知らない土地に引っ越してきてから、病院に行かなければならなくなると、とっても不安。

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(置賜地方の桜)

普段から持病などでお医者さん世話になってる人は、”言わずもがな” で調べると思いますが、問題は自分のように、イザという時に「やべぇ~、困った」となるタイプの人です。どこへ引っ越しても、土地勘がない移住者にとっては、最初のうちは現地情報は耳に入り難いものですが、その一つが医療情報とも言えるでしょう。お医者さん情報は、毎日、 MUST で必要な情報ではないから、見落としがちになりますよね。

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(通院中の病院がある高畠町)

 困ったときに頼りにしたい、山形県の医療・健康関連事情はどうなのか?山形県の医療・健康についてのランキングページを集めてみました。データの信憑性は鵜呑みにできませんが、参考までに。

* 山形県の医療、健康 (http://grading.jpn.org/area060003p18.html)病院の数は、全国と比較すると、少ない方ですね。。

* 歯科診療所数 (http://todo-ran.com/t/kiji/14422)人口10万人あたりの歯科診療所数は、全国と比較しても多くない。とはいえ、歯医者さんは過当競争まっただなからしいしね。。

* 現役医師数 (http://todo-ran.com/t/kiji/10355)人口10万人あたりの医師数も、平均より低いものの、東北ではやや良い方みたいです。

 

とはいえ、数と質がイコールではないだろう、ということで、今回は、地域おこし協力隊として土地勘のない場所にやってきて置賜地方で病院探しをしてみた実体験をお伝えします。

 

 歯医者探し

(1) 1年ぐらい前に、左上の奥歯に痛みを感じるようになったので、評判のいい歯医者を探そうとネット検索しました。 都会では使えるこの常套手段も、この辺では今一つ。 理由は、掲載医院の軒数が少なく、いわゆる口コミサイトの情報も少ない。 仮に評判のいい医院であっても、口コミする人がいなければ情報は伝わらないですからね。 そこで、ネット経由のサーチはギブアップ。

(2) 周囲の地元の人達に聞いて、アナログな口コミ情報に頼ろうと思ったが、「知らない」とか、「山形市まで行ってる」とか、地元の人達も情報をあまり持ってない様子。 7-8人に聞いたんですがねぇ。。。。

(3) そんな中、2人が、「米沢のOO歯科が評判良い」と言うので、行ってみたところ、、、

(4) 細かく話すと長くなるので割愛しますが、今一 のレベルでした。 「左上が痛い」と言ってるのに、「前歯が虫歯のようだ」と、関係ない箇所の話ししかしないので、途中で帰ってきました。

 

皮膚科探し 

同じく1年ぐらい前に、足裏にウィルス性のイボができたんですが、イボと判明するまでの医者探しでは、こんな事が ↓↓↓

(1)~(3)は、歯医者探しと同じ流れ。 今回は、米沢の皮膚科に行ったところ、、、

(4) ロクな病状説明もなく、いきなり液体窒素薬を患部にジュー。 最後に、「イボだから毎週1回、治療に来て」とだけ言っておしまい。 「オイオイ、お前の言ってる事、本当かよ?」

(5) これは怪しいとピンと来たので、さらに3-4人に口コミ情報を尋ねたら、高畠町のとある医院が評判良いと判明。 確かに、そこは丁寧な対応で、ちゃんとしています。

 

動物病院探し

話しはちょっとそれますが、これも地方の病院事情の象徴的な1つなので、紹介を。

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今住んでいる川西町には、動物病院がありません。 隣の米沢市や南陽市にはありますが、車で15-20分、町はずれからだと30-40分走る必要があります。 夜間の急患受付も、ネット検索によれば置賜地域では無いようです。

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といった状況なので、もし、ペットが事故にあったり、異物を飲み込んで苦しんだりした時に、「ヤバイ! 早く医者に行かないと!」とあせってる間に、神様のもとに旅立つ危険性は高く、なるかもしれません。。。。

 

地方の医療格差 ≠ 地方の医療レベルが低い 

どの地域でも、腕の良い医者はいます。問題は、そこに辿り着くまでの「情報格差」が都会に比べて大きい、というのが実体験を踏まえての印象です。 

それを念頭において、置賜地域でのリサーチ対策となると、やはり現地の人の、生の情報を聞くのがベストのようです。この辺ではネットの威力よりも、人づての情報の方が主流と言えます。

しかし、移住前の人にとっては、それも難しい。 そこで、どうするか?? やはり移住前から現地コネクションを作っておいて、情報ゲットの準備も進めておくと良いでしょう。 もちろん、いきなり飛び込んで、「何かあれば、周りの人に聞きまくる」というパワープレイもOKです。 しかし、特に小さなお子さんや、高齢者の家族がいる人であれば、”備えあれば憂いなし” 作戦の方が、移住後のトラブル回避に役立つと思います。

 

 まとめ

いずれも個人体験談に基づいてますが、医療格差のイメージは分かってもらえました? これは、私が住んでいる置賜地域での話しなので、他の地方でも状況が同じとは言えないと思います。 いずれにせよ、これから移住を考えている皆さんは、「現地の医療環境、どうなの?」というのを事前チェックしておくことをおすすめします。

せっかく「新しい土地で、新しい人生の扉を開こう!」と考えているのに、「医者がいないのは、ちょっと。。。」という理由だけで諦めるのはもったいないですからね。

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松田智宏

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松田 智宏