に幾多の光明をもたらしました。

また、雪国農村の再生には、農事の改革以前に住宅改善が必要だと初代館長山口氏と早稲田大学教授今和次郎氏は考え、雪調を舞台に雪国の住宅改善に関わる仕事を精力的に関わることとなりました。今氏は道行く人の服装を記録したりその時々の風俗の有様を、生態学や考古学の手法に習って調査・考察するという学問「考現学」を創始した人物です。

今回の講座では、雪国の住宅改善の為「実験農家」という今氏が当時日本で初めてモデル家屋を設け、実際に農家の家族に住んでもらい効果を確かめようとする居住実験を実施した様子を重点的に取り上げ、新庄市出身の東北工業大学教授沼野夏生氏と民族研究家の結城登美雄氏との対談という形で講座を開催します。

その他最上地域の取り組みについての報告や、郷土料理と地酒を楽しむ夕食会もあり、雪国の魅力を十分に楽しんでもらえる内容となっております。是非ご参加ください。お申し込みは下記にある佐藤恵一まで、電話かメールにてご連絡ください（締切：3/13（金））

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◎講座：13：30〜17：30（途中休憩有り／要予約）
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＜講座＞
「今和次郎は終わらない〜雪とすまいの考現学〜」
講師：沼野夏生氏、結城登美雄氏