※この記事は、山形県に関わるイベントを紹介しているページです。
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酒田モシエノ大學49回目の講師は、鶴岡市の荘内神社にて権禰宜(ごんねぎ)を務める石原和香子さんです。

鶴岡第四中学校を卒業後、鶴岡北高等学校に入学。3歳から15年に渡ってバレエを習っていたこともあり、高校卒業後は「ディズニーランドで ダンスをしたい」という夢を持っていました。しかしながら、進路を決める段階になり、父上から「伊勢に行きなさい」という突然の一声。

神社の 仕事を継ぐという予想をしてなかった和香子さんは、戸惑いを感じながらも三重県伊勢市にある皇學館大学文学部神道学科に進学します。

大学在学中も、神道を学ぶ一方で様々なアルバイトを経験、その中で行ったブライダルの仕事が、後の和香子さんに大きな影響を与えます。

卒業後は東京都赤坂にある乃木神社にて修行を重ね、2011年にUターン。神職として、普段のご祈祷、日々の神事の奉仕される他、結婚式の運 営や制作をしたりその仕事は多岐に渡ります。泣き相撲や節分祭、七夕、神社参集殿でのクラフトイベントなど、和香子さんがUターンしてから 始まった荘内神社のイベントも多くあります。

近年の御朱印ブームの中で、神社の取り組みに注目することが多くなった一方、神職者における女性の割合は1割と、非常に少ない現状もあります。

その少数派ゆえの悩みも抱えつつ、女性ならではの視点で、神社と街に和香子さんは向き合い続けています。「神社に色んな人が気軽 に来て欲しいですし、地域の人たちがフラッと来て、楽しんでもらえる場所にしたいんです」と笑う和香子さん。

かつては神社で働くことを望んでいなかったとは思えないほど、毎日笑顔で境内を動き回り、沢山の参拝客と触れ合うその姿を、支えている「気持ち」の内側に迫ります。

普段生活する中で、なかなか触れる機会がない神職という仕事。神社に行くことにちょっと緊張することもしばしば。

「庄内総鎮守」として、鶴岡市の真ん中から、山形庄内の暮らしを見つめ続けて来た「神社の仕事」に触れることで、普通と特別の垣根を越えた、「仕事と生活に対する 向き合い方」のヒントを探る夜になればと思っています。是非お気軽にお越しください。

〜モシエノ大學ってなんだな?〜
山形の音楽シーンを12年間支える酒田駅前のライブハウス『酒田 MUSIC FACTORY』を拠点にした、仕事と人生をテーマにしたトークライブイベントです。高校生・大学生・転職希望者のような、人生の岐路にいる人の選択肢が少しでも広がるような、他人の選択に対して「それも有りだ」と思えるようなトークライブを目指しています。毎月第3木曜日に開講!トークライブ終了後には毎回交流会を開催しております!こちらは希望者はどなたでも参加できます!お友達と一緒でもお一人でも、お気軽にお越しください!

開催日時

■日時
7月19日(木)
18:30時開場 19時00分開演

■会場
酒田MUSIC FACTORY
〒998-0832 山形県酒田市相生町2-1-6
酒田駅から真っ直ぐ道なりに進み、左手に山形銀行のある交差点で左折、曲がってすぐ右手にあります。

■料金
¥500

■お問い合わせ
酒田MUSIC FACTORY(松浦)
0234-24-8502
0234-22-2705のどちらか

■主催者
酒田モシエノ大学
→facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/588605251525059/