先日、未来ラボツイッターアカウント(@mirai_lab)で編集Eがこんな投稿をしました。
GWに観光に来るのはNGだけど、今県内にいる県外の人や車はインフラ関係とかコロナ以前に来てる人かもしれない。
貼り紙したり問い詰めたりするんじゃなくて「何が大切なのか」、こういう時こそ想像力を働かせてみようね。(編集E)— ヤマガタ未来ラボ@GWはお家で楽しく過ごそう (@mirai_lab) May 1, 2020
そうしたら、こんなリプが、、、
県外出身者、山形在住です。
うちの職場は県外出身者が多く、所有権の関係で県外ナンバーの車に乗ってる人も多いです。まるで犯罪者みたいな扱いされて、本当に悲しいです。山形好きで住んでるのに。。。— くるみ (@kurumichihuahua) May 2, 2020
同じ山形県民として悲しい。。。
ヤマガタ未来ラボは、UIターン支援にも力を入れているので、県外出身で山形在住の方の気持ちを思うと、心が痛みます。。。
そんなとき、こんなステッカーがあることを知りました。
ステッカーを作成した山形交響楽団 専務理事兼事務局長の西濱さんにお話を伺いました。
ステッカーを作ろうと思ったのは、どんな経緯だったのでしょうか?
西濱さん:「「コロナウイルスは県外から持ち込まれる」という印象を地方都市ではもたれてます。私も含め、県外からの移住者や短期の転勤や単身赴任の人って、ある程度県外ナンバーのまま乗る人が多いと思うんです。私の場合もローンが残ってて所有者が大阪のディーラーだったので。 県境での検温策とか、封じ込めというよりも「持ち込ませない」施策の中で県外ナンバーへの風当たりが強くなってきたことが、きっかけです。 コロナウイルスで人の気持ちがささくれ立つなかで、穏やかに誤解をときあうきっかけになればなーと思いました。同じ作るなら、カッコいい方がいいので、知人のアーティストに頼んだ次第です。
警察からも侮辱されたり、白い目でみられたり、実際にいたずらされた人もいます。コロナウイルスがコミュニティを分断するきっかけにも、なってます。」
このステッカーを作成したのは、山形県在住のアーティストの「いぬまる ぜの」さん。
ステッカーは、いぬまるさんのオンラインショップで購入することが出来ます。
他県ナンバーの方を心配する山形県民の声も。
失礼します。
うちの会社には居ないけど、隣の会社には居ます。毎日関東などから通ってるはずはないですから、きっとこっちに住んでるんだろうな、と思っています。
直接知ってる訳ではないですが、どうしてるのかな?と少し心配しています。— アンディ (@CXnlWfjPt5jifaE) May 2, 2020
他県ナンバーの車は、観光で来た人か、以前から山形に住んでいる人か見分けがつきませんよね。
いま山形県内を走ってる県外ナンバーの車は、コロナ以前に来てる人かもしれない。
想像力を働かせたいものですね。